カボスと菊芋の花コーディアル
尊敬する菊芋博士のよしこさんから菊芋の花を朝摘みさせて頂きました。
そして、これまた尊敬し、いつもお世話になっている助産院の先生から徳島産の無農薬カボスをたくさん頂きました。
菊芋の花は金色のキレイなシロップが出来るのですが、香りがほとんどないので、金木犀シロップのようにゴウジャスさが出ません。なので、ちょうど頂いた香りの高いカボスはありがたい。
この2つを組み合わせてコーディアルを作りたいと思います。
〈菊芋の花とカボスのコーディアル〉
〈材料〉
カボス 10個
水 200ml
菊芋の花 10g(約20個くらい)
花20個分で約10gの花びらが取れました。
菊芋の花は普通の大きさで朝摘みのとれたての場合1個約0.5g程(萼を除く)です。
朝摘みを素早く使って下さい。
どんどん水分が失われて新鮮さがなくなります。
〈作り方〉
①
カボスを絞り、ジュースを取ります。
約100mlくらいのジュースが取れました。
②
鍋に皮と種と果肉と水を入れて蓋をして煮立てます。
沸騰したら弱火で5分ほど煮出します。
この時カボスの花の香りが逃げないように、鍋に蓋をします。
蓋に穴が空いていたら、穴はマスキングテープなどで塞いで下さい。
5分ほど煮出したら火を止めて蓋をしたまま冷まします。
香りがとても良いです。
無農薬だと皮の香りも出来るだけ料理したいですね。
③
別の鍋にお湯を沸かし、酢を小さじ1入れます
④
菊芋の花を網に入れてボウルに水を貼りゆすり洗いします。
⑤
③に④を入れて、サッと湯通しし、冷水にさらしてしめ、その後、手で絞り水気を取ります。
⑥
②をザルで越して種と皮を取り、絞って水分だけ取ります。
⑦
計りの上にボウルを乗せ、①で絞ったジュースと、⑤の水気を、切った花びらと、⑥の皮の香り成分を取り出したものを入れて重さを計ります。
⑧
重さの1.1倍のてんさい糖を入れて、さらに混ぜます。(この場合、192gなので、約211g)
⑨
煮沸消毒した、瓶に空気を入れないようめいいっぱい入れて、冷蔵庫で冷やし保存します。
酵素を活かすため、果汁は加熱せず、生絞りのままなので、常温に置いておくと発酵してしまいます。冷蔵庫で必ず保存して下さい。
さっそく、できた菊芋の花とカボスのコーディアルで豆乳ラッシーを作りました。
〈菊芋の花とカボスの豆乳ラッシー〉
〈材料〉
豆乳 180ml
菊芋の花とカボスのコーディアル 大さじ3
〈作り方〉
グラスに入れて混ぜるだけ。
さっぱりした美味しさです。
カレーに合いそうです。
血糖値が気になる方はこちらの菊芋パウダーを小さじ1入れて飲んでみて下さい。
赤菊芋パウダーは高温加熱処理ではなく、低温乾燥で酵素を活かして作られています。
スムージーなど、加熱しない場合にオススメです。
加熱してもかけるだけなら良いですが、クッキーやパンなど加熱調理で使いたい場合、白菊芋パウダーがオススメです。
高城商店 菊芋パウダー
https://takagi.shop-pro.jp
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?