「子どもの出口が私だっただけで、私は1mmも偉くないわ」の話 byとけいまわり
子どもの事でたまに「そんなお子さんを産んだお母さんも偉いんですよ」とか、「お子さんの半分はあなたですよ」等で褒めていただく事があるんですよ。
私は脳みそにうんこが詰まった頭のおかしい人間なので、そんなときに「1mmもえらないわー!子どもが子宮から外に出る出口が私だっただけで、どこから子どもが出てきても子どもは子どもやー!私は1mmもえらないわー!めっっっっっちゃ痛かったけど、それと子どもが偉いこととは別モンやー!」って叫んでしまう。
遺伝子混ぜちゃったら、半分もくそもないって思っていて、もう別モンなんですよ。卵と牛乳とホットケーキミックス混ぜたらホットケーキができるけど、ホットケーキのうまさと牛乳のうまさは別モンなんですよ。
褒めていただいているのにこんなにねじ曲がって叫ぶis頭おかしい。褒めてくださる方は宇宙の銀河ぐらい優しい。
「ありがとうございます、嬉しいです」って言えねえのか。猿か!猿に失礼やろ!
私はいわゆる毒親育ちで、この半分父親の遺伝子、半分母親の遺伝子ってことに苦しんできた。逃げたいのに遺伝子が逃げさせてくれない。
いや、違う違う。混ぜた時点でもう別モンなんや。
子どもにも、私の遺伝子半分混ぜてもうてゴメン・・・って思うときあるけど、それも子どもに失礼や。
子どもも、もう遺伝子別モンやし!って思っててくれてるかも。そう思っててくれたら嬉しい。
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