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【サイト紹介】書籍化・収益化に強い小説投稿サイト「アルファポリス」

自分の書いた小説を小説投稿サイトに投稿しようとしたとき、どこへ投稿すればいいのか悩むことはありませんか。

今回の記事では、書籍化・収益化に強い小説投稿サイト「アルファポリス」の紹介と、向いている人、向いていない人について解説します。

小説を書くことに興味を持ち、どこかへ投稿してみたいな、と考えている方の参考になれば嬉しいです。


アルファポリスとは

まず、そもそもアルファポリスとはどんな投稿サイトかを解説します。

概要

小説投稿サイト「アルファポリス」は、小説や漫画を投稿できる総合エンターテイメントサイトです。
当初はeコンテンツ販売サイトとして、2001年7月に開設されています。

2024年6月現在、iOS版、Android版、Web版が存在します。なおiOS版とAndroid版は、小説や漫画を読むためのアプリと小説を書くためのアプリの2種類が存在します。

iOS版

Android版

Web版

運営会社

アルファポリスは、株式会社アルファポリスにより運営されています。

株式会社アルファポリスは、「インターネット上に「都市」を造る」、「誰もが自由に表現し、誰もが自由にそれを楽しむ。」という思いから創業され、現在では投稿されたコンテンツを書籍化する事業を展開しています。

特徴

アルファポリスには、以下の特徴があります。

  • 小説だけでなく漫画も投稿可能

  • 書籍化を狙えるコンテストが充実

  • セルフ書籍化申請が可能

アルファポリスが向いている人

次に、アルファポリスへの小説投稿が向いている人を解説します。

書籍化を目指す人

アルファポリスは、書籍化を目指す人に向いています。

多くの小説投稿サイトは、コンテストの上位作品やサイト内で人気が高い作品に対し出版社が書籍化をオファーするところが始まりであるため、出版社の目に留まらなければ書籍化の土台にも乗れません。

対し、アルファポリスはアルファポリス自身で出版を行っており、定期的なコンテストの開催で書籍化するための作品を探すことに力を入れています。また、セルフ出版申請システムも採用しており、読者人気が高い作品を自分から書籍化オファーをかけることもできます。

書籍化するための機会がたくさん欲しい人や、自信作を自分から書籍化オファーしたい人にはお勧めです。

自作で収益化がしたい人

アルファポリスは、自作で収益化をしたい人にお勧めです。

多くの小説投稿サイトでは、収益化をするためにはコンテストで賞金をもらうか、書籍化して印税をもらうかの二択しかありません。

対し、アルファポリスでは、コンテストの賞品と書籍化の印税はもちろんのこと、投稿インセンティブというシステムを採用し、PV数によってスコアがもらえます。スコアはAmazonギフトカードや楽天銀行かんたん振り込み(メルマネ)に交換することができ、作者の収益となります。

とにかく収益化したい人や、収益化して執筆モチベーションをあげたいという人にはお勧めです。

特定ジャンルのコンテストに参加したい人

アルファポリスは、定期的にコンテストに参加したい人に向いています。

小説投稿サイトによっては、ジャンルを問わないコンテストが開催されます。応募のしやすさが魅力である一方、自分の得意ジャンルが流行のジャンルと並んで審査されるため、流行の小さなジャンルでは不利になりがちです。

対し、アルファポリスではジャンルごとのコンテストが開催されるため、流行に埋もれることなく得意ジャンルでの勝負ができます。

例えば2024年のコンテストは、キャラ文芸、恋愛、ホラー・ミステリー、ライト文芸、歴史・時代、ほっこり・じんわり、児童書・童話、ファンタジー/SF、BL、絵本が開催されます。

流行ジャンルに埋もれたくない人や、特定ジャンルを各仲間同士で切磋琢磨したい人にはお勧めです。

アルファポリスが向いていない人

最後に、アルファポリスへの小説投稿が向いていない人を解説します。

作品のPV数が見たい人

アルファポリスは、作品のPV数が見たい人には向いていません。

アルファポリスは、独自のポイント制度を採用しており、閲覧に応じてポイントが表示されます。しかし、ポイントのアルゴリズムについては非公開なので、PVや読了数といった数値情報を知ることができません。そのため、数値情報を使って作品を分析したい人には向きません。

アルファポリス以外から書籍化したい人

アルファポリスは、アルファポリス以外から書籍化したい人には向いていません。

アルファポリスは、自社で出版業を行っているため、書籍化のコンテスト商品としても、原則アルファポリスから出版されます。また、商業目的での利用の禁止において、他社で書籍化した作品の宣伝も禁じています。しています。そのため、書籍化済みの作品を投稿したい人や、アルファポリス以外で書籍化したい人には向きません。

シリーズをまとめたい人

アルファポリスは、複数の作品をシリーズとしてまとめたい人には向いていません。

アルファポリスは、長編と短編の設定はできますが、作品同士を紐付けて、シリーズをまとめる機能はありません。そのため、複数作品で壮大な世界観を描く使い方としては向きません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回の記事では、小説投稿サイト「アルファポリス」の概要とその特徴について説明しました。

小説を書くことに興味を持ち、どこかへ投稿してみたいな、と考えている方に少しでも役立てば幸いです。

また、小説投稿サイトは実際に投稿してみてこそ良さが分かるものなので、少しでもアルファポリスに興味を持った方は、是非一度投稿してみてください。

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