後悔の「少ない」選択を

先日新聞の読者欄に投稿されていた高校生の文。

~以下、要点抜粋~

「後悔が無いようにしたい」という言葉を聞くが、
私は後悔が無いという状況は極めて起こりにくいと思う。

どんな選択をしても「後悔」はついてくる。
私は後悔の「少ない」選択が大切だと考える。

~ここまで~

私は素直に感心した。
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※ここでひとつ私の特徴を伝えたい。
私は常にぼーっと生きており、人の言葉を鵜呑みにする信じやすい人間である。※
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確かに、後悔は「しないように」や「してはいけない」などと捉えられがちだ。
悔やむと言うことはマイナスのイメージがある。

損をしないように。損をしてはならない。
得しよう。得することが素晴らしい。
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不安と同様に後悔もまた、まったくゼロにすることは困難であろう。
全世界を探せば、全く後悔をしない、と言う人もいるかもしれないが、
大半の人間は多かれ少なかれ後悔の経験があるだろう。
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私がよくする後悔の経験は
「あの時あれを買っておけばよかった」というものだ。

庶民的な例でお恥ずかしいのだが
スーパーの特売や洋服のバーゲンセールなどで遭遇する場面だ。

「今はまだ在庫が在るからいいかな。」とか
「あー。別の服を買ったから今回は止めておこう」など。

大抵の場合、帰り道から悶々と後悔が始まり、帰宅して更に自分を追い込み、
翌日再び買いに出掛けるとすでにその商品はなくなっているというパターンだ。

このようなどうでもいい後悔もあれば
人生における選択など、自分にとって重要な場面での後悔もあろう。

新しい挑戦をしようか迷った時。
やるか、やらないか。

新しい道へ進むのか、今までどおりの安定した道を選ぶのか。
自分は本当はどうしたいのか。

もしかすると「自分の気持ちをしっかりと見つめること」が
後悔の少ない生き方を選択できるのかもしれない。

時に「自分ファースト」。

世の中には様々な情報が溢れている。
それらに惑わされ翻弄され自分の気持ちが分からなくなる。

情報収集も大切だが、時に遮断し、内観することも大切だ。

自分軸で。自分の心の声をしっかりと聞くこと。
そうすれば自ずと「後悔の少ない選択」が出来るのかもしれない。

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