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【Kindle出版研究②固定レイアウト】〜Learning Japanese with SNS Golf Lessons for Beginners〜

出版研究要素が強い今回のKindle出版を行っています。
本記事では自身の初の固定レイアウトについて悪戦苦闘ぶりを紹介します。

概要編は下記になります。

今回挑戦した固定レイアウトの型

固定レイアウトには色々なやり方がありますが、今回は以下の3通りやってみました。
①pdfファイルをコミッククリエーターでmobiファイルにして提出
②jpegファイルをコミッククリエーターでmobiファイルにして提出
③pdfファイルをロマンサーでepubファイルにして提出

時系列で紹介していきます。先にいっておくと上手くいかないので色々試したのです。

①pdf+コミッククリエーター

まず試したのがAmazon公式ページで推奨されているこのパターン
 結局うまくいきませんでした。
  まずpdfファイルをコミッククリエーターに読み込むのにものすごく時間がかかりました。更にバグが多い、欠落ページが多い、いずれにしても出版できそうにありません。2日苦戦して断念しました。
 10頁程度でテストした時大丈夫でしたので少ない頁数の場合は良いかもしれません。

②JPEG+コミッククリエーター

この組み合わせはmobiファイル作成までいけました。
ただし、ファイルサイズが大きすぎてダウンロードアップロードに時間がかかりすぎ、JPEGファイルを半分にまで圧縮しました。この段階でKDPに予約注文として提出できました。
提出後、更にオリジナルファイルの十分の一まで圧縮して再提出しました。

mobiファイルの目次

mobiファイルは目次が自動設定できないのでべつに作る必要があります。

エディターでtoc.ncxファイルで目次を作り
コミッククリエーターでcontent.opfを作り
Kindleプレビューアーでmobiファイルにコンパイルすれば
できるはずなのですが、Kindleプレビューでmobiファイルを作るとエラーが多発してしまいました。

目次意外はコミッククリエーターは悪く無いのですが、
妥協するかどうか決めるため別方式でもチャレンジしてみました。

③pdfファイルをロマンサーでEPUBに

おそらく最もメジャーな方式だと思いますがコミッククリエーターと比較して
 ファイル容量が大きくなること
 本文中にリンクを貼りにくいこと
 利用制限があり、トライ&エラーをすると有料になってしまうこと
 見開きページ設定がちゃんとは指定できないこと
  ということから後回しにしていました。
これらの用件に目をつむれば操作性も非常に優れていました。
目次があった方が良いのでとりあえずEPUBで提出はしましたが
アップロード時にエラーが多く不安ではあります。

最終的にEPUBにするかmobiにするかまだ思案中です。

海外出版での落とし穴

私もやってみて初めて気付きましたが、固定レイアウト本は容量が大きく『配信料』なるものが高いんです。私の本の場合、40MBありましたので配信料は海外の場合は一冊あたり数百円
海外には穂飛んで売れなさそうです😅配信料引かれるので印税もほとんど入らない。
海外出版目的の本なのにこの項目見逃すとは…

最後に

上記の詳細はAmazon公式マニュアル、各ソフトのマニュアル、Webサイトの無料で閲覧できる範囲で行っています。

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