Act-4 Day1の感想記事(後編)
はじめの挨拶
この記事は前編からの続きです。この記事から来られた方は、先に下記リンクの記事をお読みすることを強くお勧めいたします。
なお、項分けも前記事からの連番ですので、敢えてはじめの挨拶には章を振っておりません。ご承知おきください。
前置きもこの程度にして、早速本編へ入っていきましょう。
3.13 第3ブロックユニット曲
まず初手はCHEER UP! HEARTS UP!です。LOVERS HEARTの応援ソングです。勿論フルは初披露。
続いて夢見がちBride。割と新しめの曲。老人は新しい曲は追いつけないので、イントロドンで追いつけないしそもそも「なんだっけこれ」になりました。今書いてても曲名から曲調が出てこない。
あっ、初手2曲一瞬で感想終わってしまった……。これ記事分けた意味あるんか……?はい、ちゃんとあります。第4ブロックに激ヤバ曲ぶち込まれてるので。
3.14 絵羽模様
ソロパート初手は絵羽模様。うちの子なので長々と語りたいところなのですが、なんとこの曲、私がちゃんと考察ができていないので、語りません……。はなしらべなら語るんですけど、そもそもAct-2で語ってるし……。(そもそも担当って言いながら担当のことよくわかってない節ある)
ただ、担当曲に何もコメントを付けないというのも少し味気ないので、ちょっとコメントを付します。この曲、今までのエミリーとはちょっと曲調変わったなという印象を感じます。今までは純正バラードばかりという印象でしたが、今回の絵羽模様は、ちょっと近代的なお洒落ソングにまとまっている印象です。
とはいえ、担当曲であることには変わりないので、イントロドンからの後方彼氏面してました。(内心、なんで微笑み日和じゃないねんって気持ちはよぎりましたが。絵羽模様9thでやっとるやろ)
ところで、ここまでソロ曲はゲーム尺でしたが、絵羽模様はまだミリシタに実装されていません。ということは、今後ミリシタに実装されるのでは?だとしたらエミリーSFYのSSRが来るのでは?まだ来てませんけど。多分。
3.15 第3ブロック ソロパート
続いて、「あのね、聞いてほしいことがあるんだ」です。「あのね、売ってほしい土地があるんだわぁ」ではないです。木下ひなたさん、あまり曲が刺さらないのでちゃんと聞いてなくてですね……。
続いて、アニマル☆ステイション。狂った中谷育のオタクがゲーム尺なのに15本くらいUO折ったらしいと聞いて唖然としてます。オタクもここまで狂いが極まると、一周回って清々しいものですよね。
アニマル☆ステイションと言えば、間奏の振り可愛いですよね。7thRの南早紀さんや天ちゃん、ころあずがやってたのを思い出します。あのちっちゃい原嶋さんがやるのもまたよし。
あと、わざわざここで書くほどでもないめっちゃしょうもない小ネタですが、どこかに青波楼(セイハロウ)って中華料理屋があったら中谷育のオタクたちに通われてそうだなあとか思ってます。これを基に兄丸駅を架空地図で作りたい気持ちがないかというと嘘になります。
続いては、たんけんぼうけん☆ハイホー隊。えっこれってコール曲ですよね……?ってくらい周りからコール聴こえへんくてびっくりした。聴こえてもFuFufwfwだったし。
なお、この曲本来はAct-2でやる予定だったらしいですね。こういうところでリベンジの機会を与えてくれるのがミリオンライブというコンテンツの優しさであり懐の広さだと思う。こういうところがあるからミリオンライブというコンテンツから何時まで経っても足が洗えない。
第3ブロックソロ曲最後は――ギュイーーーーン!流星群。
愛美って女は本当にずるいと思うんですよ。普段はただのおもしろ関西人なんですけど、ギターで魅せるのが本当にずるい。愛美さんがいなかったらバンドリができなかったって逸話が本当に凄いと思う。
流星群と言えば、7thRのジュリアと桃子で歌ったやつも好きですね。流星群やっとけばとりあえずエモになるのほんまずるい(それ言ったらジュリア曲だいたいそうなんだけど)。
3.16 第3ブロック ユニット曲その2
第3ブロックのソロパートが終わり、再びユニット曲です。初手は――――昏き星、遠い月。おいみんな座れよ。俺はちゃんと座ったぞ。
いや待て、これやるの!?この曲ってか、物語としては6thライブで完成されたのでは??俺はLVだったけど6thライブ福岡公演の物凄いミュージカルを見たぞ???あの伝説の「皆様座ってご鑑賞ください」が脳裏によぎったから座ったんですよ。まさかその劇中劇がまた見られるのか……!?
結論、流石にあの劇中劇は見られませんでしたけど……。でも、あの時の「声優の本気」ってすごいなあとは思いましたね。あの頃まだミリオンライブそんな詳しくなかったんですけど、食い入るようにミュージカルを見てしまいましたね。
ブロック最終曲は――dans l'obscurite。ミリPは英語すら読めないんだからフランス語なんてもっと読めない。俺も読めなかった。やっと完全体Chrono-Lexicaが揃ったんですよ。周年ライブでは初披露の7thRはゆっけさんがおらず、ユニットライブの8thはみっくがおらずと、いつも誰か欠けていたChrono-Lexicaですが、ようやっと完全体になりました。
完全体になるとこんな強いんですか??やっべえ。今までも、ミリオンにあまりなかったヘビメタ調の曲調で暴れ散らかしていましたが、完全体って強い。しかも間奏に台詞の詠唱タイムが入ります。強いって、勝てん。
第3ブロック、強いです。Act-4を舐めてました。ごめんなさい。
3.17 きまぐれユモレスク
MC明け。第4ブロックということもあり、そろそろ誰が歌ってなくて誰のソロが来るか予測し始めるころです。また、今までのブロックの予想から、ブロック初手はユニット曲という予想が付いています。さぁ、誰が歌うんでしょうね――――と思ったところで。あ。この音はだめ。
はい、きまぐれユモレスクです。箱崎星梨花という女に狂わされたオタクが死屍累々になる曲です。本日はこの記事をお読みいただきありがとうございました。以後は箱崎星梨花の限界オタクによる語りが始まります。
3.17.1 9thライブのユモレスク
きまぐれユモレスクを語るとあまりに長くなるので、1曲の中でも細かく章立てします。本当はもう1個インデントを下げたいのですが、noteの仕様上不可能なので、御堪忍いただけますと大変ご幸甚に存じます。
まず、このタイミングで来たのは完全に9thライブの再現です。まだ声出しが解禁されていなかった2023年1月のこと。比較的注目度の低かったMS2シリーズのなかでも群を抜いて注目され、中毒性と衝撃度の高さで話題となった曲がきまぐれユモレスクでした。
第4ブロック1曲目という、ライブにおいて目玉曲を据え置きやすいタイミングでの披露は、正直度肝を抜かれました。この手の曲は1曲目に安パイを置いて油断させたところに刺すものかと思っていました。
私は勿論この読みをしていたため、まさかMC明け初手できまぐれユモレスクをぶつけられると思わず、「次はこの曲です!」で意気揚々と立ち上がるはいいものの、ユモレスクのイントロをぶつけられて文字通り膝から力が抜けて会場に項垂れました。
当時は声出し禁止にも拘らず、あまりの衝撃に会場のそこかしこから驚きの声が漏れていたのも記憶に新しいですね。もちょの「すーき♡♡」に対し、そこかしこから断末魔が聞こえていたような気がします。私ですか?あまりに強すぎる一撃に完全にHPがゼロになってただ嗚咽し、虚ろな瞳でもちょの一挙手一投足を見逃すまいとモニタをまじまじと眺めていました。
その次ののり子の「きみがくれた言葉があるから」は、完全に茫然自失としており、ラスサビまで誰が歌っているかすら認識できていませんでした。虚ろな意識で、「とりあえず色だけ変えておくか――――。うぅせりか、君が生まれてきたときは、この世に天使が顕現したかと思ったよ」とセルフせりパパになってましたね。ラスサビまでずっと麗花さんの曲だと思って茫然自失していたら、一瞬魂が戻ってきて「あれ?これってのり子の曲じゃん」と急いで黄色に変えて魂が星梨花の下に去っていきました。なお、この気絶と覚醒の繰り返しは、3曲分ずっと続きました。
なお、この時は連番も星梨花のオタクだったので、2人揃って髑髏(しゃれこうべ)と化していました。
ところで、箱崎星梨花さんの一人称がひらがなの「わたし」なのは、小学校上がるときに自分のこと「せりか」って呼んでるの子供っぽくて恥ずかしいって言い始めて自分で直し始めたからなんだけど、なかなか癖が抜けなくてしばらく「せりかねー、あっ!わたし!もー!ぱぱったらわらわないでよ!」って毎回むすーっってされてたの可愛かったなあ。プロデューサーさん知らないでしょ、そんな星梨花の可愛いところ。それが箱崎星梨花ファン歴13年の格の違いですよ。
3.17.2 きまぐれユモレスクとは
ところで、きまぐれユモレスクとはどういった楽曲でしょうか。歌詞を紐解いてみましょう。ちなみに作詞・作曲はmekakushe先生です。ほかには、ピンクローズアプローズ、グッドサイン、わたしは花、あなたは太陽、おまえはオタクを担当しております――と言えば、mekakushe先生の作詞のやばさをご理解いただけるでしょうか。佐高陵平氏に続くミリオンライブ作詞の大型新人です。そのmekakushe先生のミリオンライブデビュー作がこのきまぐれユモレスクです。
せりか、嫌いにならないで。ぼく、せりか、すき。
いきなり攻撃力の高い歌詞です。真面目な話をすると花占いあたりとかかっているのでしょうが、きらいに対して「きらきら」を続ける言葉遊びが私には新鮮に感じられました。
あと、ここの振り付けが罪。何あのハートをくっつけたり離したりする振り付け。罪でしょ。あれ最初に見たとき頭狂うかと思った。
3.17.3 1番Aメロ
では続いてAメロを見ていきましょう。
mekakushe先生。あなたは箱崎星梨花にどんな感情を抱いているんですか?ちなみに、歌詞の「わたし」は全てひらがなです。箱崎星梨花さんの一人称に合致するということは――――そういうことだと思って読み進めます。
何が「ふだんはいい子だけどね 悪いこともね、たまにしたくなっちゃうの」じゃ。これはミリカン箱崎星梨花じゃん。普段は禁止されてる夜食をこっそり食べてる箱崎星梨花さん。箱崎星梨花さんの「悪いこと」ってこういうレベルなんですよ、可愛いですよね?
それとも、このカードが出たときのミリシタ4コマですか?ちなみに、僕の好きな箱崎星梨花さんの4コマ(5コマ)はこれです。というか、ミリシタ4コマをオタクに勧めるならこれ見せます。ヤバすぎる。なんだよこの3コマ目。完っっっ全に「「女」」の顔してんじゃん。
ただ、「こっち向いて」「ちょっとだけ気になっています あなたを観察中」という歌詞からは後者にしか思えないんですよ。このことが何を指し示すか。箱崎星梨花さんの恋心の芽生えです。そして、その相手とは――――。お分かりですね、プロデューサーに対してです。今まで箱崎家の一人娘として大切に育てられてきた星梨花お嬢様が、自分の足でその扉を打ち破り、出会ったのがプロデューサーなわけですが、その相手に対し「可愛い」などと言われ続け、自分の知らない新鮮な世界を見せ続けられ、年頃の乙女が恋心を抱かないはずがありません。
その瞬間連想されるのが、以下の歌詞です。
この歌詞を歌った人間がきまぐれユモレスクの歌詞を歌ってるんですよ???狂う。箱崎星梨花さんのことを「こども」だと思ってたらこんなに甘酸っぱくて初々しい全力の初恋をぶつけられてしまうのです。これは、確実に、着実に彼女が大人の女性へと成長している証なのです。箱崎星梨花さんの一番の魅力はこの「成長性」なんですよ。にしてはかなりぞっこんな気はしますが、そこはご愛敬。というか、こんな可愛い子に全力の愛をぶつけられて嬉しくないわけないでしょ?箱崎星梨花さんはPラブ勢ですし。うぇへへへ。
3.17.4 1番Bメロ
惚気話はさておき。Bメロの歌詞を見ていきましょう。
星梨花。いつの間にきみはそんな複雑な感情を抱くほど成長したんだい?パパね、星梨花がパパに彼氏でも連れてこようものなら3日は寝込むよ。というかもうね、せりちゃんのあまあまなラブソングってだけでもう顔面終わっちゃう。俺の心に飼ってる松田亜利沙がボロ泣きしてるし、箱崎星梨花担当プロデューサーの俺も「とんでもないものを作ってしまった」って感情になってる。せりか……うぅせりか……。しゅき……。
3.17.5 1番サビ
続いて、サビです。
は?なんなんこの歌詞狂う。
そういえば今さらですが、きまぐれユモレスクという曲名、多分ドヴォルザークの「ユーモレスク」が下敷きにありますね。私には高尚過ぎてよくわからない分野なのでここでの紹介は割愛しますが、箱崎星梨花さんはヴァイオリンを習っててそういう方面に造詣が深そうですよね。もっと博識になりたい。
ただそんなことよりも、歌詞ですよ歌詞。何が「ちょっとだけ悪い子になってあなたを困らせたい」ですか。何が「お利口だけが取り柄じゃないの!」ですか。誰がそんなところにエクスクラメーションマーク(久々に聞く単語)を付けていいなんて言いましたか?何が「好きなら気づいてよ わたしのこと見ててよ」ですか。何が「いい子じゃないわたしのほうが ねぇ好きなの?」なんですか???つまりこういうことですよね??
3コマ目なに?????箱崎星梨花さん、あざとさをいつの間に体得したの????やばい、助けて!!!!ヴッ!!!!!(吐血)
これもですよね。箱崎星梨花さん、もともと天然のSっ気があるんですけど、そのSっ気に自覚的になって「わざと」気を引くためにSっ気出してるんですよね。その証左がこの歌詞です。箱崎星梨花さんという可愛いの煮凝りみたいな存在に男子小学生みたいな好きな子にちょっかいをかけるみたいな属性を付け加えたの誰????ダメでしょ、こんなんね、好きになる。ダメです。
しかもこの子、家族以外の誰かを「好き」になるなんて初めての経験だと思うのです。でも、賢しらな子だから家族に対する「好き」と、劇場の仲間に対する「好き」、学校の同級生に対する「好き」、プロデューサーに対する「好き」がそれぞれ別種のものであることに気づいてるんですよ。気づいちゃったんですよ。
そんでもって、プロデューサーに対してだけ、自分に気を引いてほしいからとちょっかいをかけるのです。プロデューサーに対する「好き」は他の「好き」と違うとわかっていて、彼女はちょっかいをかけるのです。なんていじらしいんでしょうか。嗚呼星梨花……。
3.17.6 ラスサビ(2番は割愛)
さて、2番の歌詞を語りたいところですが、あんまり語るとこの記事がきまぐれユモレスクの歌詞にボコボコにやられたおじさんの敗戦記になりかねないのでまたの機会に。(数えたらここまでできまぐれユモレスク4000字語ってるらしい。もう手遅れでは?)
この記事では、ラスサビまで一気に飛びます。お忘れかもしれませんが、今皆様がお読みになっていらっしゃる記事はAct-4 Day1の感想記事です。Act-4で歌ったのは「ショートサイズ」です。歌っていないところだけ飛ばすというテイで歌詞語りします。
は????せりかさん??????あなたいつの間にそんな激重感情覚えたの????ねえ????
まずロマネスクから見ていきますか。普通ロマネスクと言ったら、ロマネスク建築のことを指すかと思いますが、roman(小説)から派生した「小説のように奇異な、空想的な、伝奇的な、荒唐無稽な」という意味もございます。文芸用語としては、「奔放な想像力によって現実の論理や事象の枠を超え、幻想の世界まで飛翔する性質」を指すようです。
(出典:https://kotobank.jp/word/%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%AF-663932#:~:text=romanesque%20%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%9E,%E3%81%B2%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86)%E3%81%99%E3%82%8B%E6%80%A7%E8%B3%AA%E3%82%92%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82)
いずれにせよ、「空想的」というニュアンスで共通するため、ここでは「空想的」であるとして読み解きましょう。ふたりでいちゃらぶする妄想ですか???ねぇ星梨花ちゃん?????きみおうちでそんなこと妄想してるの?????ムフーーーッッッ!!!
とりあえず、参考のSSRを以下に置きます。ご査収ください。
そっから後の歌詞がね、やばいの。たまらない気持ちって何????ねえ星梨花さんわかんないからきみの口から教えて???ねぇ????
「今すぐ会いに来て 連れ去ってくれてもかまわないよ」???つまりきみ逆玉の輿望んでるの?????駆け落ち????
からの?「ハートが溶けそうな熱いこの距離でいけないことをしよ」ですって?????いけないことってなに?????ねぇせりちゃん教えtちょっと待ってくださいこのみさん違うんです!ねぇ、静香も志保も冷ややかな目で見ないでよ!!!ねぇ!!!ねぇってば!!!!星梨花が言ってるの!!俺じゃない!!!信じてよ!!!!
「わたしのこと、ねぇ、好きでしょ?」
――はい、好きです。負けました。好きです。星梨花さん、結婚を前提にお付き合いしませんか?
ここの歌詞1番サビからラスサビで「好きなの?→好きかも→好きでしょ?」と段々確信が強まってるのがもう卑しかポイントです。
箱崎星梨花さんは見た目は幼く見えるかもしれないですけど、精神面でいったらかなり成熟してるんですよね。ここら辺はエミせりで対照的になるんですけど、エミリーは見た目的にはだいぶ大人びて見える(顔はクッソ可愛い13歳って感じですけど)のに対し、精神面ではちゃんと13歳の子供らしさが時折垣間見えるんですよ。それに対し、星梨花は背がちっちゃくて尚且つ童顔なので幼く見えるんですけど、成人男性を誑かせるほどには精神的に成熟してるんですよね。多分翼よりも精神面というか恋愛感情では成熟してます、確実に。あの14歳キラーとされる未来と同じくらいには恋愛感情が発達してます。
でもね皆さん、想像してみてくださいよ。あの星梨花さんにですよ?下から覗かれて「わたしのこと好きでしょ?」って言われて落ちない男がいますか?
そもそもだね、星梨花は基本敬語なんですけど、その星梨花が敬語を抜いて「好きでしょ?」と言ってくるわけです。狂う、助けてくれ。しかもいけないことをしようと誘ってきてからの。この女、男を手玉に取るのうますぎるだろ。莉緒、いいか。男の落とし方は星梨花から学べ。いいな?
3.17.7 アウトロ
ここからの「すーき♡」「きらーい」ゾーンは胃に悪いです。「すーき♡」で「俺もしゅきー♡♡」と星梨花ガチ恋勢になりますが、「きらーい」で「星梨花!!待ってくれ!!!俺のこと嫌いにならないでくれ!!!悪いところ全部治すからさぁ!!!ねえ!!!」という気持ちになります。
ここの「すーき♡」ゾーンは、前述の通り「好き」には色々あるけれど「嫌い」の多様性はないことがもちょによって表現されています。真面目な話をすると、アイドルとしての活躍を通して、星梨花が様々な「好き」の種類に出会ってきたことを表していますね。ただ一撃が強すぎて毎度血反吐吐きかける。きまぐれユモレスク自体、実はあまり聴きません。聞いたら毎回感情ボロボロになるので。
あと、アウトロにちゅーする音も入ってるらしいです。せり……うぅせり……。せり。せり――。
3.17.8 ライブ中の私
以上が、私がきまぐれユモレスクに抱いている感情です。激重。しかも、Act-4は夢色トレインで来ると踏んでいたので、まさかこっちで来ると思わず。あのね、9thの第4ブロック初手で不意を突いてきたところまで完全再現しなくていいんだよ????ぼく、「次の曲は~?この曲です!」で立ち上がってきまぐれユモレスクのイントロで膝から崩れ落ちるのを完全再放送すると思わなかったよ。そのあと蹲ってオイオイ泣いてるところから立ってる人の合間からモニタを覗いて感情ボロボロになりながらもちょの表情を眺めるところまで完全再現するとは。
ところで、ショートサイズってことはいずれミリシタに実装されるんだよね?ミリシタで譜面叩けねえぞオイラ。
余談ですが、Day1でMS2楽曲叩き込んできたのはエミリーと星梨花だけです。こんなところにエミせり。
3.18 ローリング△さんかく
怒涛の7,000字弱のきまぐれユモレスク語りが終わりました。読み飛ばされた方、お帰りなさい。僕もね、しばらく茫然自失としてきまぐれユモレスクの余韻に浸っていたかったの。でもね、さんかく来たら流石に死者蘇生する。
実はですね、私がミリオンライブにハマったきっかけの曲がローリング△さんかくです。たまたま何かの機会でローリング△さんかくの試聴動画を聞いたのですが、とてもよくて。これが私が初めて触れたミリオンライブでしたね。そんな思い出深い曲です。
ローリング△さんかく、曲調が非常にキャッチーで良いのですが、実は歌詞もとても良い。振り付けも可愛い。周防桃子さんで一番好きな曲です。デコレーション・ドリ~ミンッ♪もMY STYLE! OUR STYLE!!!!も好きなんですけど、最初に出会ったときの衝撃に勝てない。
ユモレスク後で朦朧とする中でUO3本取り出して△やります。6thぶり。懐かしいこのムーブ。ユモレスクでFlyers!!!して行った魂が一瞬でWelcome!!してきた。何このライブ、すごい。
3.19 ソロ曲・ゆりしほのターン
ユモレスクのせいで感覚バグってるけど、これ普通の文量語り。続いて、ライアー・ルージュ。北沢志保さんって曲が押し並べて強いんですけど、その強者揃いの中から選曲されたのが1曲目。
北沢志保さんってこうやって「恋」を自覚するんだなぁってのが詰まった一曲ですね。「はじめて引いたルージュにも気付いてくれないのに」とか「嫉妬することだって知らなかった 他の人となんて話さないで!」みたいな、北沢志保さんの大人っぽさの裏にある14歳の年相応の可愛らしさが覗く歌詞が好きです。その中でも一番好きな歌詞がこれです。
北沢志保さんが「恋」を自覚するならこれなんですよね。志保さんは絶対最初は相手のこと好きだって自覚なくて、なんとなく「この人のこと知りたい」って感情持ってて、相手の身辺をつい目で追ってしまうんですよ。それこそ、使ってるハンカチとかそういう些末なところ。でも、その人の顔をふと思い浮かべたときに、なぜか顔の周りに靄がかかってしまうことに気づくんです。「そっか、私、あの人の顔ちゃんと見れてなかったんだ、なんでだろう?」と思ったときに「相手の目を見ちゃうと顔に出ちゃうから」とすぐ答えに辿り着いて、家で一人枕に顔埋めて脚バタバタさせちゃうんですよ。それが北沢志保さん14歳の乙女らしさ。
そんな一面がこの一節に表現されています(途中からオタクの妄想になったけど)。可愛いよね、志保ちゃん。好きです。
続いて、透明なプロローグ。ゆりしほじゃん、とあの夜のことが思い浮かびます。あの夜彼らに会っていなければ思い浮かぶことのなかったカップリング。正直百合子曲ってそんな刺さらないんですけど、ゆりしほが脳裏によぎってくると話は変わります。ていうかみっく歌うまくなったな。
3.20 Super Lover
次はSuper Loverです。そんな語るつもりはないんですけど、収まりが悪いので項目分けました。
イントロからぶちあがるやつです。今宵は満月で本当に満月だったの(しかも前回披露から連チャン)すごい。毎回ゆい㌧の脚なっがと言ってしまう。スタイル良すぎやろ。
からのウィスパー「テルミーテルミー」が好きです。ツルミーツルミーじゃないよ!長堀鶴見緑地線。5連クラップもちゃんと決まります。ちゃんと老人仕様のスパラバで余は満足じゃ。
3.21 第4ブロックユニット曲
ここからはユニット曲です。初手は矛盾の月。こっこさんの8thリベンジ
枠ですね。百花のほうは7thRでこっこさん込みのオリメンで披露してますが、こちらはフルメン初です。
続いて、カワラナイモノ。あずささん抜きのオリメン披露です。オリメン披露されなさ過ぎて「そういやオリメンこのメンツだったな」となる曲です。
ブロックのトリはカンパリーナ♡。新しい曲に追いつけないおじいちゃんです。許してください。
で、ここまで歌って最終ブロックでないらしい。本当に「一人も手放さない」姿勢を顕著に表してて素晴らしいです。これが我々の愛したミリオンライブです。
3.22 最終ブロック ホラー枠
MC後、いよいよ最終ブロックです。最終ブロック初手はクルリウタ。は?なんで???
「次の曲は~?この曲です!」のノリで「えんえんくるり」じゃねえんだよ。心なしかこの曲のときだけ会場ちょっと寒かったんだけど気のせいだよね?
で、この空気どうやって取り返すんだよ、もしかして赤い世界とかやらんよな?と思ったところで。『赤い世界が消える頃』。まさか本当にこの繋ぎやると思わなくて、イントロ流れた瞬間思いっきり噴いてしまった……。ちなみに、両方ともフルメン揃ってます。ミリオンライブってどうしてこうもホラーに真剣なんですか?
3.23 最終ブロック ホラー以外
この空気どう持っていくんや……もう心がホラーやねん。からのDIAMOND JOKER。つっっっよ!!!MTS始まって初っ端に切られたバチバチに強いジョーカー。初手でジョーカー切るやつがどこにいる。本当に1年通して駆け抜けた全国ツアーの最終公演の最終ブロックにぶち込んで遜色ないんですよ。
続いての電波感傷。出てきたときの歓声が凄かったよね。絶対Act-4でやるって踏んでたからね。確実にDay1の目玉曲でした。ちなみにユニット名のオフィウクスは13星座の蛇遣い座ですね。LTFのときにはまだいなかった二人の「忘れ物」を回収するとともに、LTDのデュエット枠すらも掻っ攫う名采配です。
からのMarionetteは眠らない。初期の名曲をぶっこんできやがった。1曲明けでのMachico再登板。伊吹翼のオタク生きてたかなこのとき。アイドルマスターはオリメンが当たり前じゃないので、こうも当たり前のようにオリメン揃われるとありがたみが……。根がデレのオタクなので、オリメンというものに貴重性を感じてしまうんですよ。ラ!だと当たり前なんだけど。
続いてシークレットジュエル~魅惑の金剛石~。手持ちの伊織ぬいを掲げました。当たり前です。センターなので。カバンの奥底に埋もれてて探すのに苦戦したのが玉に瑕。というか、ダイヤモンド強すぎんねん曲。真夏のダイヤも強いし。
3.24 Shamrock Vivace
間髪入れずShamrock Vivace。はい、大好きです。きんモザ以来、ジャズ調の曲が性癖なので、案の定刺さります。そしてこの曲、ベースがえっちなんですよね。私はウォーキングベースがめちゃくちゃ好きなので、この曲みたいにご機嫌に動き回るベースくんがホント好きなんですよ。
あと、真壁ソロ聴いてほしい。あべりかさんのVo力の強さを実感します。この曲、シンプルに歌ってて楽しい曲なんですけど、「弾けそうな高鳴りのChordを」の「の」でめっちゃ綺麗にファルセット出るんですよ。真壁瑞希の高音って実はめちゃくちゃよくて(cf. Melty Fantasia落ちサビ「にじむ~」)。
真壁ソロが特に好きなんですけど、正直誰のソロでも魅力的。この手の「誰が歌っても魅力的になる」曲、いいよね。μ’sだと豆1とか輝夜がそうですよね。豆1の矢澤とか凛ちゃんとかめっちゃ好き。WILD STARSのかよちんとかも、普段とギャップあっていいです。シャムビバはその手の曲です。
この曲、とてもカーテンコールが似合う曲だと思ってるので、ライブ終盤にやるのがとても気持ちいいんですよね。Starry Melodyみたいな終盤枠です。DD?君は三六協定引っ掛かってるからしばらく定時で帰りなさい。
3.25 EVERYDAY STARS
大トリはエブスタです。ミリオンの繚乱ことEVERYDAY STARSです。令和の団結ともいう。MCのときにぴょんさんの「光の海」で皆さん反応されてましたね(ひとりピンクローズアプローズ思い浮かべてた伊織Pです……)。
当然の如く全員分の台詞パートがご用意されてた安心設計。ひなたがちゃんとセリフを言いきれたり、桃子が「だって、楽しいから!」(原曲では「プロだから!」)って言ったり、一部オリジナルで改変してくれます。執筆段階でライブから4ヶ月半経ってるので記憶が薄いですが。
なお、私は偉いオタクなので、ちゃんと32人全員分自己紹介するアイドルの色に変えて七色色彩発光棒を振りました。親指腱鞘炎なるか思たわ。というか、まさか本当に32人全員分自己紹介やると思わん。えらすぎ。おかげさまでめちゃくちゃ長い曲になったけど、これがミリオンライブです。我々の求めているミリオンライブです。ありがとうございました。
3.26 アンコール、打ち上げ
ここからはサクッと行きましょうか。アンコール初手はCrossing! ミリオンライブを長くやっていればいるほど刺さる曲です。結局CrossingでペンラX字で持つの流行らなかった。
Crossing!後は代表してMachicoがMC。「不安な気持ちもわかりますが」ほんとだよ。
そして最終はRat A Tat!!! 回を追うごとにコールが揃ってくるのいいですよね。Act-3のときはまだコールそんな揃ってなかった印象あるので。
終演後は、Kアリ名物(にしてほしくないが)の大混雑を抜けて横浜駅周辺で飲み……にしようとしたが、どこもかしこも案の定満席だったので、翌日の曲予習を兼ねてカラオケへ。死んだ喉を引きずって翌日の大一番へと臨むのであった――。
3.27 Day1の総括
というわけで以上でAct-4 Day1の感想記事となります。流石は10周年の全国ツアー最終幕だけあり、セトリがバチバチに強かったです。まさかソロ曲をやるとも思わず、しかもそれぞれの一番自信のあるソロ曲を引っ提げてやってくるものだからそりゃ強いさね。
そして、千秋楽のAct-4 Day2です。ミリオンライブで、10周年にして初めての39人全員が揃うライブです。勿論、りえしょんもいます。私はどう調理されたのか、次回作に乞うご期待!
それでは、1.3万字の長文にお付き合いくださいまして誠にありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?