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一般観客の感想🦦〜50DMVOに格別感謝〜

「何がとは言いませんが9/24、空けといた方いいですよ」
~9/24下北沢に集え~ 例の告知が出た日にZakkさんが連絡をくれた。

Zakkさんとはジャズ好き、サックス好きが共通して知り合って割とすぐにリアルでお会い出来たVR友達の一人である。
いつもディープな話をしてくれる、ビンテージ楽器とか楽器職人界隈とかなんでそんなに詳しいんだろう??

サックスのセッティングとか語っている時は目がランランとしているが、
リアルのお誘いは「無理にとは言わないんですけど…」とか控えめに言ってくれる印象があった。
そのZ氏が「空けといた方が良いですよ」とまで言う。テンションが高い、本当に何かが起こるのかもしれない。

後日VARTISTsの情報が公開、本当にべらぼうにとんでもないことだった。
チケットの申し込み開始、うおおぉぉぉ即確保ッッッ!!32番ッッ!!?32??いやみんな速くない??
申し込みが始まったとき、Z氏は「ソールドアウトしなそうだから大丈夫w」と言っていた。

約2週間で200枚完売した。

一人で突然この情報をSNSで観測していたら、記念すべきイベントは昔からお付き合いのある人が行くべきだ…とか、
全部のバンドをVRで聞いたことが無い…とか何かに理由を自分で作って辞退していただろう。
(その後売り切れの報告を見て後悔するのだ)
ひとこと声をかけてくれて本当にありがとうございました。

__________そして当日、あまりにも人が多い。
チケットが完売しているのだから会場は200人で満員になる、そりゃあそうだ。
普段行くジャズのライブは観客が10人入れば多い方だ。
果たして自分は会場を盛り上げるファンの一人として機能することが出来るのだろうか。

そんな心配のなか、先鋒のStrollz登場、1曲目の霧の帳が始まった。
やられた、やられたという気持ちだった。余りにもかっこ良すぎる。
スモークとライトをバックにブロウするZakkさんの姿は紛れもなくサックスヒーローだった。
終わった瞬間心配は吹き飛び叫んでいた、のわ~~~~~~~ッッ!!!

しあのさんのMCもいつもよりテンションが高い。
あのままメスケモおじさんのフルverを唱えていたら危なかった。
サックスを吹くしあのさんには別の機会にリアルで会ったことがあったが、線の細い、おっとりした印象があったのでVRで聞くあの激しいピアノを弾く想像がついていなかった。
それが一曲演奏したのを見聞きしただけでイメージが合致する。
曲目になかったのにPEZのAKATSUKIを弾いてる所も想像できる気がした。
VRと人間の脳ってのはすごいんだなぁ

話は戻ってZ氏、2曲目以降はテナーサックスに持ち替えたがこれがまた音がとてもとてもよかった。
輪郭がしっかりしているがアタックがきつすぎない、芯と艶のある太い音だった。マイク越しでも生音が頭の中で鳴っていた。
これがもいじゃん仕様にZakkさんがチューニングした音なんだなと周りが盛り上がっている中その場で何度もうなずいていた。

もいじゃん仕様、というとSUSABIさん作曲のランバリオンがとてもとてもかっこよかった。
Moiriさん、ジャンクさんのパワフルな演奏が支える中繰り返されるテナーサックスの低音のパッセージが頭に残って、自然と体が動く。
大きいスピーカーのある現場で体感するのがとても楽しい曲だった。

そして、このお気持ち怪文書で一番言いたかったのが、Kuさんの星のエンディングからそのまま夏手帳につなげる流れが良すぎたってことだ。
声が出れば、これはずるだろ!!!って叫びたかった。
良すぎて声を失って、少しおいてYeah!!!と歓声を上げた。

_______ 結局全バンド全曲最高でしたという話に落ち着くんですが、
終始声を上げて手を振ってリズムとメロディを楽しんでいたら本当にあっという間に3時間以上過ぎていました。
新曲以外どのバンドもどこかで聞いて楽しんでしたことがある曲ばかりで、VR音楽界隈の深さ広さを感じました。

「Viviさんが来日してPhazeがリアルでライブを行う」
そんな一大イベントをただじゃ終わらせないと全力で仕上げて演奏する気概を持ったメンバーが集まって、
そんなを一大イベントをただじゃ終わらせないと全力でフォローしたり曲を作ったりする関係者皆さんが集まって、、
そんな一大イベントを現場で立ち会わないわけにはいかないと全力で飛んで叫んで声援を送るファンが集まって、、、
次があったとしても今回と同じライブは二度と無いと確信できる、関係者全員の熱意を感じずにはいられない最高の夜でした。

ライブが終わって数日経って、この文章を書き始めて消して、ちょっと書いてまた消してなんてしている内に最後に頭に残ったのは、
「全力を出したい!この人たちとの時間を、空間を、もっと良くしたい!」って思える人間関係を築いてきた皆さんって
すごいなぁ偉大だなぁいいなぁ~~~~~ってことです。それが友情でも対抗意識でも

最後に………

下北沢に行って本当に良かった!!!

………大変失礼致しました。

〝あれ〝だけ想いを込めて叫ぶことが一生のうちに一回でも出来たら、それはそれはもう最高でしょうね。

この体験をするきっかけをくれた、VRで音楽を楽しみ続けて来た人たちに感謝とリスペクトを込めて

ハモブレ

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