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ハリー・フーディーニ

夜食事に出掛ける途中、少しだけ時間があったので百貨店に出店している切手商をのぞいてみることにしました。昔ながらの店構えで、貨幣や切手がショーケースに綺麗に並べてありました。文化人シリーズや観光地百選等の戦後の記念切手だけでなく、高額な逓信記念日制定記念や産業図案等の普通切手もフレッシュなものが取り揃えられておりました。

お値段の方も昔ながらのカタログ価格そのままで、一揃いで5桁から6桁といった、同じフロアのブランドショップに引けを取らない値札がついており、良い目の保養になりました。

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そういえばデパートにはその昔切手・コインだけでなく、手品のグッズを販売するマジックショップや王様のアイディアといった雑多な店が服飾とは別のフロアにありましたが、大食堂や屋上の遊園地等とともにいつの間にかなくなっていました。

ここまで書いていて、ふと、小さい頃読んだ本に手妻時代からの手品の歴史や自分で作る手品の種とともに、奇術師ハリー・フーディーニの伝記が載っていたことを思い出しました。流石にその本はもう題名も覚えていないので今手に入れることはできませんが、代わりに彼の生涯が描かれている「栄光なき天才たち」が読みたくなりました。

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