毎日泣いている私

ここのところ孫・ひーちゃん関連のことで毎日泣いている自分に気づく。

孫・ひーちゃんはムスコのお嫁さんの実家の近くで育っていて、お嫁さんのおじいちゃん👴おばあちゃん👵が毎日ケアをしてくれている。
ムスコ夫婦にとって心強いだろうし、私も本当に安心だし感謝の気持ちでいっぱいだ。

2人とも若くして親になったため当面2人をサポートしようと、私は仕事を辞めた。
あまりおじいちゃん👴おばあちゃん👵の負担にならないように、週1〜2のペースでオムツや食材を買って持って行ったり、簡単な食事を作って持って行ったり、病院の検診に付き添ったりしている。
往復3時間のドライブは大変だけど、「新しい曲の仕込み」(苦笑)と思えばそれもまた楽しい。
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先日、遊びに行った時におばあちゃん👵から(私がおばあちゃんって言うのも何だけど)、
「お母さんも沐浴やって行く?」と言われ「そうだ!まだお風呂に入れてない!」とベビーバスで沐浴をすることになった。
お嫁さんから孫・ひーちゃんはお風呂が大好きと聞いていたし、お地蔵さんの様な入浴シーンも見せてもらっている。

ドキドキしながらベビーバスに浸からせたら、いつもと違う人が入れたと孫・ひーちゃんは気づいたのだろう。
いわゆる「ギャン泣き」だ。
顔を真っ赤にして、そっくり返って、手脚をバタバタさせて体も洗わせてくれない。
怖がらないように腕をガーゼで包んでも、はだけてしまい更に泣く。
見かねておばあちゃん👵が変わってくれた途端、孫・ひーちゃんは安心したのかお地蔵さんになった。

帰りの車の中で、涙が止まらなかった。
サポートしてあげたいと考えられることを全てやっているのに、それはただの自己満足でやっていること。
一番基本的なことが私はできていない。

思い返せば、自分の子どもが生まれたばかりの時は実家に帰っていて、母が沐浴して私は服を着せたり、綿棒でグルグルしたり、母乳を飲ませたりしかしていない。
私がお風呂に入れたのは1ヶ月経って一緒にお風呂に入れるようになってからだった。

帰ってからお嫁さんに「来週行った時に沐浴やらせてね。泣かない様にできるように頑張るから」と伝えたら「来てくれるだけで嬉しい」と気を遣ってくれて、また泣く。

私ってこんなに泣き虫だったのか。

生まれた日から今日までのスマホアルバムを見て愛おしくて、泣く。
ムスコが夜中のミルクを作ったりオムツを替えていることを聞いて嬉しくなり、泣く。
毎日会えなくて寂しい、と泣く。
ムスコ夫婦の役に立っていないかもしれない、と泣く。
他の人はできているであろう、普通の事ができないことを、泣く。

このまま仕事復帰しなくてもいいや、広報マンとして優秀じゃなくても、ベーシスト じゃなくてもいいや、とまで思ってしまう。
毎日孫・ひーちゃんを見ていたいのだ。
それだけでいいと。

これって一種のマタニティーブルー?

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