ごんぎつね
皆さんは【ごんぎつね】というお話をご存知だろうか。
先日、地元の新聞に二日間にかけてそのお話が掲載されていた。
ごんぎつね 全文
http://www.yanabe-e.ed.jp/01nankitiMap/nankiti_siryo/gon_zenbun.htm
ごんぎつね ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%94%E3%82%93%E7%8B%90
私は【ごんぎつね】というお話があることは知っていたが
恥ずかしながら読んだことがあるかないかの記憶は無かったので
せっかくなので声に出して読んで見ることにした。
外出自粛中でほとんど人と会話することが無かったため
顔の筋肉を動かしたり声を出すトレーニングにちょうどよかった。
結末を知らないお話だったので、
「次はどんな展開になるんだろう」と頭で考えながら自分なりに声の調子を変えながら読み、頭の細胞を動かすことにも役立った。
結末に近づくにつれて「まさか?」という思いが頭をよぎり
最後の最後は声が出なくなるくらいの衝撃を受けた。
ちょっとした時間つぶしに、と読み始めたが
読み終えた後は心がずっしりとなった。
しかしそれは決して重く苦しいものではなく
「ごんや兵十はどんな気持ちだったのだろう。」
「作者はこのお話で何を伝えたかったのだろう。」
と想像力をかき立てられた。
こんな風に、新聞記事を声に出して読むなどし
せっかくの外出自粛期間を楽しんでいる、無職の私なのだった。
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