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週刊「ガールズケイリン分析」ここまでの検証

毎週木曜日発行の週刊「ガールズケイリン分析」。
既にごく一部の方からご好評いただいておりますが、まだまだ内容の意義をアピールし切れていません。
つきましてはこれまで刊行の#1と#2の一部に関して、「①先週の結果分析」「②いま注目の『飯のタネ』」「③今週の狙い目」のうち、③に関して再録し、実際はどのような結果になったかを検証してみたいと思います。


#1(11/31号)の「今週の狙い目」検証

松阪(12/1~3)

週刊「ガールズケイリン分析」#1掲載文


松阪最終日決勝戦

「柳原真緒を素直に信頼」「山原・奥井も安定感を見せているが奥井が割を食う」という展望そのままの決着、それで三連単18倍ならば並びを狙い撃てば十分美味しいオッズだったのではないでしょうか。ガールズケイリンの車券を定期的に買っている方ならばお分かりしょうが、三連単の本線で18倍は相当高配当です。


松阪最終日一般戦

「永禮が一角崩し」「佐々木が狙い目」と書いた件については、全くの見当違いな結果になりました。永禮は4・5着と予選では絡めず、一般戦でようやく2着しましたが、佐々木はここでも惜しくも4着まで。124期が1・3着して、この期全体の底上げが感じられる結果となりました。

大宮(12/2~4)

週刊「ガールズケイリン分析」#1掲載文


大宮最終日決勝戦

「一応石井寛子・太田美穂は上位だが500バンクで紛れありそう」と書いた通り、石井は完全優勝したが太田は決勝で4着。そして「當銘直美も引き続き上昇カーブ」と書いた通り、決勝でも2着激走を果たしました。林も予選で太田を沈めて1着を取りましたが、残念ながら決勝では5着と嚙み合わずでした。

大宮最終日一般戦

「大崩れのリスク」を指摘した中村美那は、4・4着で迎えた一般戦では当然のように人気を集めましたが、捲ってバックを先頭で通過しながら直線ではズブズブの6着。正直「中村を下げる」という見解だけでこの超大穴を取れたとは言いませんが、少なくとも「前場所決勝2着の中村を信頼して勝負」とはならずに済んだと思います。

豊橋(12/4~6)


週刊「ガールズケイリン分析」#1掲載文


豊橋最終日決勝戦

「日野未来&野本怜菜114期対決の再戦」と書いた通り、決勝は当然の同期ワンツー。そして「又多風緑と畠山ひすいの122期対決はやや割を食う立ち位置」と書いた通り、この2人は予選の2着さえ1回ずつしか取れず、決勝では4・6着に沈みました。
「自在の渡部遥に妙味」は、決勝では5着と振るいませんでしたが、予選では野本が車体接触で3着に終わった初日になんと渡部遥1着と、大穴を開けて見せました。

豊橋最終日一般戦

「自力屋多数でマーク型の得点上位・荒川ひかりが注目されそうな組み合わせだが」と危惧した通り、荒川は2日目7着に沈んで3日目はお帰り。野本→荒川は二車単では3.5倍(野本→又多と並ぶ1番人気)だっただけに、「荒川を信頼しない」のは車券戦術的にはかなり有効でした。
ただ「妙味がありそう」とした清水彩那は、予選で5・4着と惜しくも足りず、一般戦でも車券外の4着。こちらは少々期待外れでした。

奈良(12/4~6)

週刊「ガールズケイリン分析」#1掲載文
奈良最終日決勝戦

「吉川美穂はまともならば圧倒的上位だが、一応調子は見極める必要がある」「復調した小坂知子は得点5位だが、同じ52点台で3・4位の岡本・加瀬より安定して信頼できそう」と書いた通り、小坂は初日加瀬・吉川を下して1着、超大穴(三連単115倍)を演出して見せました。
決勝は残念ながら吉川・小坂・那須が落車で、狙い下げるつもりの加瀬・岡本のワンツーという予想外の結果に。これによって吉川の復調も那須の本格化も小坂の好調も、一旦リセットしてまた見極める必要がありそうです。

奈良最終日一般戦

「復調のタイミングは見逃さないようにしたい」とした鈴木彩夏が、一般戦で復活して中穴を演出。ちなみに1着の保立沙織も「②いま注目の『飯のタネ』(得点と実力が乖離している選手)」の項目で「48点台だが実質50点台」として特注に挙げていた選手でした。

#2(12/7号)の「今週の狙い目」検証

松阪(12/8~10)

週刊「ガールズケイリン分析」#2掲載文
松阪最終日決勝戦

「妙味からは飯田風音が狙い目で、ちょうど本格化して地力も強化している可能性がある」と書いた通り、得点順位では4番目の飯田が見事な完全優勝。毎日儲けさせてもらいました。決勝も飯田が一着、そして得点では2トップの小林莉子・尾崎睦が2・3着でも三連単は18倍ついてくれて、これは本線で買えるオッズとしてはかなり優秀でした。
そして「激走穴の可能性がある」とした西脇美唯奈は、決勝では「4強」の前に5着に終わりましたが、予選では小林莉子と尾崎睦の間を割っての2着で、三連単58倍の大穴を演出。まさに「激走穴」のミッションを果たしました。

まとめ:相当優秀な分析ではないでしょうか…?

という訳で、#2に関しては1開催分だけの分析でしたが、まだ進行中の開催に関しては公開できないのと、あとは何よりもあまり公開すると今後の狙い目もバレてしまいますので、ここまででご勘弁ください。
いずれにしても、なかには期待はずれな”注目”も少しだけありましたが、狙いの上げ下げはかなりの精度で、手前味噌ながら相当優秀な分析だと言っていいのではないでしょうか…?
別に宣伝せずに自分だけが車券で儲けても良いのですが、将来的にガールズケイリン予想のお仕事をもっとさせていただきたいので、泥臭く宣伝させていただきたきました。
今後も、週刊「ガールズケイリン分析」を何卒よろしくお願い申し上げます。


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