見出し画像

8/12 夕べのご飯

我が家は毎食、地元の食材を半分以上使う。

同じ水を飲み、
同じ空気で育つ野菜に親しみがある。

育てた人を知り、
その人が栽培している様子を想像すると、
たまらなく愛おしくなる。

肉や卵だって、
調味料だってできるだけ近くでつくられたものを食べてる。

火曜日、大江自然農園の旬の野菜便を手に入れた。
10品目の野菜セットで2500円。
すべて無農薬、無肥料で栽培されている。

箱を開けるとワクワクする。
今日は何つくろう。何食べよう。

◎ナスとしいたけとオクラのさっぱり煮

大江さんとこのナスは皮が硬い。何でかって、肥料も使わずゆっくり育つから。身もしっかりしてる。火を通してもクタクタにならない。
深く切り目を入れて油で揚げてから、醤油、酢、砂糖、酒、生姜ひとかけを煮立たせたところに投入。一緒にオクラ、小いた園さんの肉厚しいたけも。しいたけから出汁が出てきてナスにもオクラにも味が沁みてく。ちょいと冷やしたりすると料亭か?って…思ったり思わなかったり。盛り付けのときにトマトも一緒に入れると、またまたさっぱり。

◎甘長炒め

大きめのししとうのような甘長。大江さんちのは「伏見甘長唐辛子」という品種で京都の伝統野菜。固定種らしい。
甘長は油に合うと思う。
中華鍋に胡麻油を注ぎ潰したニンニクをごろんと2つ投入。香りがたったところに刻んだ甘長投入。強火で炒めてるので時折パチパチっとくるけど、ビビることなく炒める。
皮がぷくっとしてきたころに塩、こしょう。
火を止めて、ほっとして、おしまい。
やっぱ何度やってもビビってる自分。褒めてやる。

◎きゅうりの胡麻和え

きゅうりをすりこ木か何かでバンバン叩き割る。そこに塩を振って胡麻油をかけただけ。
塩は精製されたものでなく、ミネラルとか入ってる雑味ある塩が良い。油は圧搾製法で搾られたものが良し。
調理法がカンタンで美味いのは、調味料が助けてくれる。
信じてる。
いつもありがとう。

◎豚コマ肉の塩麹炒め

甘長炒めた後か、肉炒めた後か、いつも悩むけど、同じ中華鍋に油を入れて塩麹で下味をつけといた肉を炒めるだけ。
塩麹は自家製。麹は冬場に知り合いの農家で作った米麹。
麹はいつも冷凍庫に入ってる。夏場に麹を摂るといいらしい。なにやったかな、食欲がないときの栄誉補給に、とか?
夏場でも食欲あるから有り難い。

◎フレッシュトマト

こちらも大江さんとこの「アロイトマト」桃太郎から選抜された幻とも言える固定種のトマトらしい。
食感は桃太郎。甘さはフルーツトマト。美味い。

◎卵チャーハン

卵が1個だけ残ってて、ご飯が少なかったので、チャーハンに。塩もなにも入れてない、卵だけ。

◎毎日味噌汁

夕飯作りの一番始めにとりかかる、味噌汁づくり。
具材はオクラ、トマト、。
鍋に水、昆布を5ミリくらいに切って弱火でしばらく。
トマトを串切りにして、しばらく。トマトから出汁が出たくらいに刻んだオクラを入れて、ちょいと中火。煮立ったころに火を弱めて味噌投入。玉置麹店の2年もの合わせ味噌。
はい、火を止めて〜おしまい。

美味いって感じる食は世界にいくらでもあるけど、
毎日の食卓には、もっと身近にあるもので幸せを感じたい。

手間をかけられない日は、
食器だけはお気に入りのもので。

うんうん、毎日。
ご馳走さま。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?