雑記|江の島を散歩して気が晴れた話
仲見世通りの小さな噓
鬱陶しいことが立て続けに起こり、気分が滅入っていたある日
気晴らしに江の島をぶらぶらと歩きに行った
仲見世通りを通って稚児ヶ淵まで行き、少し写真を撮って、また同じ道を引き返してきた
多くの人で賑わう観光地を歩き、行き交う人々の楽しそうな表情を見ていると、自分の悩みが小さなことのように思えてくる
そろそろ帰ろうかと仲見世通りを下っている時
三十代くらいの女性がひとり、私の少し前を歩いていた
女性は占い屋の看板に目を留め、足を止めた
どうやら