2020年最終日! 今年一年を振り返る

 激動の一年が終わろうとしている。思えば今年は本来ならオリンピックイヤーだったはずで、しかも大学生活最終年ということで色々な「大学生活最後の」経験を出来るはずであった。

 しかし、今もなお収まる気配を見せない流行病の感染症は2月頃から中国を初めとする世界各国で姿を見せ始め、日本国内でも特に東京を中心とした関東地方を中心に勢力を拡大していった。私自身も都内在住、そして都内の大学に在学中の身であったため、色々と制約がある中でこの一年間を過ごした。

 合唱サークルに所属していながら公務員試験の勉強の為に休部し、幹事学年でありながらテノールパートリーダーという座を後輩に譲っていた私は、1月に行われた定期演奏会を客席で見ていた。哲学科に在籍していた為、そこでの知り合いを誘っての鑑賞であった。その当時は、来年こそは定期演奏会の舞台にまた立つんだ、と思っていた。

 2月には追いコンで伊豆に行った。そして、男声春コンの為に助っ人として緊急招集が掛かった為その練習を行っていた時期でもあった。月末にその春コンが行われて銀賞と理事長賞を受賞した時は、ミスこそあったものの最低限の働きが出来たと安堵した記憶がある。この時は、まさかこれが今年最後の大会になるとは思いもしなかった。

 3月には、たまに通常練習に参加していたものの卒業式が中止となり、卒コンも翌日に模試を控えていた為に全く飲めなかった。この頃からだっただろうか、世間の色んな動きが停滞し始めたのは。

 4月からは本格的に試験を受けたりしていた。前期の授業が全てオンラインになった影響である意味就活に専念できたと言えるだろう。そこから8月までは公務員方面での就活をしていた。そうこうしている内にサークル活動方面では合唱祭、都大会及び全国大会の中止が決まり、対面での練習も行われなくなった為、なかなか厳しい状況になっていた。

 9月に公務員方面での第一志望の二次試験の不合格が決定した時、就活としては私の中では崖っぷちに立たされていた。このまま公務員方面での就活を続けるのか、それとも民間方面に切り替えるのか。熟考を重ねた結果、後者を選択した。

 当然、民間での就活も順風満帆に進んだ訳ではない。興味のある企業に応募し、面接をしたところで不採用通知が来ていた。サークル活動方面でも定期演奏会の中止、追いコンの中止といった報が入ったりして、状況としては良くなかった。ただ、卒論の進捗が順調だったのと、就活への意欲自体薄れてはいなかった為、どうにかなるだろうと思っていた。

 全てが決着したのは11月末になってからだった。とまあ、結論だけをかいてしまったが、そこに至る為には方向性を変える必要があったということも書いておかなければならない。自分がやりたい仕事という観点だけではなく、社会から必要とされる役回り、という点で10月から11月にかけて動いていた結果である。なので、今まで全く縁の無かった福祉の方面での仕事に来年4月から就くことになる。

 で、12月。卒論も書き上げ、提出が完了し、サークル活動方面では春コンには出場するということを知っていたので今はそれに向けて自主練をしている。ざっくりだが、今年一年を振り返るとこんな感じである。


 推し活方面での話になると、昨年限りで因幡組を脱退してからはVリスナーとしての活動は殆ど行えなかった。アルバイトを辞めてしまった為金銭的にもきつかったというのもある。何より色々と今年は忙しかった。来年からは定職に就くため、金銭面でも推し活を充実させていきたいところである。


 また、noteでの投稿も最近モチベーションが無かったこともあってなかなか行えなかった。来年は何かしら投稿していこうと思っている。


 では、よいお年を!

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