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暑い暑い2024年8月のあれこれ

暑い暑い今年の8月は、暑さが苦手なのにお出かけの予定が多い一か月でした。
また自然災害の通勤トラブルに何度か遭遇し、色々考えさせられる一か月でもありました。


帰宅困難者になりかけた話

残業をしたある日、電車で帰宅中に地震が起こりました。
緊急地震速報が発報後、電車は緊急停止。もう少しで某駅に着くところで停まってしまった電車から降りるまで二時間ほどかかりました。

運悪く踏切内で停まってしまったため、何時間も踏切は開かず

電車から降りられるまで時間はかかりましたが、たまたま電車が停まった場所に土地勘があり安心感があったことでパニックに陥ることもなく、また、たまたま家族が在宅中で迎えにきてもらえたこともあり、日付が変わる前に無事に帰宅出来ました。もしあまり詳しくない土地で家族の助けも求められ場所だったら…と思うと恐ろしくなります。
そして充電済みのモバイルバッテリーとちょっとした食料と水が鞄に入っていたので、本当に心強かったです。そんなつもりで持っていたわけではないのですが、備えって大事。
この日以来、確実に通勤時の防災に対する意識が変わりました。
(この後にまた意識が変わる出来事に遭遇します)

協奏曲を聴きに@川崎

務川慧悟さんがラフマニノフのピアノ協奏曲第三番を演奏するとのことで、川崎にあるミューザ川崎シンフォニーホールに行ってきました。

バッハでなくショパンにサインをするとは

音楽系のイベントといえばラ・フォル・ジュルネくらいしか知らなかったのですが、ミューザ川崎でも夏の時期に音楽イベントが行われているのですね。もうちょっと近かったら来年も行きたいな。

お約束のアングルで

ラフマニノフのピアノ協奏曲は第二番が有名ですが、今となっては三番のほうがお気に入り。
奏者の背中を見るような席でしたが、聴きなれているピアノの正面から聞く音はホールで聴くととても新鮮でした。

チェロリサイタルへ@横須賀

知人に誘われて、北村陽さんのチェロリサイタルに行ってきました。

お若い!(可愛い…)

良席でちょっと緊張してしまいましたが、間近で聴くチェロの音色は良い意味で生々しく野性的でした。
今回のリサイタルがきっかけで知ることになった北村くん。
人柄も良くて、演奏も若々しく、これからどんどん活躍していってくれることでしょう。期待しています。

目の前です

務川慧悟ピアノリサイタル2024@サントリーホール

ピアノリサイタルでサントリーホールを訪れるのは久しぶり。個人的には大きなホールでの務川君のリサイタルは初めてです。

この日も良席

自分が弾いたことのある曲がいくつかプログラムに含まれていたこともあり、とても楽しみにしていました。
純粋に「好きな曲を生で聴いてみたい」という思いと、自分の演奏にプラスできる「何か」を得たいという思いがあり、楽しみつつも時には集中して、演奏を聴くことが出来ました。
指の動きや身体の使い方、ペダルの踏み方やソフトペダルの使い方など、学べることが多かったです。
久しぶりに聴きに行って良かったと思える演奏会でした。

務川慧悟ピアノリサイタル2024@駒ヶ根文化会館

ポスターのキャッチコピーがすごい

サントリーホールに引き続き、長野県は駒ヶ根で行われたリサイタルにも行ってきました。
クラシックのコンサートで同じ内容のものを二回聴きにいくのは初めてでした。

お約束のアングルですが、この暗闇の中にピアノがあります

同じプログラムだとどうしても前回と比べてしまいますね。
この曲は前の方が好みだった、こっちは今回がいいかな、とか。
ホールの規模が違うし楽器も違うし、行ってしまえば演奏者の体調やメンタルな部分も違うでしょうから、その違いは興味深かったです。

演奏者は孤独でもある

駒ヶ根では純粋に曲を楽しむというよりは、演奏技法や表現の仕方など、どちらかというと勉強するような感覚で聴いていました。
意識してそうしているわけでもないのに勝手にそういう「耳」になってしまうので、好きなピアニストの演奏でもそうなってしまうのだから音楽を楽しみたいのならピアノ以外のコンサートに行ったほうがいいのかなと感じました。
でもやっぱり聴きたいんですよね、務川君の演奏は(反田君もね)。

通勤に6時間かかった話

今月は通勤途中で地震が起こったり、悪天候で電車が遅れたり、と自然災害が理由の通勤トラブルが多かったです。
冒頭で通勤困難者になりかかった話を書きましたが、そのほぼ一週間後にも地震で電車が停まり、そちらは運よく回避できました。
そして月末、台風による大雨の影響で通勤で使っている電車が運転を見合わせ、他の交通機関や路線を利用して職場まで6時間かかったという経験をしてしまいました。帰宅でも時間がかかり、結局この日は通勤に10時間ほどかかりました。
昔々に比べれば情報は入るようになりましたが、移動距離が長いので天気や交通状況など読めない部分もあります。
この日は「このバスに乗るか否か」「戻るか進むか」の選択のすべてが裏目に出てしまい、このようなことに。

後から思うと、やはり休むべきだったか、とも思います。
ただ幸いにもすべての路線で振替輸送が使えて懐が痛むこともなく、仕事も午前半休扱い、午後は早退としましたが残業をかなりしていたのでお給料もそれほど減ることはなく。使ったのは時間と体力だけ、か。
何が正解だったかはわかりませんが、いつまで往復5時間かかる今の職場で働き続けるのか、この先の働き方も含めてよく考えなければならない時期にきているようです。

9月は心穏やかに過ごせますように。

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