どんぐりコーヒーの歴史と作り方
愛犬の散歩で行った公園でどんぐりを拾いました。
今回は私の大好きなどんぐりについて、
どんぐりコーヒーの作り方と、どんぐりコーヒーの歴史をご紹介したいと思います。
まずは、どんぐりコーヒーの歴史から
どんぐりコーヒーは、ドングリを焙煎して作ったコーヒーです。玄米コーヒー、たんぽぽコーヒーやチコリーコーヒーのような代用コーヒーのひとつでもあります。
コーヒー栽培は 17世紀から19世紀にかけての300年間で、世界中に広まっていきました。
しかし、それは平和的な流通ではなく、ヨーロッパ諸国による過酷な植民地支配と、しれつな覇権争いの結果によるものでした。
現在のドイツあたり、旧プロシアはコーヒーの産地に植民地を持ってなく、18世紀にコーヒーの消費が増加し国内で消費するコーヒーをすべて他国から輸入するよりなく、 それが通貨の国外流出の一因となっていました。 外貨が減っていくため、フリードリッヒ大王は、1777年9月13日にコーヒーの禁止令を布告、更に1781年には「王室以外でのコーヒーの焙煎を禁止」し、不法焙煎の取り締まりが行われました。そのため、別の物でコーヒーの代用をする、代用コーヒー産業が発展し、その材料の中にドングリが使われたて、飲まれていたそうです。
アメリカでは南北戦争の頃に、ドイツと日本では、第二次世界大戦の時に飲まれていたそうです。
ドングリが含まれる代用コーヒー「Koff」(J.J. Darboven社製、ドイツ、20世紀中頃)
参照
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/どんぐりコーヒー
https://www.cairn.co.jp/coffee/history09.html
まずは、どんぐりの選別の仕方
どんぐりはアクが強いのでそのままは使えないのですが、今回、アクの少なく糖質の多いマテバシイを使います。
① 拾ったどんぐりは、大きめの鍋又はバケツに入れて水を多めにさします。
② 浮いたどんぐりは、中に虫がいたり、傷んでいるので捨てて下さい。
③ 手でかき回して浮いてくるのもあるので、浮いたどんぐりを取って、半日から一晩置きます。
④ ざるでよく水を切り、天日、またはディハイドレーターなどの食品乾燥機でしっかり乾燥させます。
天日乾しの場合3日位かかる事も
⑤ 殻は梅割り器、クルミ割りペンチなどを使って縦方向に割ります。
きちんと乾燥させていたら割れやすいです。
我が家は梅割り器の改造版を作って、割っています。
割った物はさらに乾燥させて下さい
さて、どんぐりコーヒーの作り方ですが、続きは次回に
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