回顧・考察という言葉遊び・・後付パズル

ブログを更新しました。神戸新聞杯の回顧、菊花賞で好走する条件についての考察です。 http://blog.livedoor.jp/han_Warai/archives/52146355.html 
 
週末の惨敗の後に、相変わらず空虚なアイドル呟きをしていた半笑い氏であるが、珍しく早目に『回顧・考察』と銘打ってブログを更新していますので、その内容について検証します。

11:37.2-40.0-37.5-33.6=2'28"3 
1着(7)オルフェーヴル5-5-5-5(32.8)56 ※※
2着(5)ウインバリアシオン7-7-7-5(33.2/0.4)56 ※
3着(11)フレールジャック8-8-7-7(33.3/0.8)56

12:36.0-37.2-36.2-35.8=2'25"2
1着(14)ゴールドシップ12-11-8-6(34.5)56 ※
2着(6)ロードアクレイム11-11-11-10(34.7/0.4)56
3着(11)マウントシャスタ9-9-8-9(35.1/0.7)56

13:35.3-37.0-38.0-34.5=2'24"8
1着(10)エピファネイア8-8-9-4(34.3)56 ※
2着(15)マジェスティハーツ17-17-17-18(33.6/0.4)56
3着(4)サトノノブレス5-5-5-4(34.8/0.5)56 ※※

14:36.6-36.6-35.9-35.3=2'24"4
1着(10)ワンアンドオンリー14-14-13-4(35.1)56
2着(11)サウンズオブアース11-11-11-7(34.9/0.0)56 ※
3着(2)トーホウジャッカル7-7-7-9(34.8/0.0)56 ※※

神戸新聞杯1・3着馬(エピファネイア・サトノノブレス)が菊花賞で1・2着した一昨年、そして2・3着馬(サウンズオブアース・トーホウジャッカル)が2・1着した昨年。走破時計が2分24秒台の過去2回が”本番”好走馬を複数輩出する結果だったので時計は一応気になりますが、しかし最も時計遅かった11年の1・2着馬(オルフェーヴル・ウインバリアシオン)が菊花賞でもそのまま1・2着と最もリンクしており、時計にはあまり拘泥しないでもいいトライアルとも言えそうです。
なので時計を無視して、ラップと位置取りから強いて菊花賞での好走条件を抽出してみましょう。「3角→4角でポジションを上げ」かつ「上がりNo1or2」で3着以内という”持続力上位馬”は毎年1頭ずついますが、上記の過去4回に関しては本番で全て連対(上記の※印)しています。また「1~3角通過順が出走頭数の半分以内」で3着以内という”底力上位馬”ルートでも、過去4回で3頭の連対馬を輩出(上記の※※印)という結果が出ています。
これを踏まえて、今年の神戸新聞杯を見てみましょう。

15:36.5-39.0-37.1-34.1=2’26”7
1着…(6)リアファル1-1-1-1(34.1)56 ※※
2着△(5)リアルスティール7-8-8-8(34.0/0.3)56
3着○(9)トーセンバジル14-13-14-13(34.1/0.7)56 ※
4着▲(11)バイガエシ3-6-6-3(34.8/0.9)56
5着…(3)ジュンスパーヒカル11-10-9-13(34.5/1.1)56

仮に前記の「菊花賞での好走条件」が今年も継続すると仮定すると、”持続力上位馬”に該当するのは「3角14番手→4角13番手とポジションを上げ」(並びの問題なので実際は「後ろから2番手→最後方の一団」と下げたとも言えますが、この区間で馬群はグッと詰まっているので一応該当と判断)、「No2タイの上がり34.1を使った」トーセンバジル。そして”底力上位馬”に該当するのは「終始先頭に立って押し切った」リアファルで、ダントツ人気だったリアルスティールは実は馬券圏内で唯一好走条件に該当しない(15頭中8番手というちょうど真ん中の通過順=半分以内にギリギリ足りない)ということになります。

とはいえ、本番はここから一気に距離が3F伸び、しかも直線は平坦になるので、ここでのパフォーマンスが一義的に判断材料となることはもちろんありません。更に言えば、このレース単体の評価でも、4角で一気に馬群が詰まって直線で外に大きく拡がるという展開だったので、各馬の走破距離にかなり差があり、額面そのままは受け取れない状況です。具体的には、道中終始外外を回り、直線では馬場の真ん中を抜けて来た4着バイガエシを基準とすれば、逃げたリアファルは当然ロスがなくかなり走破距離は短い内容。対して道中はバイガエシよりやや内を通ったものの直線ではバイガエシより外に持ち出して最速上がりのリアルスティールの走破距離は長く、これで最速上がりはやはり「額面以上の価値」となるでしょう。

様々な要素を勘案して本番に臨むのは、陣営だけでなく予想をする/馬券を買う側としても同様。しっかり見極めて、納得のいく予想を組み立てたいと思います。』  

これが、『神戸新聞杯の回顧&菊花賞への考察』だそうです。
薄味ですよね。。。体調不良で医師の提言により塩分控えの食事制限をされているかのような味です。。。
全く味も無ければ、内容がありません。。。
先ず、高額で自信満々に予想販売をしているわけですから、回顧の際には薄っぺらなレース動向をなぞるだけじゃなく、少なくとも『予想の際の自身の◎○▲を呈した馬への考え方』と、『実際のレース結果との乖離』について十分に検証して自論を述べる必要があるでしょう???
毎回、回顧と謳って駄文を晒していますが、一切凡走した◎馬についての解説はありません。
故に、札幌2歳Sで◎を打ったスパーキングジョイ(6着)に、今回芙蓉Sで再度○を打って(6着)同様に惨敗という結果を招くのです。

完璧にデータを解析して今後の再現性も保証されると仮定しても、それはあくまでも「複数回の施行を繰り返せば儲かる可能性が高い」という域を出ないということです。個体”を見ているのではなく”系統”を見ている場合が多い”データ”予想に関しては、それが「目前のレースに限って再現される」というのは、ほぼ幻想であることはしっかり意識しておきたいものです。』  
( http://blog.livedoor.jp/han_Warai/archives/52143872.html ) 

と言う風に、データ予想を貶しておいて、それに対比させて

過去の走破ラップだけに拠った分析となります。ラップ分析の予想に関しても、今回に限った再現性の保証は全くありませんが、”系統”ではなく”個体”を見る分析であることだけは担保されております。ご期待ください!』 
と言う風に、自分の予想は『データ予想なんかとはレベルが違うのだ』と自慢していたくせに、回顧や考察に書いてる内容は、まさしく範疇で言えば『データ予想』に属するような内容であり、更に言えば、その『データ予想』として捉えても極めて低レベルの考察なのである。。。

今回の『回顧・考察』について、何故『低レベル』なのか?何故『駄文』なのか?を解説します。

先ず、直近の神戸新聞杯の結果をコピペした上で、その上位馬が菊花賞で好成績をあげている事を説明し、非常に時計の遅かった11年のオルフェーブル・ウインバリアシオンの菊花賞でのスライド好成績を理由に、 
時計にはあまり拘泥しないでもいいトライアルとも言えそうです。』 
と、言い切ってしまいます。

自称ラップ予想家でしたよね???(素人でも解るレベルの話以外に、半笑い氏から詳しいラップに基づく予想・的中を見たことが無い)
それが、時計は関係ないと言った時点で、ラップの話は放棄同様の行為です。
じゃあ、何で説明してくれるのですか?(笑)

なので時計を無視して、ラップと位置取りから強いて菊花賞での好走条件を抽出してみましょう。「3角→4角でポジションを上げ」かつ「上がりNo1or2」で3着以内という”持続力上位馬”は毎年1頭ずついますが、上記の過去4回に関しては本番で全て連対(上記の※印)しています。また「1~3角通過順が出走頭数の半分以内」で3着以内という”底力上位馬”ルートでも、過去4回で3頭の連対馬を輩出(上記の※※印)という結果が出ています。』  

あの~、これって、巷に溢れる『消去法』(データ予想)と同じですよね?
半笑い氏が卑下して差別化していたデータ予想の範疇ではないですか?

まぁ、折角一生懸命条件を抽出して書いているみたいなので、一応乗っかってみるだけ乗っかってみましょう。。。。

”持続力上位馬”
「3角→4角でポジションを上げ」かつ「上がりNo1or2」で3着以内 
(※過去4回本番で全て連対)
”底力上位馬”』 
・「1~3角通過順が出走頭数の半分以内」で3着以内」
(※※過去4回で3頭の連対馬を輩出)

『”持続力上位馬”』:ウインバリアシオン・ゴールドシップ・エピファネイア・サウンズオブアース
『”底力上位馬”』:オルフェーヴル・サトノノブレス・トーホウジャッカル

『”持続力上位馬”』・『”底力上位馬”』という2つの範疇を掲げ、其々条件を設定しクリアした馬が、菊花賞でも好成績をあげているでしょう???
ほら、簡単でしょう???これを今年に当て嵌めればいいのですよ。。。
凄いでしょう?俺スゲーでしょう?天才でしょ?予想買ってよ。。。
という訳です。。。(笑)

本人は御満悦の様子で、ブログ更新も珍しくハイスピードだったのですが、
ハッキリ言って、
『だから、何??』
という感じなのです。そもそも、この手の条件による取捨選別的な抽出についての致命的な欠陥は、

結果論から導いて条件を無理矢理にこじつける』 

という事なのです。菊花賞の結果と神戸新聞杯の結果を無理矢理にリンクさせる為に、無理矢理に条件を探し出すという作業だからです。
今回で言えば、先ず
「3角→4角でポジションを上げ」かつ「上がりNo1or2」で3着以内』 
という条件です。
意味合いは解るのですが、『3角→4角でポジションを上げ』と言う点に於いて、ラップに関係なくという点も不思議だし、『3角→4角でポジションイーブンもしくはダウン』との差異についてどう違うのか??という条件設定の理由も不明です。更に、『「上がりNo1or2」で3着以内という条件も、何故上がりNO.3ではダメなの???着差関係無しに着順3着以内で区切る理由は???と言う風に、

条件設定の根拠が、極めて曖昧なのです。

不自然な曖昧な条件設定になっているのは、結論ありき(神戸新聞杯・菊花賞のリンク)という答えから遡って都合の良い条件を探しているからなのです。

例えば、『上がりNO.3』まで条件を拡大すると、2014年ではワンアンドオンリー(神戸新聞杯1着→菊花賞9着)、2012年では、ロードアクレイム(神戸新聞杯2着→菊花賞6着)、2010年ではフレールジャック(神戸新聞杯3着→菊花賞10着)という風に条件対象馬が拡がって、一気に菊花賞凡走馬の混入により『※・※※馬は菊花賞で好走』という結論のインパクトが弱くなってしまうが為に、敢えて意図的に『上がりNO.2』という条件を決めた訳です。

しかし、考えてみてください。これらの『上がりNO.3』の馬の、たかが0.1秒~0.2秒の上がりの差が、菊花賞での好走・凡走の理由に成り得ると思いますか???明らかに後付の無意味な条件設定です。 

「1~3角通過順が出走頭数の半分以内」で3着以内」』 
という条件設定も安易に見過ごしがちですが、よく見れば笑ってしまうでしょう???
1~3角通過順が出走頭数の半分以内』って、微妙に広いし、出走頭数の半分って???ペースも関係なく???そこで区切る根拠って???
変でしょう???(笑)
理由は簡単です。『サトノノブレス』を拾ってあげる為です。。。。 
適合データ数を増やして、理論を正当化するために、サトノノブレスを拾うために無理に設定したのです。

『3角→4角』の件でも、過去に遡れば、イコピコやローズキングダムについては、どういう解釈なのですか???リーチザクラウンは先行2着でしたが、本番では5着ですよね。。。とか、逆にフローテーションの場合は??? 
ナムラクレセントの解釈は???ユウキソルジャーは???

と言う風に、神戸新聞杯と菊花賞の関係だけでも、そんなに方程式の如く簡単ではないのですよ。。。
それを、恰も、○○の条件の馬は○○である。。。みたいに、どうみても不自然な条件設定を後付して解かったような屁理屈を述べる事に何の意味があるのでしょうか????

15:36.5-39.0-37.1-34.1=2’26”7
1着…(6)リアファル1-1-1-1(34.1)56 ※※
2着△(5)リアルスティール7-8-8-8(34.0/0.3)56
3着○(9)トーセンバジル14-13-14-13(34.1/0.7)56 ※
4着▲(11)バイガエシ3-6-6-3(34.8/0.9)56
5着…(3)ジュンスパーヒカル11-10-9-13(34.5/1.1)56

仮に前記の「菊花賞での好走条件」が今年も継続すると仮定すると、”持続力上位馬”に該当するのは「3角14番手→4角13番手とポジションを上げ」(並びの問題なので実際は「後ろから2番手→最後方の一団」と下げたとも言えますが、この区間で馬群はグッと詰まっているので一応該当と判断)、「No2タイの上がり34.1を使った」トーセンバジル。そして”底力上位馬”に該当するのは「終始先頭に立って押し切った」リアファルで、ダントツ人気だったリアルスティールは実は馬券圏内で唯一好走条件に該当しない(15頭中8番手というちょうど真ん中の通過順=半分以内にギリギリ足りない)ということになります。』

先程の自己中心的な穴だらけの稚拙な方程式に今年の結果を当て嵌めて語っていますが、
ダントツ人気だったリアルスティールは実は馬券圏内で唯一好走条件に該当しない(15頭中8番手というちょうど真ん中の通過順=半分以内にギリギリ足りない)ということになります。』  
と、頓珍漢な事を言っています。。
いやいや、15頭中8番手云々で、『出走頭数の半分』か否かについて言っていますが、トーセンバジルをクリアにするのであれば、リアルスティールは当然持続力上位馬「8→8」上り1位で2着なのですから。。。3角→4角の位置取りが「8→8」だから満たしていないのですか??(笑)
ねっ。。。阿呆みたいでしょう???
条件自体が根拠無しなのですから、そこから導かれた結論も生ゴミ同然なのです。何の意味もありません。何の役にもたちません。

とはいえ、本番はここから一気に距離が3F伸び、しかも直線は平坦になるので、ここでのパフォーマンスが一義的に判断材料となることはもちろんありません。更に言えば、このレース単体の評価でも、4角で一気に馬群が詰まって直線で外に大きく拡がるという展開だったので、各馬の走破距離にかなり差があり、額面そのままは受け取れない状況です。具体的には、道中終始外外を回り、直線では馬場の真ん中を抜けて来た4着バイガエシを基準とすれば、逃げたリアファルは当然ロスがなくかなり走破距離は短い内容。対して道中はバイガエシよりやや内を通ったものの直線ではバイガエシより外に持ち出して最速上がりのリアルスティールの走破距離は長く、これで最速上がりはやはり「額面以上の価値」となるでしょう。
様々な要素を勘案して本番に臨むのは、陣営だけでなく予想をする/馬券を買う側としても同様。しっかり見極めて、納得のいく予想を組み立てたいと思います。
』  

そして、散々駄文をダラダラと書き続けた挙句の結論は、
やっぱりリアルスティールも怖いし、舞台も変わるし距離も伸びるので菊花賞本番については一切わかりません。。。。皆さんもよく考えましょうね。。

。。。。だそうです。。。阿呆なのですかね????

因みに、因みに半笑い氏の昨年の菊花賞の予想は、
菊花賞は◎15ワンアンドオンリーを軸として信頼、相手は○9ハギノハイブリッド▲4サウンズオブアースの京都巧者で勝負。』   
2.4倍の1人気馬を後追いで◎を打って、見事に9着に飛ばしてくれました。。。今年は、どの馬に呪いをかけてくれるのか見ものですね。。。