開閉型の夫婦

最近祖母が9種だと気付き、同時に祖父は10種だった事に気づきました。

何気なく聞いてた昔話も体癖を通じて開閉夫婦という目線で見ると面白エピソードになったので少しシェアしたいと思います。

長年何種か分からなかった祖母

 わたしの中で9種は見定めるのが難しい体癖のひとつで、何故なら本心を隠す癖があるので人前で愛想良くニコニコする姿は左右型を彷彿とさせたり、
真面目に事務や雑用をやってる姿や感情が薄い所は(本当は濃いのですがあまり表出しないんです。)上下型に見える時もあります。
 
しかし思い返してみると
・異常に血縁にこだわる(内と外の区別が大きい)
・他人に集中を邪魔されると怒る
・義理や嫌だったことを絶対忘れないし、何十年に渡って何度も同じ話をする
・愛情表現は分かりずらくベタベタはしないけど
世話好きで対象の一挙一動を全て予測して先に用意する
・自分の子供や孫からの贈り物をやたら大事にする
(自分が昔描いたらくがきやガチャガチャのキーホルダーなど全て残してある)
・基本わかりやすく怒ることがなく、下手なことは喋らないが黙って圧を加える
・整理整頓され、管理が行き届いた家
・話始めるとこちらの事をずっと見て一切視線がブレない。息継ぎがあまりなく淡々と感情なく話す感じ
こちらが聞いてても聞いてなくても気にしない笑

  9種は血縁や身内にめちゃくちゃ甘いため、孫である自分は上記の行動をした所であまり怒られないし何故か他人にやたら厳しいけど自分たちには優しいおばあちゃんでしかなかったんです笑だから全然気づかなくて2種か4種かな〜?と思ってました。

帰省してセコガニを2人で捌いて香典箱を作っていた時
隣の奥さんが挨拶に来て機嫌が悪くなったのをみて
あっ集中を削がれるとこんなに嫌なんだ!と思って9種だと腑に落ちました。
(確認したら集中を邪魔されるのが1番きらい
めんどくさいと言ってました笑) 
 改めて体癖はその人の色んな側面を見ないとわからないものだなと思った1件です。

10種だった祖父

10種の祖父は私が小学生だった頃亡くなったので
体癖を知る前の記憶を辿ったり、母や祖母からの話だよりになりますがかなりわかりやすい10種だったと思います。

1番わかりやすいエピソードでいうと
昔子供の頃母を虐めた子の妹が修学旅行に行けなかったとき、わざわざ集金を呼びかけて行かせてあげれるようにお金を集めて連れ行ってあげたそうです。

また犬猫やひよこを拾ってきては世話は9種の祖母がしていたり。
少年野球チームの監督をしていてお金のなかった子供にお小遣いをあげたり、ご飯を皆に用意してあげたり(主に9種の祖母が管理していたそうですが)

自分の子供だから特別大事にするのではなく、動物も自分の子供を虐めた相手の子供もすべて平等に愛してしまうのが出来るのは10種くらいじゃないでしょうか?

頼まれると断れないので明らかに利用されていても気にせずお金を施したり、自分の持っているものを相手にあげること、助けてあげることに一切のためらいも見返りも求めない人でした。

しかし、そんな聖人かのような面だけではなく
拾ってきた動物の面倒を最後までみなかったり気に入らなかったら衝動で手を上げたり、あまりに際限なく他人を助けたりギャンブルにのめり込んだりして借金を作っては9種の祖母が仕事をかけ持ちして寝食忘れて働いたりもしたそうです。

私も10種にはそういうまるで人格が一致しないかのような二重人格的な側面があると思っていて
10種が抱える詰めの甘さや悪気ない欠点を9種の祖母は支えていたんだろうなと思います。

 開閉型はスケール感や他社奉仕への姿勢が似ているので10種がやり始める常人にはついていけないような大きい目標に対してでも納得すれば9種は黙って最後まで着いて行きますし、
逆に9種の細すぎて息が詰まるような管理も
10種のおおらかさからすると許容範囲なのかもしれないですね。




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