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「スキマ草につい目がいく」

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スキマで生きている、植物たちのことを書いています。
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2021年6月の記事一覧

オオバコ だい!

わざと踏まれることで、種を増やす・・・。Eテレの「又吉直樹ヘウレーカ!」で観たんだと思います。 確か小学生がオオバコの研究をしての、何とか。(詳細を忘れてしまう凡人です・・・) それからはオオバコを見る目が少し変わり、だからのここにいる、のね、と納得です。この頃の時期に会えますね。無意識に踏んづけている方、いっぱいだと思います。でもそれでいい。それが彼らの本望なので。 上の写真を引くとこんな感じです。車にも轢かれる。

スキマにいても花も実も

花は白くとても小さく、釣り鐘タイプと言うのかしらん? の花のその後は、5ミリほどの実がたわわに生り、それは緑色から濃紺色へと変化してゆく。 アスファルトに穿った単管パイプの、そのスキマにしっかりと根を張る。  このしっかりモノの植物の名前は分かりませんが、感動しました。

スキマ草に、気をつけて

花壇からはみ出したり、壁やアスファルトのスキマから生えていたり。そんな植物たちを愛でることを趣味の一つとしています。 しかし、時に周りの気配に気をつけなければいけません。この、花壇から脱走(?)したらしき歩道とのスキマに生息していたパンジーを見つけてあら可愛い写真でも、と近寄ろうとしたら、目の前を自転車がぱあああ〜っと、 通り過ぎていきました。 かなり危なかったと思います。コンマ何秒の差で、自転車とぶつからずに済んだ、という感じ・・・。 どなたさまも、一歩踏み出すとき

排水溝からの、まさかの桜?

壁に付随する排水溝らしきモノから、桜っぽいスキマ草(植物)が、生えていました。もし桜なら、ソメイヨシノは周りにたくさんあります。 しかし花を見る前に、抜かれてしまいそうなポジショニングで、心配です・・・。

アカメガシワもアチコチで No.2

電柱の支線に巻きついている黄色のあのカバーのたもとに、アカメガシワをよく見かけます。なんて言いながらそこに限らず、他の場所でもですが。 一度その目ができると、草むらの中からでも、アカメガシワにピントが合います。アスファルトの割れ目でも、草っぱらでも芽を出すアカメガシワ。たくましい。 昔からこうだったのでしょうか。それとも最近の温暖化に伴って、活発になっているのでしょうか。 何はともあれ、一度ピント合わせができてしまったので、これからもアカメガシワ にピントが合い続けるこ

どこにいてもスキマ草が気になる

アスファルトやコンクリのスキマで生活している植物たちのことをスキマ草と呼んで、楽しんでいます。 外に接している建物の、ほんのスキマに小さな草を見つけると、心配になります。近い未来に起こるであろうことを想像してしまうからです。それはーーーニンゲンに、引き抜かれる。 上の写真のスキマ草も、見つけてから1ヶ月くらいは無事でちょっとずつ成長していましたが、ある日、抜かれていました。合掌。 漂着した場所が悪かったですなー。