【森のキャンパス】森とあそぶ vol.2 はじめての夜の森さんぽ~月夜のナイトウォーク~
9月10日(土)【森のキャンパス】森と遊ぶvol.2『はじめての夜の森さんぽ~月夜のナイトをウォーク~が開催されました。
前日は雨だったのでお天気が心配でしたが当日は雲の多い晴れという感じでちょうどいい気候でした。
開催場所は美杉台緑地という所で、山に入る手前の草原にテントを張り拠点にしました。
合計20名以上の親子が参加してくれたのですが、飯能・入間・狭山・所沢とそれぞれ別の場所から来てくださっていました。(ありがとうございます!)
講師はもくもくらぶも担当しているさっちんです。
17:30から会がスタート。
開始の時点ではまだ外は明るかったのですが森は危険がいっぱいです。
さっちんが参加者の皆さんに夜の森の注意事項を丁寧に説明します。
他にも飯能は森の入口で多くの山に続いていることを立体地図でお話してくれたり
夜の森では動物のように人間も五感が鋭くなることを話してくれました。
そのあとさっちんが取り出してきたのははてなボックス。
中に何が入っているか子ども達みんなワクワクドキドキしながら触っていました。
そしてまだ明るい中で山道を下見しに行こうとみんなで山の麓までお散歩です。
途中でカタツムリを発見したり夕方の森の美しさを感じたりと明るいからかまだまだ皆さん余裕があります。
散歩のあとはお月見にちなんで「おかざり作り」の時間。
好きな葉っぱを粘土に刺して生け花のようにしました。
残念ながら暗くなってしまったため写真はここまでしか撮影できなかったので、ここからはレポートを読んでどんな様子だったか想像してみてくださいね。
それぞれ作った「おかざり」と一家族1つずつろうそく型のLEDライトをもらって蚊帳のテントの中で一休み。
テントの中では楽しく話したり寝っころがったりして夜の森の音を聞きます。暗い中でお菓子を食べると味は違うのかな?と普段とはちょっと違う環境で家族団らんの時間を過ごしました。
家族水入らずで「夜の森テント時間」を過ごした後はいよいよ夜の森に入ってみます。
ワクワクドキドキだけどちょっと怖いかんじです。
「お化けいそう・・・」なんて声も聞こえてきます。
さっちんの提案で懐中電灯はつけないで歩きましたが明るいうちに下見をしたおかげで誰も泣く子はいませんでした。
むしろみんなずんずん森に入っていきます。
当たり前ですが夜の森は真っ暗です。
みんなの声のほかには虫の声しか聞こえません。
誰かそばにいてくれるってこんなにも心強いことなのか、と皆さんがいてくれることに感謝しました。
山の中である実験をしました。
目の感覚の実験です。
片目は隠したままもう片方の目はろうそくの炎を見つめてそれぞれ違う明るさに順応させてみると・・・
なんと右目と左目で見える景色の色が違うんです!
初めての体験にみんなびっくりです。
私もとてもびっくりしました。
人間には五感が備わっていて、本能的に感じ取り適応できる素晴らしい能力を持っているということが分かりました。
普段はなかなか気づくことができないけど、人間ってすごいですね!!
そしてまた懐中電灯なしで下山して終わりとなりました。
大人も子どもも新しい発見がたくさんあったと思います。
私も一生忘れられないとてもよい思い出になりました。
何よりも誰もケガなく終わることができて本当によかったです。
こんな一生忘れられない素敵な自然体験をしにきませんか??
次回は10/29(土)10:00~12:00でテーマは『里山クラフト』です。
竹を使っていろいろな遊びを体験しますのでぜひご参加ください(*^-^*)
(文:坂田弘子)
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坂田弘子
飯能生まれ、飯能育ちの生粋の飯能っ子。
WEBデザイナーとしてビリーフ・プラスのアウトソーシング業務を受注するなど、2児の母として子育てしながら在宅ワーカーとして活動中。
最近健康オタクぎみ。