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Chat GPT禁止よりダークAIを規制せよ

 noteクリエーターの花やんです。今回は『Chat GPT禁止よりダークAIを禁止せよ』をテーマにお話をします。



初め


 昨年11月末に登場したChat GPTは、世界中で話題となりました。皆さんもう使いこなしている方が多いかもしれませんね。私はこのnote記事の作詞に際して、Chat GPTを下書き作成や推敲に利用しています。

そんなChat GPTですが、今世界中で規制の動きが広がっていることをご存知ですか?もう既にご存知の方も多いと思いますが。

タイトルを見て気づかれた方は鋭いですね。私はChat GPTを禁止することに反対です。むしろ、ダークAIを規制するべきだと考えています。私にとって、Chat GPTはホワイトAIの一つです。

Chat GPTを規制するよりも、ダークAIを規制する方が重要だと思っています。その理由をお話ししましょう。

 Chat GPTの規制の背景には、ユーザーの個人情報が流出してしまっていることが問題になっています。例えば、Chat GPTに指示命令を与えると、文章の推敲や要約などをしてくれます。この際に自分や他人の個人情報を入力すると、Chat GPTが学習してしまう可能性があります。

このことが個人情報の流出につながるのではと懸念されています。そのため、欧州ではイタリアを端にして、禁止規制の動きが広がっているのです。

 欧州は以前から個人情報に対して厳しいことで知られており、今回の規制の動きは、EUで可決された個人情報に関する法案に繋がっていると考えられます。先日、Chat GPTが学校教育に導入された際にも、この件が触れられましたので、ご覧になることをお勧めします。

このような流れはしばらく続くことでしょう。私としては、Chat GPTを禁止することはやりすぎだと感じています。もちろん、個人情報の流出に対しては心配がありますが、利用自体を禁止するのは適切な措置ではないと考えます。

ダークAIは野放し

ダークAIのイメージ図


 ホワイトAI・Chat GPTを禁止規制することは、一方でダークAIを野放しにすることに繋がる可能性があると感じています。むしろ、ダークAIの規制が重要だと思います。

ダークAIとは、Chat GPTなどのホワイトAIにも禁止されている機能を解放し、自主規制が一切されていない究極のAIです。犯罪に使用されることを前提に開発されており、すでにダークウェブを通じて公開されている可能性があります。

個人情報の流出よりも遥かに危険であり、人間の命を奪う可能性があるため、規制が必要です。

また、ダークAIを搭載したダークロボットや攻撃型ドローンが開発される恐れもあります。これらが社会で使用されることは避けなければなりません。

 しかし、現状は各国政府がホワイトAI・Chat GPTの禁止規制を優先しており、ダークAIの規制が後回しにされています。これは最悪の事態を招く可能性があります。

ホワイトAIを規制することは、AIの発展にとっても大きなデメリットとなります。AIは世界を一変する可能性を秘めており、その発展を妨げることは避けなければなりません。しかし、ダークAIが社会に与える危険性を十分に認識し、規制に取り組むことも重要です。

今後のAIの発展に向けて、ダークAIの規制を進めることが求められます。

ダークAIの禁止規制の重要性


 前回はダークAIの野放しによる危険性について説明しましたが、私は今後、ダークAIの実態について世界的に調査する必要があると考えています。そして、ダークAIとホワイトAIをどのように区別して判断するか、ホワイトAIと認定するための国際的な基準を設定する必要があるでしょう。

その基準には、個人情報流出の懸念に対処するためのルールも含める必要があります。

先に述べたように、現状ではダークAIによる犯罪が起こってしまう可能性があります。この問題に対処するためには、AIの適切な開発と使用のルールを定めることが必要です。


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