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改めて感じる銀座の魅力~私の好きな1000の物(268)~

十八世中村勘三郎十三回忌追善猿若祭二月大歌舞伎


十八世中村勘三郎十三回忌追善 
「猿若祭二月大歌舞伎」夜の部を見てきました。

最初の演目「猿若江戸の初櫓」の踊りでは
江戸で初めて幕府の許可を得て櫓をあげた、
初世勘三郎の猿若座(後の中村座)にちなんだ
明るい踊りです。

中村屋は1624年に江戸に中村座を建て、
江戸歌舞伎を創始した由緒正しいお家柄なんですね。
定式幕の色はおなじみのいわゆる歌舞伎揚げ色ではなく、
黒、白、柿色なんですね。

もう400年も続いている江戸歌舞伎を
今も私たちが見ていると思うと感動します。

そんなワクワク感を感じながら、
帰りに銀座の街を通るときらめく夜の銀座通りが
なぜか本当にゴージャスに見えました。

いつも見ている景色がより美しく見えるのは
自分の心の状態なのかもしれません。


(268)輝く東京の街

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