早ければ良いというものじゃない

最近は、とにかく早く結果を出すことが良いこととされている気がします。

いつでもどこでも「検索すれば答えがある」という世の中では、情報更新のスピードが早い。それに伴って、「正しいか正しくないか」「効果的か効果的じゃないか」という中身よりも、早さばかりが注目されていると思います。

例えば某タレントの不倫問題にしても、
新しいネタや情報が出る度に、
それが真実かどうかも分からないのに
もうあの人のタレント生命は終わったと判断されたり。
とにかく1秒でも早い謝罪、降板を求められたり。

新生アイドルや新作映画・本が出ても、
滑り出しが悪ければもう売れない、
売れないということは中身がダメ、
そんな口コミが増えて本当に売れなくなる…
という悪循環。
もちろんそれが結果として良いものにつながる場合もあるけれど。

スピードは大事です。
時代に逆行したところで良い結果は出ません。
でも、ろくに考えもしないで今ある情報だけに流されてしまうのは、時代に逆行するよりも良くない結果を導くだけなのではと思います。

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