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辛い状況から逃げてはダメって誰が決めたの?

私は5年前、忙しすぎる仕事を辞めた時、心が病みそうになった時、プライベートでも色々あり人生で1番弱っていた時「長年勤めた会社も辞めたし、しばらく休もう」と決めた時に。

布団の中で思ったことは
「もうさんざんがんばってきたから疲れた。これ以上がんばれない。死んでもいいかな」だった。  私がこの世からいなくなってももういいのでは?会社を辞めたらそれが実感に変わった。

そして横たわりながら天井を見上げて何のやる気も起きず、ずーーっと寝ていた。今までの寝不足と疲れを癒すように。泥のように。

。。。目が覚めると思った。

もうがんばらなくていいんだ。
無理なんてしなくていいんだ。
心ゆくまで休めるんだ。
どこへ逃げたっていいんだ。
そう決めて、、気づいた。

責めていたのは自分。
追い込んだのは自分。
もうこれからは自分で自分を大事にする。
やっとやっとそのことに気づいて
生き直すことにした。

そして何ヶ月かゆっくり休んだら
元気になってやる気が出て今の本業の資格を取り、個人事業主としてスタートし、本を書く勉強もして電子書籍を出版した。
何年も勉強したけど。それを努力とは思わなかった。自分の好きなことやりたかった仕事なので、ただ楽しくて夢中で勉強した。
勉強しながら修正しながら私はそれらを生業として生きた。

お金に困るとか、将来の不安はなかった。
なぜなら「もう2度と頑張らない。無理するくらいなら死んだ方がまし」そう決めていて、この貯金がなくなったら、ホームレスになったっていい。河原で草を食べて生きてやる。それでも無理ならこの世とおさらばだ!そんな強い覚悟があった。

それくらい私は、自分を大事にすることの大切さに気づいた。体が心が健康でなければ何もできない。まずは自分を整えようと。好きな勉強をしながら自分を整えることに専念した。

それを5年以上続けて今の自分がある。

私は不幸で貧乏な家庭に生まれた。
この世の苦悩のオンパレードか!ってくらいに。
父はアル中で夜に暴れて母を殴っていた。母は子供を守るためにずっと殴られていた。いつか死ぬのかもしれない。私たち子供が殺されるのかもしれない。そんな恐怖と不安の中で育った私は「安らかに平和な気持ちで眠りたい」たったひとつそれだけが私の願いとなった。

そして自立し、色んなことを乗り越えて大人になり、自由になった今。

たくさん寝る、たっぷり気持ちよく寝て気持ちよく起きる朝✨夜寝る時によけいな悩みに思考を巡らせたり不安なことを考えない。横には愛犬がお腹を見せて寝息を立てている。明日は何を食べようか?どこへいこうか?やりたいことは何か?そんなことを考えてワクワクしながら眠る夜が続いている。

すると。。。

朝起きたらさわやかで。
今までにない開放感✨
言葉では言い表せない心地よさ✨
自由なんだ私は。

自分の思い込みからの解放。
「逃げたらダメだ」という思い込み。
家族から、仕事から、世間体から。
そんなもので自分を縛っているのなら苦しめているのならすぐに逃げたってよかったんだ。

たくさん休んで気づいたことはそのことだった。

それは私の人生を大きく変えていった。
見える世界は今までと180度違って見えた。
自由でやさしい美しい世界だった✨

そして現在は好きな仕事、やりたいことしかしていない。

この自由さと心地よさ、もうすでにあったのに気づけなかった。
今まで気づかなかった、忙しい忙しいとあくせくしてイライラして。私は不幸だからと自分で決めつけて。いや、決めつけなくていい。
辛い状況から逃げてはだめって誰が決めたの?不幸な環境だったら逃げればいい。自分を苦しめる仕事なら辞めたらいい。他人に何と言われてもいい。自分の人生なんだから。他人にはわからない。まわりの言葉はうわべだけのただの雑音。

ちゃんと真剣に聴くのは自分の心の内側の声だけでいい!


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