わがやのCOVID-19狂騒曲 その2

土曜日午前。末っ子小児科受診。
実は引っ越したばかりでかかりつけがない。
たまたま近所の小児科が発熱外来をやっていて、病児保育室も併設ということで今後のことも考えてこちらにしてみた。
自転車で行くか車で行くか迷ったが、発熱外来は外で診察というので、まだまだ肌寒いこの時期、待ち時間を考えて車で向かう。

十分な駐車場もあり、薬局も門前にあり完璧。
待ち時間もそんなになく、すんなり青空診察。
喉は真っ赤、症状は発熱と腹痛。
「このご時世だからね」と青空PCR検査。結果がでるまで20分。陽性ならもっと早いかもとドクター。車で待つことにする。

…15分経過したころに看護師さんがこちらに向かって走ってくる姿が見えた。「はいはい陽性ね」と心の中で思う。

「陽性でした。月曜日に保健所に発生届だしますからね。お薬もらって帰ってね」

薬局も陽性者は外で待つ方式。
うちのほかに3人くらいかな。第7波ってやつですね、と他人事のように思う。逃げ切れなかったなぁ。

薬は解熱剤に鼻水咳の薬におなかの薬。普通の風邪のラインナップ。
まさかの粉薬でびっくり。子どもは当然水薬と思っていた。
指定しなきゃ粉か。勉強になります。

実は病院に行くのと同時に夫に買い物を頼んでいた。
当座の食料品と紙皿紙コップなど。要するに陽性だったとき用の準備。
濃厚接触者は買い物はOKと聞いていたけど念のため。
夫はまだまだ他人事気分。

家に帰ってひとまず職場の上司にライン。
病院勤めなもので、無症状でも私自身のPCR検査は免れない。
幸い末っ子の発症が金曜の夜だったので、月曜にもしわたしが陽性だったとしても職場に濃厚接触者はでないだろう。

私自身のメンタリティの問題でもあるのだけど、わたしにとってコロナへの恐怖というのは、体調的な問題よりも社会的な問題の方が大きい。
オミクロンであるならばなおさら軽症ですむ場合が多いだろうから、職場に迷惑をかける、とか子どもたちの学校への影響、とかそっちへの心配が尽きない。
結局末っ子の入園式は欠席が決定。
上の子の入学式は、最近制度に変更があったという、「濃厚接触者は4日目5日目に抗原検査をして両方マイナスならば健康観察機関の短縮が可能。」がクリアできればぎりぎり間に合うかもしれない。

というわけで、自治体のHPで抗原検査のキットを申し込み。
パルスオキシメーターと食料支援も申し込み。

陽性になってしまったものは仕方ない。
やるべきこととやれることを淡々とやっていくしかない。

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