【Noita】起爆性放射物(EP)と集中呪文のシナジーについて【About synergy of Explosive Projectile(EP) & Concentrated Spells】
Noitaの個人的な発見のメモ。
既出でも怒らないで下さい。
2022/04/06:ガラスキャノンとの組み合わせについて追記しました。
集中呪文の隠れ効果(Hidden effects of Concentrated spells)
特典「集中呪文(Concentrated Spells)」で魔法の威力が上がるのは有名な話ですが、そのダメージは、放射物1つにつきおおよそ13と言われています。
このダメージを正確に表すなら、「放射物ダメージ +12.5(Projectile damage +12.5)」です。
しかしながら、実は集中呪文には別の火力増強効果もあります。
それが、「爆発ダメージ +5(Explosion damage +5)」です。
だが、この爆破ダメージはあまり日の目を見る事はありません。
それは、通常の殆ど爆発しない放射物に付与しても、そもそも爆発範囲が小さすぎる為、このダメージは敵に命中しないからです。
→ 呪文の同時詠唱数に影響される特典について
ならば、無理やり爆発範囲を拡大したらどうなるのでしょうか。
通称「EP」こと、「起爆性放射物(Explosive projectile)」はあらゆる魔法に爆破範囲を与えることが出来ます。
別口で有名な魔法ではあるが今回はそれに触れる事はなく、集中呪文との組み合わせだけについて書き記すこととします。
結論から言うと、爆発ダメージ分も補正が乗るようになります。
これは事実上、集中呪文の効果を「ダメージ +13」から「ダメージ +18」にパワーアップさせる効果とも言えます。
ですが、そもそも集中呪文は同時詠唱数を増やして火力を稼ぎたい特典である為、EPに杖の枠を1つ割く事でダメージ効率がどう変化するのかが重要です。
EP + 集中呪文のダメージ効率(Damage efficiency of EP and Concentrated spells)
実際に計算してみた値の表が上記の図です。
放射物自身の特性を全く考慮していないが、放射物が7個以降は「放射物7個」より「放射物6個+EP」の方が、集中呪文分の火力が上がる結果となりました。
6個同時詠唱くらいなら通常攻略中に揃えられる事もある為、覚えておくと役に立つ場面もあるかもしれません。
ブーメラン呪文の場合(Boomerang spells pattern)
実は、特典「ブーメラン呪文(Boomerang Spells)」にも爆発ダメージを加算する効果があります。
→ 呪文の同時詠唱数に影響される特典について
こちらの数値は、「放射物ダメージ +15(Projectile damage +15)」に対して、「爆発ダメージ +2.5(Explosion damage +2.5)」になります。
放射物ダメージの補正に対して爆発ダメージの補正が低いため、EPを付与しても集中呪文ほどの火力の増強は見込めません。
上図の計算では、同時詠唱数14を超えた所で、ようやくEP付きの方が火力が超えると言った所です。
ブーメラン呪文の扱いづらい点故に杖の枠を調整盤などで多く使う事や、EPとの組み合わせで自傷する呪文がある点を考慮すると、集中呪文ほど相性が良いとは言えないでしょう。
集中呪文とガラスキャノンの場合(Concentrated spells and Glass cannon pattern)
爆破範囲を拡大する手段としてはガラスキャノンも存在します。
この場合でも前述のEP同様に、爆発ダメージ分の補正が乗るようになります。
また、ガラスキャノンの威力5倍は集中呪文分の補正にもかかるため、クリティカル抜きの単体では1発3ダメージのスパークボルトも、集中呪文の「放射物ダメージ +12.5(Projectile damage +12.5)」「爆発ダメージ +5(Explosion damage +5)」を合わせた20.5ダメージを、ガラスキャノンで更に5倍した102.5ダメージ(≒103ダメージ)に跳ね上がります。
この計算は集中呪文とガラスキャノンの取得順には影響されない事を確認したため、どちらの順で取得してもダメージは同じ値となります。
ガラスキャノンのリスクは大きいが、放射物1つにつき87.5ダメージの補正が欲しくなる時はあるかもしれない為、覚えておくと良いかもしれません。
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