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「俺はリアル『パチンコ・沼』を打ってるのか?」と思った話


■リアル「パチンコ・沼」とは

こんなタイトルですが、私が打っていたのは「P沼」でもなく「P弾球黙示録カイジ沼」でもなく、「P貞子3D3」という台。

P貞子3D3

デジタルで58分の1の当たりを引くと、台の中央下部にある役物に1玉が落ちて、その球が3段階の抽選を通過すると大当たりする、という仕組み。
3段階の抽選は
①一番下の段で「5つの穴のうち3つの当たり」に入れば1段上へ
②次の段で「2つの穴のうち1つの当たり」に入れば台の最上部へ
③最後に上から一番上の段へ落ちて来て「2つの穴のうち1つの当たり」に入れば大当たり
という仕組み。
デジタルでなく実物での三段階抽選ということで、体感は「沼」にかなり近い感じ。

穴の数だけで計算すれば理論上は3/5×1/2×1/2=15%、台スペックとしても「役物通過率15%」と明記してあります。
ただ①の段では穴部分が左右にスイングしてその両端がハズレ穴なので、実際は「壁/ハズレ穴/当たり穴/当たり穴/当たり穴/ハズレ穴/壁」で、壁の部分に落ちるとほぼ隣のハズレ穴に落ちるので、体感は3/5ではなく3/7程度の印象。そうなると「役物通過率10.7%」ということになりますが…まあそれは置いておきましょう。
そして大当たりの出玉は「約155or470or995個」と少なめですが継続率97%なので、だいたい30~40レンチャンする(理論上は平均33レンチャン)という爆裂台。1当たり7~8千発が標準なので、庶民のパチンコとしては大当たり時のリターンも「沼」並みと言って良いのではないでしょうか。

逆算すると「当たれば3万円戻って来る」ならば、2万円で7回役物挑戦チャンスが貰える台ならば7回×15%=1当たり、期待値的には「1万円プラス」ということになります。知らんけど。
そんな訳でこの台があればちょっと回してみるのが最近のマイブームで、実際収支はかなりプラスになってました。あの日までは…

■これは明らかに「やってる」

その日、私はとあるお店で、めちゃくちゃよく回る「P貞子3D3」の台を発見しました。
これは普通に期待値100%超えてる!
結果から言えば35,500円で「役物挑戦チャンス」を15回貰えたのです。
つまり期待値的には「2回は3万円当たる」台なので、もはや100%超えどころか、概算で「3.5万突っ込めば6万円以上返ってくる」ということに…
店側はなぜこんな台を放置してるんだろう?という疑問を持ちつつも、とにかく打てば打つほど「得」なのだから、せっせと打ち込んで確率収束に持って行かねば!

しかし…

まあ結果は分かってたと思いますが、15回連続ハズレ、それもその全てが1段目を通過せず。
※動画は全部撮ってないので7回分です

別に15%(体感10%強ですが)を15回外すことぐらいはあってもおかしくないですが、最も通過率高い=60%という触れ込みの(これも体感は微妙ですが)1段目で15回連続ハズレは、流石におかしい。ハズレ40%を15回連続で引く確率は、「0.000107374%」なんですよ?!
台のデータを見ると、今日は22回当たってるけどすべてが単発(大当たりにならない「役物挑戦チャンス」は一応単発当たり扱い)ということで、これはどう考えても「やってる」んじゃないか。

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