BRM611群馬300 CENTENAIRE

hang💖フォロバ100％

2022年6月12日 21:03

300周年記念ブルベに有名人大量参戦

プライベートでは400km以上走ることあっても、ブルベに限ると「200km専門」みたいな感じに近年はなっています。実際ひさびさの300km。

今回はAJ群馬のコースはほぼ上りが存在しない300kmコース。面白みはないけど全国で開催される300km記念ブルベで最も難易度が低い＆関東近郊。ロングライド世界で有名な人たちが山のように参加してくださいました。

まぁ、この世界すごい世間が狭いからなんとも言えないけど。

ブリーフィング

AJ群馬の末端構成員なのでスタート1時間ちょい前に高崎市の城南大橋の下に出社して交通誘導。城南大橋は難易度高めのコースのスタート地点になることが多いので、こんなに人がたくさんいるとは新鮮。

ブリーフィング中に予定通りしっかりお腹が痛くなった。スタートの装備チェックをして皆さんを送り出していくと、ばる師匠がいることに気づく。https://cannonball24.com/

びっくりした。

僕の装備やライドスタイルは2011年頃からばるさんの型をパク…模倣…参考にさせて頂いているので、有り体に言うと緊張しますよね。

さて、最後尾スタート。

ちらっと見るとスカイ・ロードさん（以下スカイニキ）がパンクしている。スタート同時パンクで準備中にも装備トラブルをしていた。ツイていないらしい。

僕よりスカイニキのほうが2ランクぐらいは格上だからそのうち追いつくだろうとスタート。…と500mでパワメの電池が切れた。電池交換しつつ、雨も思ったより強いのでレインシューズカバーをつける。７分ほどロスをした。

２０kmほど走るとスカイニキにつかまる

平地コースだから頑張らなくても１５時間でゴールできるはず。雨も止んだし、のんびりと行こうと走っているとスカイニキに追いつかれる。

スカイニキというと「飛ばしちゃう系」「ついていくと轢き殺される」と聞いていたので迷うも、とりあえずついていく。

速いといえば速いが、まだ合理的な範囲だったので結局６０km先のPC１までコバンザメ。平坦すぎて心が虚無になる区間だったので、メンタル的に助けられた。

PC１でみんなと合流してプリンへレッツゴー

PC１でAJ群馬スタッフズや東京近郊の名のある人たちがいたので、合流。9人が２組に分かれて西へ向かう。そして、どんどんと近づいてくる筑波山。あぁ、これを登るのかぁ…と分かりやすいのも旅の醍醐味ですね。

そのまま登ると思いきやプリン屋さんにIN
チェックポイントみたいじゃん？

今日のGPSルートデータをくれたきむさんに「奢って？」と言われたけど、露骨に顔にでてしまったらしく「わかったよ！」と諦められた。

ごめん、どっかのPCで何かをプレゼントすることにしよう。僕は宝塚歌劇団を見に行くために予算が無いので、100円の缶コーヒー微糖を飲んで場を繕っていた。

ほら、ブルベって自己完結イベントだからね。

PC2（折り返し地点）の手前で心底いやになる

筑波山は10％の勾配とだいぶキツい、みんな散り散りになった。登り終えて平坦を走っているころになると、調子が悪くなる。エネルギーが上手く回ってないなぁとボヤいていると、きむさんに追いつかれた。

きむさんに「デカ盛りの唐揚げたべにいく？」と聞かれたものの（宝塚歌劇団で予算がないんだよなぁ…）、心を鬼にして別れる。

あと、調子が悪いから折り返し地点のPC２まで行って、気分的にラクにしたいのが７割。

霞ヶ浦の大きな湖面（でいいのだろうか）は素晴らしかった。正直バカにしてたけど、いいね。写真撮って無いのは向風がキツくて、調子が悪いのを引きずってたから。

PC２（１５０km地点）に１３時前に着。そのまま隣のベイシアへ。スーパーはいい、安いし欲しいものが揃っている。名のあるロングライダーたちは揚げ物が好きだけど、僕は油に弱いので、うどんとかこういうものの方がいいのだ……

スカイニキに再会

お昼食べたら元気になった♪
ベイシアをでるとすぐAJ群馬ズ４人と再開するも、信号でスカイニキと２人に。後ろに３人いるけど、ゆっくり走ればすぐ追いつくだろ。

２度と出会うことはなかったけどね。

次のPC３は２３０km地点、ベイシアからは８０kmほどある。スカイニキを先頭に走って１～２時間進むうちに、いろんな人を吸収して「旅仲間」が生まれる。たまに先頭が変わったりしつつ、時速27kmほどのゆったりとしてペース。

スカイニキもこの集団でいいらしく、そのまま進んでいった。

平地コースの良いところは集団が崩れにくいこと。丘陵や山が多いとバラバラになってしまって、単独走になりがち。みんなで走ると楽しいね。

PC3（230km地点）でばるさん登場（後ろから）

16時台には最後のPCに到着。しばらくするとばるさんがINしてくる。前にいると思っていたのに意外。

「どうも群馬のブルベにでると腹の調子が悪い」
序盤から苦戦されていた模様。
（そういえば昔、上毛三山200kmを走ったときもそうだったすね…）

別の人にも声を掛けられる。さきほどまで一緒のトレインだった方だ。AJ群馬のスタッフさんなんですか？と聞かれるので「ﾝﾏｧ…末端構成員ｯｽｹﾄﾞｫ」と答える。

スタッフ ≠ 強い (具体例わたし）

よくあるじゃん、スタッフってスゴいんでしょ！？みたいなやつ。
そんなこと全然ないよ。ﾝﾏｧAJ群馬はスゴい人の方が多い気はするけど。

そういえば自分が着ている「上毛散々ジャージ（別名：ぐんまちゃんジャージ）」をAJ群馬のスタッフジャージだと思っている方が少なからずいるらしい。コンセプトも色も近いので自分でもそう思いそう。

雨ふーるなー（雷雲は目の前）

ゴールの300km地点までのリスクは「雷雨」

最後のPC３をスカイニキと、100km以上一緒に走っている中で出会った「33のひと。@BCNR33_KR4」さんと一緒に行く。

追風気味で時速30km台をキープ。徐々に周りも暗くなりライトを点灯させていく。40kmほど走るとばるさんに追いつく、もう伊勢崎市は目の前だ。

このまま何も無ければと思ったら、北側に雷雨。

光り輝く稲妻をみて4人は「ｱﾊﾊ」と変な笑いが浮かぶ。

偶然にも雷雲は上手いこと回避できた。伊勢崎からは往路とほぼ同じルートなので、淡々と進む。

「もう雨は大丈夫そうですね」と言うと、降ってきそうだから「まだ安心できないぞ！」と言い合ってたのが面白い。

ゴール！

あたりは真っ暗。高崎市に入り、最後のサイクリングロードを走ってゴール。14時間5分～10分くらい。ゴールまで雨には降られずに済んだ。日頃の行いが良いとしか言いようがない。

ゴールにはジョニー、くぼっちさんなどいつものみなさん。いつもにも増して合成なゴールもてなしセットで大満足でした。

どんどんみんなゴールしてくる。今回はコンディションもよかったので、ゴールタイムがみんな早め。

今回は城南大橋スタートでしたが、よしおか温泉スタートだと200kmと600kmでは、温泉無料券（割引券）がついてくるのでオトクです。

最後に、約250km漢引きのスカイニキありがとうございましたー。33のひと。@BCNR33_KR4さん、写真提供ありがとうございました！

今回の出費

スタート前　
コーヒー　１５０円
PC１　
ジャムアンドマーガリンコッペパン　１２０円
旨いプリン屋（食ってない）
コーヒー微糖　100円
PC2 　
水　150円
ベイシア　
弁当、コッペパン、コーラ　600円
PC3　
ブラックサンダー　コーラー　150円
ゴール　
記念メダル　1000円

合計　約2100円
(塩おにぎり5個 700g程度持参)

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