カレーなしよ(小村井 ビリーザキッド)深夜の錦糸町店。
ちょいと気持ちの調子が悪い時、からだに元気がない時。おまじないとしてここにやってくる。昔読んだ小説の主人公になぞらえている。
「ビリーザキッド」
は大衆ステーキ店を名乗る下町中心のステーキチェーンだ。
念のため、いつも通り明日のアポイントがないかどうかを確認してから入る。仕事も、プライベートも。
それはもちろんニンニクをどっさり摂取するからだ。抑えることもできなくはないが、それでは意味がない。ユンケルを飲んで寝ればいい。それでは補充できない気持ちの部分までカバーしてくれるのが、ビリーザキッドのインディアンなのだ。
そしてそれと引き換えに、この夜と明日の1日は完全に人に会わない時間になる。それはまたそれで、元気がないタイミングに回復を求めてのビリーザキッド、その延長にあるのでいつもよしとしている。
メキサラダのお代わりは相変わらず注文している。チリコンとメキスープはひとりではキツくなってきた。
歳をとるというのはこういうことか。
が、しかし。人とは一緒にいかないのが、ビリーザキッドでのわたしの流儀なのだ。そう決めているから、そのまま通そう。
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