仕事は求められた価値を提供しきること

フリーランスとしてなんだかんだ4年目に突入しました。なんだかんだ続いているのには、たぶん何かしらの理由があって、今回は「仕事の姿勢」という視点で書いていけたらと思っています。

自分はコーダーになるために独学であれこれ試行錯誤して、その経験をもとに独学からコーダーになる過程の情報を発信してきました。今でも自分の当時の情報を見て勉強したりコーダーになった方も多いかと思います。

振り返ってみると、コーディング方法やツールの紹介はしてきたけど、仕事をするにあたってのマインド面はほぼ発信したことがありませんでした。(内面のポエム系は自分にとって発信に勇気がいったりするので...)

方法論だけでは無責任なのでマインド面も書いてみます。まずは当たり前を当たり前に...。

仕事は求められた価値の提供

大原則として、仕事というのは、価値を提供してほしい人と、価値を提供できる人のマッチングによって発生します。

コーダーで言うと、コーディングしてほしい人と、コーディングできる人ですね。

求められた価値を提供すること

求められている価値を提供できる見込みがないなら、そもそも仕事を受けてはいけないし、受けたからには提供しきる義務があると思っています。

ピクセルパーフェクトうんぬんの話はよく出てきますが、それをクライアントが望んでいるのであれば、少なくともその案件中は、そこまでの品質を目指すのは基本です。(もちろんコーダーの視点から保守性などを考慮して交渉することはあります)

いろんなクライアントと仕事をしていると、要求が低いクライアントもいれば高いクライアント色々います。どこかのクライアント基準にして「今までそこまでの品質でコーディングはしていないので対応できません」は、今発注しているクライアントからすると知ったこっちゃありません。「とりあえずこちらが求める価値を提供してください」ってだけですね...。

求める価値のすり合わせを行うといったテクニック的な話もありますが(期待値調整みたいな話ですね)、大原則として求められた価値の提供をするということが最低限のスタートラインであり、ここを目指せないのであれば初めから仕事を受けない方がいいかもしれません。

ということで、求められた価値を100%を提供できるようになりましょう...。120%の価値とかの話は100%のその先です。

納品する責任

当たり前ですが、仕事を受ける合意をした以上は完遂する責任があります。責任の所在としては、請け負った当人が基本ですね。自分でやろうが外注しようが関係なく、クライアントが求める価値を期間までに、というのが原則です。

誰に外注してとか、どういったツールで、といったところって、実はクライアントからするとどうでもよかったりします。大事なのは(重複になりますが、、)クライアントが求める価値を提供してくれるかどうかって部分ですね。

だから「パソコンが壊れた」「外注している人が飛んだ」みたいな話はクライアントからするとどうでもいいんです。「そんなの知らないから納品してくれ」って話です。

仕事を受けた人は、スケジュール管理、自分のツールの管理、体調の管理なども、をして、納品まで持っていく責任があるのです。

やりきること

とはいえ、全てが思い通りに進めばそれほど楽なことはありません。当初の想定からズレることはあります。

クライアントは怒っているし、納期は迫るし、そんな時に頭を過るのは「すべてを投げ出して逃げたら楽だな」って考えですね。

うまくいってないことを修復する労力ってめちゃくちゃシンドかったりします。

でも前述したことと同じですが、クライアントからすると「そんなの知ったこっちゃない」これに尽きます。

「どうやったら間に合うようにできるのか?」「間に合わないなら最短でどれくらいでできるのか?」「できないなら要件を満たせる代替案がほしい」ってことですね。

仕事を受けたからには最後までやりきるがセットです。

逃げ出したら終わる

案件がうまく進まない時に、その人の本質が出てくると思います。自分も3年以上フリーランス活動をしていると、想定以上の感情になったり、思うようにいかない仕事もありました。

自分は逃げ癖があるので、逃げたくなる気持ちはめっちゃ分かります...。

ただ、人に恵まれ、マインドも変えてもらいながら、1度も途中で投げ出すことなく続けることができています(1度でも逃げていたら今の自分はないと確信しています)

結局、求められているのは「お願いした価値の提供」なので、過程でうまくいかなくても戻ってきてくれるなら最悪OKです。

うまく行かないときは、自分の知識や人脈、お金などフル活用して「どうやったら求められている価値を提供できるか」の脳に切り替えられるといいかもしれません。

うまくいかなかった時の打ち手として最悪なのが逃げたり開き直ることで、これをすると全て終わると思います。

まとめ

まとめると、「当たり前を当たり前に...」ということになるのかもしれません。

自分自身が仕事をする際の羅針盤としても常に忘れずにいようと思います。

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