見出し画像

ロシアの青い松ぼっくりのジャム? ヴァレーニエ

ロシアの松ぼっくりのヴァレーニエって知ってますか?

ヴァレーニエとはロシア語で、果実の砂糖煮を意味するそうです。ヴァレニエは果物、ナッツ、野菜、花などを砂糖で煮て作るシロップのようなゆるめのジャムのようなもので、ロシアでは、青く柔らかい松ぼっくりを砂糖で煮てヴァレーニエにして食べるのだそうです。

松ぼっくりヴァレーニエ


うわ〜畑の松で作りたい!って、ずっと思ってたんです。それなのにすっかり忘れていて、気がつくと畑の松は、もうほとんど硬い松ぼっくりなってしまったのですが、わずかに青い実が残ってたのを摘みました。

松ぼっくりはビタミンC、ビタミンP(フラボノイド)、ビタミンB群が豊富で、ロシアでは昔から去痰剤や利尿薬として、またビタミン剤の代わりにも親しまれてきたそうです。


〈青い松ぼっくりの効能〉

免疫強化、食欲増進、疲労回復、寝不足、頭痛、風邪予防、気管支炎、喘息、インフルエンザの治療、歯肉、喉、鼻、耳の疾患有効だとか。

さっそく作ってみました。

小さい青松ぼっくりの方がアクが少ないそうなので、できるだけ小さいめのものを選ぶと良いと思います。

先に言っておきます。この作り方、えぐみも強くて美味しくないです。
なんとか、食べられるレベルです。
いや、人によっては食べられないかも。

下に別の作り方のせました。
そちらを参考に作った方がいいかもしれないです。

〈松ぼっくりのヴァレーニエ〉


〈材料〉

青い松ぼっくり 100g
てんさい糖 100g
レモン汁 1/2個分

〈作り方〉

摘んだ松ぼっくりを洗って、一晩水につけて水を変えながらアク抜きをする。

松ヤニがすごい出ます。手がベトベトに…


水から茹でて、沸騰したら茹でこぼし15分ほど茹で弱火で茹でアクを抜きます。

すごい松やに出てきます。
でも、部屋中いい香りがします。


松ぼっくりとてんさい糖、レモン汁を入れてしばらく置いた後、火にかけ、松ぼっくりが柔らかくなるまで20〜30分ほど弱火でコトコト煮ます。

15分くらいたつと赤くなってきました。 

すごく良い香りですが、渋みもすごいです。

こんな感じ?とてもジャムとしては楽しめない…
おいしい感じではないですが、薬的に利用は良さそうです。 

後で他でレシピ見つけたのですが、こちらのやり方の方が良さそうです↓

参考 ガラパイア↓

作り方のってました。
以下抜粋↓

・洗った松ぼっくり約2kgを水に入れ30分ほど煮る。

・12時間放置した後、松ぼっくりをいったん取り除く。

・残った液体に砂糖(1lにつき1kg)を加え、濃い紅色になるまで煮詰める。

・一度除いた松ぼっくりを再び入れ混ぜ、5分煮る。

・液体1lにつき松ぼっくり6~8個の割合で煮沸した瓶に詰める。

えっ?実取り除くの…

多分、こちらの作り方だとえぐみ少ないのだと思います。

実を食べるというより、煮出したエキスを取ってジャムに利用する感じですね。

もう青松ぼっくりはないので、作れませんが…

食べた事ないものを作るのって正解がわからないので難しいですね。

参考にこちら購入してみました。

ちょっと、えぐみがありますが、不味くはないです。
ヨーグルトにかけたりでぜんぜん食べられます。

少量で作ってみてよかった…
部屋は良い香りになりましたが…  

失敗もいろいろ知れると楽しい。

作ってみて思ったのですが、かなり香りと油が出ます。あっ、これジャム作るより、蒸留水したら精油が結構、取れるのでは?と思いました。
しかも良い香りの芳香蒸留水が取れそうだと。

今度は、ジャムより、蒸留してみたいと思いました。ご興味ある方は簡易蒸留器が売ってますので、ぜひ挑戦してみては?

蒸留器はリカロマやハービック、らんびき、アレンビック、ハーブウォーターメーカーなどいろいろありますので使ってみても。

我が家は手作り蒸留器です。ハーブだけでなくとうもろこしの葉や芯などからも蒸留できて楽しいですよ。

いつも好奇心を満たしてくれる
自然の恵みに
感謝♾合掌

参考元 松ぼっくりヴァレーニエ販売ヴィクトリアショップ内ロシアの専門家が手掛ける医療系サイトより引用

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?