AIの未来視図:GPT-4.0使用レビューと生成AIの進化予
noteクリエーターの花やんです。本日の『テクノロジーマガジン』では、ChatGPT GPT-4.0についてお話しします。
GPT-4.0の性能向上と使用感のレビュー
Chat GPT GPT-4.0を使い始めてから、すでに一カ月が経過しました。したがって、ここで一カ月間の使用感をレビューし、現在どのように使っているのかについてお話したいと思います。どうぞ最後までお付き合いください。
GPT-4.0の使用感:一カ月後のレビュー 五月上旬に、Chat GPTの無料版からプラス会員にグレードアップし、GPT-4.0を使い始めてから、既に1カ月が経過しました。
結論から言うと、グレードアップする価値は十分ありました。値段が高いという印象があったものの、GPT-4.0の品質を考えると、それほど高いとは感じませんでした。
私は使用する直前に、Chat GPTの兄弟サービスであるBing AI(親会社Microsoftが開発したOpen AI)でGPT-4.0を使用していたため、その性能はある程度予想していました。それでも、Chat GPTで4.0を使った印象は、GPT3.5とは異なる次元の性能であると感じました。
文章生成の正確性と表現力の向上
生成される文章の正確性が著しく向上したことが最も感じられました。GPT3.5もすでに優秀でしたが、その能力がさらに洗練され、超優秀なレベルにまで進化しました。データの学習元は2021年までのものでありながら、それでもGPT3.5よりも高品質な文書を生成してくれます。
GPT3.5では表現が曖昧な部分もありましたが、その点が大幅に改善されています。人間に例えると、子供が書いた作文レベルから大人が書いた文章レベルに進化したような感じです。
OpenAIは具体的な数字を公表していませんが、GPT-4.0は3.5の750億個を超えるパラメータを持っていると言われています。ただし、これは公式発表ではないため、具体的な性能はまだはっきりしていません。
また、GPT-3.5で問題だった誤った情報の生成も大幅に改善されていると感じました。そのため、GPT-3.5(無料版)を引き続き使用している方が困っている点については、心配はないと思います。
ただし、GPT-4.0のベーシック設定では、回答は2021年までのデータベースに基づいています。したがって、GPT-3.5と同様、検索エンジンのように使用することは適切ではないと明言しておきます。
ここでの異なる点は、Bing AIとは異なるということです。ただし、後述する追加機能を使用する場合はその限りではありません。私は無料版の時と同様に、壁打ち的な使い方を続けています。
GPT-4.0の推敲能力とプロンプトエンジニアリングへの対応力の進化
推敲機能の進化 私がnoteに公開する記事を推敲してもらっているのですが、GPT-4.0の推敲能力も3.5より大幅に進化していると感じています。とくに、私が描いた原文を深く理解し、ブラッシュアップした文章に仕上げてくれるところが大きな進歩だと思います。
GPT-4.0は人間の編集者を置き換えるレベルの能力を持っていると言っても過言ではありません。GPT-3.5の時点でも優秀でしたが、それがさらにプロの編集者を上回る完成度にまで到達しています。
正直に言って、編集者として働いている方々は、AIの進歩に対する危機感を持っているかもしれません。しかし、その一方で、編集者自身がGPT-4.0を自身のツールとして利用することで、新たな可能性を開くこともできるかもしれません。
大きな進歩の一つとして、プロンプトEngineeringへの対応力が飛躍的に向上している点を挙げることができます。GPT-3.5の頃には、どういうわけか、自分の意図を十分に理解してくれない返答がしばしばありました。
私のプロンプトエンジニアリングの技術が未熟であったという可能性も否定できませんが、それにも関わらず、成功することが難しかったのです。そのため、時折、不満を感じることがありました。
しかし、GPT-4.0ではそのような問題が全くないわけではありませんが、GPT-3.5と比べて大幅に減少しました。GPT-4.0は私の意図をしっかりと把握し、その応答を出してくれます。
その結果、Chat GPTとの対話によって、求めていた回答を得るまでの時間が短縮されました。これは、私にとって時間効率が更に向上したということを意味しています。これがGPT-3.5と比較しての進化です。
GPT-4.0の進化:インターネットへの接続と最新情報の提供機能
さらに、この月からGPT-4.0は大きな進歩を遂げています。その詳細は先週の『テクノロジーマガジン』の記事「ChatGPTのブラウジング機能の考察」でお伝えしています。記事の最後にURLを貼っておく予定です。
簡単に言うと、これはインターネット(Bing)に接続して最新の情報にアクセスし、それに基づいて回答を提供する機能です。これまでは、2021年までの情報しか提供できませんでした。
言わば、これはBing AIのChat GPTバージョンと言えます。しかし、これまでの記事で指摘している通り、まだ粗削りな部分があり、Bing AIを使用する方が優れていると感じます。ですから、これからの改善が期待されます。
また、新たな機能としてプラグインが追加されました。これはいわゆる拡張機能で、外部のサービスをChat GPTを通じて使用することができるものです。日本の飲食店予約レビューサービスである食べログなどのレビューサイトから、PDFの変換や図表の作成、ニュースの要約などのビジネス領域の外部サービスが利用可能となりました。
ですから、Chat GPTを介して飲食店の予約をしたり、Chat GPTに投入したデータを元に表を作成したりすることが可能となりました。
さらに、アンケート作成などのサービスも利用できます。現在、使用できるサービスは増え続けており、最低でも80種類以上のサービスが利用可能となっています。
私自身はまだこの機能を始めたばかりで、これから活用していくつもりです。しかし、多くが外国製のサービスであるため、英語で出力されることが多いです。それでも、和訳しながら使い続けるつもりです。
このプラグイン機能についても、『テクノロジーマガジン&フィーチャーテックサークル』の有料記事などで詳しく説明するつもりです。このプラグイン機能も、時間効率を大幅に向上させること間違いありません。
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