読書感想記録 #006『子どもの未来が輝く「EQ力」』

まだ、親になってはいないが、子どもと接する機会をいただき、社会教育系の本を読み漁っている今日この頃。やっぱり、「子ども」の時に基礎をしっかり築くことができれば、将来に向けてのチカラになってくれることに確信が持てたのであります。



表紙にあるような「社会で必要な力は、6歳までに決まる!」だとか、三つ子の魂100までだとか、小学生までには・・・という言葉たち。確かにそうだと思います。まだまだ、成長途中の段階で、ふにゃふにゃ〜と柔らかい頭の内に吸収させていくのが良いのだろうと素人考えでも理解できます。

しかししかし、全ての子どもたちが、そのような機会に出会えるとは限りません。実際、私の知り合いも、もう中学3年生。

基礎ができていないと、こういう結果になるのか・・・ということを痛いほど実感しております。


大切なのは、「家庭環境」の一言に尽きます。母親、父親を含めた、その子どもの周囲の環境という意味で、「家庭環境」という言葉を使いました。一番大切なのは、一緒に住んでいる家族です。

子どもといえど、一人の人間です。「一人の人間として、どれだけ大切に、愛情深く、その子どものことを思った行動ができるのか」最低限、これだけを意識していれば、自然と子どもは、悪い方向へは進まないと思います。

とは言っても、自分の子どもといえでも、憎たらしく思えたり、イライラすることもあるでしょう。そんな時は、自分のことを振り返ってみましょう。果たして、自分は、親に対してどんな態度で接してきたのか?どういう言葉をかけてきたのだろうか?

・・・うーん。あんまり、良い記憶がないなぁ。自分自身。

親と離れて暮らすと、本当に、もう、ありがたさと言ったら、なんと言っていいものか。だ〜らだらとのらりと暮らしてこれたのは、全力で仕事をすることができたのは、母や父のおかげなのである。本当にありがたい。でも、言葉にするのは気恥ずかしい。母の日、父の日という日を設定してくれてありがとう。見事に便乗することができます。

おっと、話が横道に入ってしまいましたが、大切に思う気持ちはいつかは通じるのではないかと思うわけです。だから、諦めずに、自分の子どものことを信じてあげましょう。いつか、いつかはできるようになると思います。逆に、信じてあげなかった結果が、悪い方向に進んでしまっている未来ではないでしょうか?

率先垂範でも、反面教師でも、想う心が大切です。

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