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【ヴァイスシュヴァルツブラウ】アイドルマスターSideMで始めてみる


ヴァイスシュヴァルツブラウを、【アイドルマスターSideM】で始めてみませんか?


画像引用:DECK LOG
     Utool for WS 画像出力
     WSB公式カードリスト

1. ゲーム紹介

こんばんは、りーふです。
今回は、僕が普段愛好しているカードゲーム『ヴァイスシュヴァルツ』の姉妹ゲームにあたる『ヴァイスシュヴァルツブラウ』(以下ブラウ)の紹介を行いたいと思います。

このゲームは簡潔に言うと、『アニメ、ゲームなどのキャラクターたちがカードになって戦うオールスターゲーム』になります。大好きな作品は見つかるでしょうか。

有名なところでいくと、【すとぷり】【ちいかわ】【うたプリ】【名探偵コナン】が目につくでしょうか。まだ未発売のものもある通り、このゲームは定期的に新タイトルが続々登場しています。

他のカードゲームに触れた事がある方であれば、こういったカード一覧を見ると「沢山ありすぎて新しく追うのが大変そう…」と思われるかもしれません。
ですが、このゲームのデッキの組み方は他のカードゲームとは”違ったルール”があります。

それは、『1つの作品でデッキを組む事』です。

ポケモンカードを例に挙げると、『スカーレットex』と『バイオレットex』のカードを組み合わせる事は出来ません。もし組むのであれば、『スカーレットex』のみでデッキにする必要があります。
なので、1つの作品のカードを買い揃えると、他の作品のカードを組み合わせる必要がないため、買い間違いがなく済みます。

本家ヴァイスの場合は、アニメ2期がある作品などに追加パックが来た場合は1期と組み合わせる事が可能であるため、今後ブラウにも2期パックが来た場合は拡張されていく事になると思います。ただ、まだ若いカードゲームなので現時点ではたくさんの作品を展開していくと思われるため、まだ2期については考えなくてもいいと思います。(個人的にすとぷりは多分2弾が来ると思います)



次に、何を買えばいいのかを見ていきます。
一番わかりやすいのは構築済みデッキです。

デッキの条件である50枚が揃っており、値段は1650円です。

もしお友達と始めてみる場合は、デッキが売ってある作品を互いに買ってみるのがおススメです。それで対戦してみて、仮に飽きて辞めるにしても1650円で傷が済みます。

ところで、デッキの完成度で言えば、昨今のカードゲームの中では『非常に弱い』と言わざるを得ません。遊戯王のように同じデッキを3個買えば強くなる!ってものでもないし、デュエマのようにそのままでも大会で勝てる!(大会による)みたいなパワーもありません。

大変に申し訳ないですが、ルールを覚えるためのカードが50枚が入っています。ブースターパックのカードとは天と地の差があります

そのため、仮に自分だけがパックを買い足してデッキを強くしてしまった場合、構築済みデッキのままの友達が全然勝てなくなって飽きて辞める…という現象が、このゲームにおいては本当に本当によく起きてしまうと思います。始めるなら一緒に、辞める時も一緒に、強くなるのも一緒に、が理想です。


続いてはカードパックの紹介です。
4枚入りで330円です。

正直単価はとんでもなく高いです。
ポケカみたいに一攫千金もあまりありません

しかも、これはこのゲームの特性なのですが、『なるべく同じカードを4枚揃える必要』があります。これまたポケカと比較になるのですが、ポケカは始めのうちは、パックから出てきた強そうなVstarポケモンやexポケモンを1枚でもいいから入れてみる!というのが出来ます。引けたら嬉しいです。



ヴァイスはマジで無理です。
カードを例に出します。


このカードには赤い字で『CXコンボ』と書かれています。
これは、『クライマックス』というデッキに8枚までしか入れられないカードを発動する時にだけ発動する効果です。
しかもこのゲームは同じカードは4枚までしか入れられないため、現実的には『CXコンボ』を持ったカードが2種類4枚ずつ、クライマックスもそれに応じた2種類4枚ずつが基本になります(意図的に3種類以上入れる事も可能ですが本筋から逸れるので省きます)。


つまり、パックから当たったCXコンボを持ったキャラ1枚とパックから当たったクライマックス1枚をデッキに入れたところで、全然そろって引けなくてデッキは強くなりません。入れるからには4枚ずつになります。


そんな感じなのにチマチマパック買って揃うのでしょうか?


しかも1パック4枚ずつしか入ってないのに?



無理なんです。本当に。
僕は買うからには10ボックスとか買うし、メルカリでの4枚コンプリートセットや、通販サイトでのシングルカード購入ばっかりしています。
それくらいしないと、狙ったカード4枚ずつなんてマジで揃いません。


この話を聞いた上で、それでもカードを揃えて組んでみようかな、と思ったメンタルが強くて趣味に回すお金に余裕もある方は、以下の章に続いていきましょう。




2. デッキをお金で強くしよう

ここからは、ブシロード公式デッキ作成ツールである『DECK LOG』を使用していきます。スマホ版は『ブシナビ』という総合アプリを各種ストア内からインストールすると利用出来ます。

そちらの、
デッキコードを入力 [検索]
という部分に、

Y4D0  (ワイヨンディーゼロ)

と入力してみてください。
面倒だと思うので以下に画像を貼っておきます。

デッキとしてくみあげた50枚のカードリストが公開されたと思います。
今回は、このデッキについて紹介していきたいと思います。
といっても何よりもまずは……


参考価格:16500円(デッキ1650円+通販15000円)

今回はトレカ通販 カードショップ遊々亭を利用したため、そちらでの参考価格です。ちなみに僕と同じように購入しようとしても残念ながら在庫が足りないと思います。理由は僕が買ったからです。


これらを犠牲にして50枚揃えました。古くからの友人がブラウを始めるというから先んじて組んだものの、彼がやっぱ辞めると言ったら僕の16500円は泡と消えます。


ちなみに、メルカリでも4枚コンプリートセットは販売されています。
相場は27000円前後のようです。


安心していただきたいのは、適正価格であるという事です。
逆に安心できないでしょうか。
僕はこのゲームを10年続けています。文字に興したら目が覚めそうです。


関東在住でしたら、秋葉原のカードショップを巡ってみると、シングルカード取扱いをされている店舗が何件かはあると思います。ラジ館はヴァイスシュヴァルツにかなり力を入れているテナントもあるため、ブラウも同様にシングルカード販売をしているかもしれません。
僕は青森県在住なので知りません。通販しかないです。



3.カード紹介とデッキ紹介




今回は、ここまで記事を読んで頂いている方に向けて、初心者向けの内容になります。

まずは基本になる、デッキの組み方から紹介します。


クライマックス… 絶対8枚


はじめのうちは、4枚ずつ2種類がおススメです。
また、なんの関係もないクライマックスを入れるよりも、CXコンボを持っているキャラに合ったクライマックスを入れましょう。


CXコンボ… 8枚(4枚2種類)


細かい話を抜きにすると、レベル0か1のCXコンボと、レベル3のCXコンボの2種類に分けるのがおススメです。特に、レベル3のCXコンボはゲームに勝つための効果なので、ド派手に行きましょう。

レベル3のキャラは、わかりやすく『相手にダメージを与える』カードがおススメです。中でも、『手札から置かれた時にクロックの上から1枚を控え室に置く』効果を持った、通称『回復効果』が特におすすめです。回復効果を持っているのは一般的にレベル3のキャラが多く、相手を攻めながら自分は回復できるのはとてもお得です。相手へのダメージだけのキャラももちろん強いのですが、じゃあ他に回復キャラを用意しなきゃいけないって事になり、50枚選ぶのが大変になるので、最初は『相手にダメージを与える回復効果キャラ』をCXコンボに据えましょう。




レベル0や1のCXコンボは、慣れない内は『〇〇のキャラを手札に加える』と書いているカードを採用するのがおススメです。このゲーム、キャラが手札から尽きた途端に超が付くほどつまらなくなってしまうので、『ストックに置く』効果を持ったCXコンボももちろん強力なのですが、はじめのうちは手札を大事にしていきましょう。

中でも、レベル1でパワーの高いキャラは、前列に何枚も並べてアタックしやすいため、結果的に効果を沢山使いやすいです。『応援』や『集中』を持ったキャラは、サポートとして後列に置く事が多く、それでは多くて2枚、基本的には1枚の効果しか得られないため、はじめはレベル1パワー5000位のアタックしやすいキャラのCXコンボがおススメです。



ここまでで、クライマックスで8枚、クライマックスコンボで8枚の計16枚が決まりました。ここで、入れたいカードの”色”は同じですか?それとも、2色になりましたか?
このゲームは、”色の組み合わせ”が存在します。単色の方が有利でもないし、混色の方が強い訳でもありません。今回は紹介のため、『レベル1以上のカードは2色に絞った構築』にしていきます。


レベル0 … 20枚位


いつでも舞台に出せるし、ゲームのはじめから使用していけるカードです。
これらのカードの中には、手札を増やす事が出来る『集中』や、味方のパワーを上げてくれる『応援』など、後列向けのカードも含みます。パワーの高いキャラだけで勝てる訳ではなく、バランスよく入れていきましょう。

おススメは、『後列向けのレベル0は合計7枚以下にする』事です。なぜなら、2枚目以降が場に出せないからです。正確には、出せるけれど本来の持ち場でない前列に置く事しか出来ないから、という事です。こういう時は、ヴァイス特有の仕組み『レベル置き場』に置いて、色のサポートにしていきましょう。

本家ヴァイスを構築する時は、僕はレベル0を18枚とかで構成していますが、まずはキリのいい20枚としてみましょう。これくらいなら損はありません。


今回の後列向けキャラはこの2種類。
どちらも手札を増やす効果を持っています。ただし、なんのデメリットもなく手札を増やせる訳ではありません。

どちらも1ストックを払う必要があるため、ご利用は計画的に。
また、『集中』はダメージキャンセルが出来るクライマックスを消費してしまうからもったいなくない?という考えもあると思います。これは実際その通りなのですが、キャラを増やすのはもっと大事です。
この『集中』を使うのに抵抗感がある方は、代わりにもう1つの効果を使用するのがおススメです。

効果は『自分のキャラに相手を倒した時に控室からキャラを手札に戻す効果を与える』というサポートです。さきほどCXコンボでキャラを増やす効果をおススメしたものが、毎ターン使用する事も出来る訳です。実際はストックが減ってしまうのも大変なので、慣れてきたら「敢えて使わないターン」を作ってみましょう。きっとうまくいきます。


これがどちらも色は『ルビー』のカードです。
今回のレベル1は『サファイア』のカードなので、レベル0からサファイアのカードをもっと入れておきましょう。


相手のキャラを倒したり、手札を整えるカードは使いやすいので入れてみましょう。ただし、レベル0でパワーの高いキャラは、あくまでレベル0相手にしか勝てない事が多いです。なので、レベル1以降はレベル置き場に置いて、次への有効活用としましょう。また手札に引いても、相手のキャラを倒せないのでは困りますからね。



また、すごく重要なカードも紹介します。
このカードは一般的に『移動』と呼ばれます。このカードのすごい所は、パワーの高い相手とのバトルを避けられる所です。

でも、そうしたら相手からダメージが通ってしまわないか?と感じると思います。実際その通りです。しかしこのゲーム、やればわかるのですが、なんぼでもダメージを食らう機会があります。そして、レベル0のキャラが生き残ってターンが返ってくれば、そのままアタックする事も出来て、とてもお得です。そしてこの効果も、レベル0の最初でしか使用しないため、レベル置き場に置く候補にもなります。

※おまけテクニック
相手のレベル1CXコンボが『相手のキャラをリバースした時(倒した時)』の効果を持ったキャラだった時、このカードがいるだけで、相手の目の前から逃げて効果を使わせない事が出来ます。相手にとっては非常に鬱陶しい場面になります。使い忘れの無いよう覚えておきましょう。



また、このヴァイス、ブラウというゲームにおいて大変なのは『手札のクライマックスがいっぱいある時』だと思います。CXコンボだったら持っておきたいけど、2枚目3枚目になったらさすがにかさばっちゃう……という場面を対策するために、これらのカードも入れてみましょう。


1ストックと手札1枚を捨てる事で、キャラを手札に加える事が出来るキャラです。やはりレベル1、3のCXコンボキャラを持ってくるのによく使う事になると思います。手札に溜まってしまったクライマックスをちゃんと捨てるのも良し、ストックにあるクライマックスを効果的に払うのに使っても良し、手札にあるレベル0のキャラをレベル3のエースに取り換えるのに使ったも良し、いいとこ三昧です。


レベル1 … 8枚位


CXコンボは4枚入れたいので、他には味方のパワーを上げたり、自分のパワーが高いキャラ、サポートの『助太刀』などが候補です。

今回はわかりやすく、①CXコンボのキャラ②CXコンボを発動させやすいように味方のパワーを上げられるキャラ③相手ターンのパワーを補助できる『助太刀』、の、基本3点セットにしました。
レベル1のカード達は、実に腕の見せ所なので、慣れてきたらどんどん好みのカードに入れ替えていきましょう。


レベル2 … 4枚位

レベル2の特徴は、はっきり言って『レベル1のキャラよりもパワーが高い』という点に尽きます。このゲーム、相手のキャラを倒し続ける必要があるため、少しでもパワーが高いキャラがおススメです。こうすると、相手のターンに倒せないキャラがいた時に、キャラが生き残ってターンが返ってくる場面もありかもしれません。
これ、レベル0の『移動』の時も同じ話をしましたが、キャラが生き残ってターンが返ってくるのは非常に重要です。

今回は、わかりやすく相互効果のあるユニットカードで採用します。

”わかりやすいから”という理由で入れたので、先ほど紹介した入れ替えるカードとしてはこの辺りが候補になります。
もっとパワーが高いカードや、もっと好きなキャラ、レベル0よりもパワーを上げられる『応援』など候補は沢山です。


ピエールまじで好き


レベル3 … 10枚位

え、レベル3の終盤にならないと出せないキャラなのに10枚も入れるの?って感じですが、レベル3にはCXコンボ以外にもこんなキャラが存在します。


『〇〇なら、手札のこのカードのレベルをマイナス1』という効果を持ったカードです。つまり、レベル2の時点で登場させる事も出来ます。
パワーも高く、『回復』や手札を増やす効果が多いため、登場条件が噛み合っていたら「いまだ!!」と思って出してみましょう。
これらのカードの登場タイミングを狙ってセッティング出来たら、かなりゲームに慣れてきていると言えます。


最後はお気に入りのCXコンボでドカンと決めましょう。



よくある質問
①ストックのクライマックスは必ず使用した方が良いの?
…1番上だったらやった方が良いです。2枚目もまだ間に合います。でも、1番初めにトリガーしてしまったカードをストックから取り出す行為は、前のターンのストック貯金をまるまるなかった事にしてしまうため、はじめの内は諦めてゲームをプレイしてみましょう。割り切り根性が身に付きます。

②CXコンボのクライマックスは手札にずっと持っていた方が良いの?
…レベル1のためのクライマックスは持っておいて良いと思います。ただし、レベル3のCXコンボはレベル2以降から確保しよう!位の気持ちで良いと思います。そう思ってレベル1でクライマックスを捨てたら最後まで引き直せなかった!という経験が苦い思い出になったら、絶対手放さないようにしてみましょう。割り切り根性が身に付きます。

③パワーで勝てないキャラにはサイドアタックした方が良いの?
…レベル1以上のキャラ相手にサイドアタックするとダメージが発生しないため、相手が有利になってしまいます。そういう作戦もありますが、諦めて弱いレベル0のキャラで突撃するのもおススメです。割り切り根性が身に付きます。

④最初の手札入れ替えはどうすればいいの?
…レベル1のCXコンボとそのクライマックス以外は、レベル0でないなら入れ替えてしまいましょう。どれを取っておいたほうが良いだとか、どれは捨てても良いだとかは後から分かってきます。ここからレベル3のCXコンボを手放さないのはさすがにやりすぎです。後で手札に加える機会は沢山あるので、名残惜しいですが入れ替えましょう。割り切り根性が身に付きます。



4.大会に出てみよう

デッキを組んだら、というか構築済みデッキでもいいので、大会に出てみるといっそう楽しくなるかもしれません。
友達の輪が広がるかもしれません。

大会の確認は、これまた『ブシナビ』を使用してみましょう。

『イベント検索』から、『ヴァイスシュヴァルツブラウ』だけを選択した状態で、お住いの地域を入力し確認してみてください。
おススメは①ご近所②大きな店舗、のどちらかです。

①近所の利点
行きやすいし帰りやすいです。人がいたら大会出来ますし、大会が無くてもすぐ帰ってこれます。
②大きな店舗の利点
概ね大会が開催されます。人が多いので、どっかで話の合う人がいます。いなくてもすぐ帰ってこれます。





試しに、僕の地元青森県で検索をかけてみましょう。
今月は残り少ないですが、大会はどこでやってるのでしょう?


1店舗だけです。終わってるよ、青森県。







東京だったら31件ヒットしました。
『遊び方教室』や『交流会』など、参加しやすいイベントからお試しするのがおススメです。



※あくまで例示として1番上にあった店舗ページを使用しています。

参加申し込みの☑欄にチェックを入れて、参加申し込みをし、当日デッキを持って送れないように参加してみましょう。
参加条件がある店舗も存在します。
パックの購入が必要な店舗や、場合によっては参加費無料などあるため、その点は各店舗の概要をお忘れなくご確認ください。




5.おわりに

時々、このようにデッキ紹介だったり、タイトル紹介で記事を書いています。本家ヴァイスシュヴァルツに加えて、今後はブラウも対象にしていけたらと思います。

直近では『すとぷり』、その次は『うたプリ』を紹介していこうと思います。では、またの機会があればお会いしましょう。
ありがとうございました。

↓↓↓すとぷり編↓↓↓





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