金銭感覚がほんの少し違う人

金銭感覚というのは、
きれいな人間関係を築くうえでは明確にしておくべき要素だと思います。

金銭感覚が異なる人と付き合わなければならないこと、
特に付き合った方が自分にも相手にもプラスになる場合が、
都内近郊である程度の暮らしをしていれば誰にでもあるはずです。

明らかに違う場合は別。

稼ぎも暮らしも仕事のステイタスも、自分と完全に区別がつく場合は、明確にする必要はありません。

私にも、学生時代からの友人に、
自分とはちょっとだけ金銭感覚が違うと感じる女性がいます。

大きな違いではなく、本当にちょっとだけ。
ふとした時に違和感を抱くことがあるんです。

例えば、久しぶりにお茶をしようとなって、
それが1対1でも複数でも、
彼女は必ずちょっとだけリッチな場所を提案します。多くはホテルのラウンジとかアフタヌーンティー、ランチのフレンチコースとか。

久しぶりということ、ゆっくり落ち着いた場所で話がしたいこと…色んな理由があるにせよ、それが毎回ということは、やはり彼女の中に染み付いた感覚なんだろうということ。
学生時代に留学していた海外生活でも同じでした。

それを否定するわけではもちろんありません。
私も、おしゃれなホテルのアフタヌーンティーとか、行ったことのない素敵なカフェとか、たまには行きたいし、行きます。

新しい世界を見たいから。

でも、彼女にとってはそれは新しい世界ではないはずです。

基準が何であれ、
いつも「今見えている以外の世界は何があるのかな」という好奇心、視野の広さを忘れずにいたいと思います。

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