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牡蠣の味? 高級食材オイスターリーフ

オイスターリーフの花が咲きました。

オイスターリーフは、肉厚の青みがかったシルバーカラーの葉が、食すると牡蠣の風味に似てる事からオイスターリーフという名前がついた高級食材。

私、牡蠣は苦手で食べられないのですが、オイスターリーフは大好きです。シャキシャキして独特な風味が美味しいです。
初夏に咲く美しいブルーのかわいい花もエディブルフラワーとして楽しめます。

オイスターリーフは、ポレニウムや薬草となるプルモナリアと同じムラサキ科。

ムラサキ科は青の美しい花が多いです。

ポレニウム
プルモナリア

そんなムラサキ科の中でも美味しく美しい高級食材、オイスターリーフのご紹介

〈オイスターリーフ〉

和名 浜弁慶草(ハマベンケイソウ)

英名 Oyster Leaf (オイスターリーフ)

別名  オイスタープラント 
     シー・ブルーベルズ

ムラサキ科 ハマベンケイソウ属 耐寒性多年草

カナダ、グリーンランド、北極海沿岸などの北欧原産

学名 Mertensia maritima
      (メルテンシア・マリティマ)

   属名のMertensiaは、ドイツ植物学者Franz Karl Mertensの名から。ムラサキ科を意味する。

   種小名のmaritima は、「海の、海浜生の」の意味。

花期 5月~6月

草丈 15cm~30cm

利用部位
生の葉を食用。朝の香りが良い時に収穫
する。
花はエディブルフラワーとして利用。
ビタミンやミネラルが豊富で生食がおススメ。

オイスターリーフは、日本ではハマベンケイソウと言われ、日本では、北海道や東北など、海外では朝鮮半島、北欧、北米、オホーツク海沿岸まで主に海岸の砂地や礫地に幅広く分布、自生しているそうです。
北米には、ハマベンケイソウ属は20種ほどあるそうです。

私が育てているのは、'Silver Ocean'という種類です。

オイスターリーフは、発芽率が低く、温度管理も難しいです。
栽培方法は、マルシェ青空さんが、詳しく、かなり参考になります。かなりおススメです。

マルシェ青空さんでは種子も購入できます。

また、ありがたい事に、発芽に関しては玉川学園農学部の卒業生の研究がネットに出てました。

玉川学園農学部の卒業生の研究によるとオイスターリーフ種子の休眠打破に効果的な
低温処理の方法の確立↓

オイスターリーフ種子の休眠打破には2℃の湿潤環境で4~8週間の低温処理を施し、15~25℃の環境で発芽させることで、高い発芽率が得られたと。

詳しくはこちら
玉川学園農学部 上原 歩 准教授指導 2021年度卒業の持続的農学領域の卒業生による研究紹介より

私は休眠管理を冷蔵庫でしてましたが、冷蔵庫では温度が高かったのか…
そんな事で今年は苗で、種子取りできると良いなと思います。

私の畑の引っ越しの連続は、もう畑を借りたくない!と、移住を決意させてくれましたが、引っ越しの度に泣く泣く手放してきた思い入れがある大事に育てた果樹や宿根草を思うと切なくなります。

オイスターリーフもそんな植物のひとつ。
栽培が難しいからこそ、気を使い育てていたので、花が咲いた時のよろこびはひとしおでした。

気候的には合わない土地ですが、あの時のかわいい花が見たい!そして感動がまた味わいたくてまたオイスターリーフ育てる事に。

熊本は日差しが強く、直射日光では、すぐ葉がしんなりしてしまいます。
なので直上植えを避け、プランターで半日陰で育てています。

蒸し暑い土地では、栽培に気を使いますが、それを忘れるくらい魅力的な植物です。

植物って、個性的で楽しい。
いつも元気をありがとう。

自然の恵みに
感謝♾合掌

参考元
https://www.saiyu.co.jp/blog/flower/?cat=859

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