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SixTONESのライブに初めて行った。

松村北斗さん、入所13周年おめでとうございます。(2022.2.15)

沼に落ち始めてから約1年経ったこのタイミングで、初めてSixTONESのライブに行けた。しかも推しの松村北斗さんの地元、静岡での公演。本当は全公演、落選しており「まぁ、私にはまだ早かったのかも」なんて自分を納得させていたが、数日前に奇跡的に制作開放席に当選したので、万全の対策のもと静岡へと足を運んだ。


●初めて生でSixTONESをみる

行きの車内で夫から「ようやくテレビで見てた憧れのアイドルに会えるんだね、緊張してる?」と質問された。わたしは「うーん…どうだろう?」と曖昧な答えを返してしまった。
テレビというよりはYoutubeでSixTONESを見てることのほうが多いのもあるが、どこか"雲の上の憧れのアイドル"っぽさをあまり感じないのはSixTONESは絶妙なリアリティーさがあるからなのか。正直に言うと、緊張感はあまりなかった。

実際にライブ会場の席についてみると、席の近さやライブ前独特の会場の緊張感などもあり、多少なりとも緊張はしてきた。でもそれが「本当にあのSixTONESに会えるんだ!」みたいな感覚なのかは私にはよくわからなかった。


●ライブが始まった

序盤のスピード感が好きだったし、衣装やSixTONESの熱気も好きなものだった。声は出せないものの、一体感を感じるライブがとても楽しかった。6人共思っていたより大きいと感じたが、腰の細さや顔の小ささは確かに"アイドル"だった。6人の歌声はまるでCD音源のようにピッチを外すことなく上手で、でもライブならではの煽りのある歌い方でもあり、とにかく最初から最後までずっと「当たり前に歌が上手い」ことに感動した。
6人のダンスは想像していたより激しかったし、ステージ上の動きも俊敏だった。でも何よりも、6人がお客さん一人ひとりを"見ている"こと、6人が誰よりもライブを楽しんでいることが分かった。それを肌で感じることができたのが一番嬉しかった。

自担である松村北斗の第一印象は「きれいなお姉さん」だった。映像とか写真でいつも(中性的な顔立ちじゃないのに)中性的な色気を持つ人だなぁと思っていたが、実際に見ても顔の美しさに見惚れてしまった。
せっかくの近さなのだから匂いやメイクや見える限りで色々な部位を見ておこうと思っていたのに、いざ目の前にすると、彼の持つアイドルとしてのオーラに圧倒されてしまった。大好きなStrawberry Breakfastにて、彼の一番の見せ場といっても過言ではない「Let's try making love」のパートが偶然にも目の前で歌われ、(冗談や比喩なんかじゃなく)リアルに足が震えた。「松村北斗というアイドル」の存在感に痺れた。
ライブ中もぬかりなく決めポーズや繊細な色っぽい仕草など何度も見受けられた。ゆごほくデュエットの真っ赤な嘘では彼が表現する「ネガ」を見て、「やっぱり松村北斗のお芝居が好きだ、表現者としての彼が大好きだ」と再認識した。


●私的なこと

この1年わりとプライベートが怒涛だった。悪いことだけをピックアップすると、持病が発覚し2回入院したり、上司が運転する車に同乗していた際うしろから車に突っ込まれて救急車で運ばれる羽目になったり、そのせいで転職したばかりだったのにしばらく通院の日々を送ったり、その数か月後に自分が運転していた際に後ろから車に突っ込まれたり(短期間でこちらが一切悪くない交通事故に2回も合う不運さ…)、祖父が亡くなったり、心身ともに疲弊していて、本当につらくてこの世界には期待なんてできない、と思う日々だった。
でもそんな辛い日々もSixTONESの音楽は変わらず寄り添ってくれた。

冒頭の話に戻るが、この1年ずっと寄り添ってくれていた感覚があったからこそ、あまり「雲の上」「憧れ」という言葉が彼らと結びつかなかったのかもしれない。たしかにSixTONESはとんでもなくかっこよかったし、キラキラと輝いていたが、それでも日常生活にて寄り添ってくれてるSixTONESであることには変わりなかった。音楽を真摯に届けてくれることには変わりなかった。

君が負けそうな時には
Don't worry, We'll be right here, Hey

ーEverlastingの歌詞より抜粋

何度ここのフレーズに救われたことか。


●ライブを終えて

ライブが終わったあとは謎に燃え尽きて、興奮と幸福感に包まれながらも、既に薄れ始めてる記憶が物悲しく、そのなかでも鮮明に覚えてることがまるで強い刺激物を目の中にいれたような感覚で残っていた。
そして、ふとハマり始めてからの写真フォルダを見返したくなった。
最初に買ったSixTONESのCDが僕僕だったこと、その直後にはアルバム全形態を購入していたこと、Youtubeを見始めて好きなシーンをスクショしまくっていたこと、雑誌を着々と購入していったこと、Twitterを作ったこと、色々なことを思い出していった。
僅か1年ではあったが、わたしにとってはあまりにも濃密で、最近のわたしを構成するものとして不可欠なものとなっていた。写真フォルダはほとんどSixTONES関連になっていた。いつの間にかわたしの生活の一部になっていたのだ。

CITY(アルバム)はわりと日常に馴染む曲が多くて、SixTONESの音楽が生活の一部になるのが心地よかった。でもライブが本業なSixTONES。そんな彼らのライブに実際に行って、本領発揮した彼らを目の当たりにして、「彼らが作る音楽がこんなにも楽しい、心躍るものなんだ」と体感できた。SixTONESの音楽はいつだって活力をくれるんだと身を持って感じた。


●さいごに

初めてライブに行ったこの昂った気持ちは大切に宝箱にしまっておきたいと思って、ブログとして書き綴った。
2022年2月12日は永遠にこのブログのなかに閉じ込めておきます。

ありがとうSixTONES。


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