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マッチングアプリの適齢期

先日、【結婚適齢期にマッチングアプリを始めるのは遅すぎる】という記事を出しました。



ここに書いてあることを読んでもらえればわかる通り、「すぐにでも結婚したい!」と考える年齢になってゼロからマッチングアプリを始めるというのはイバラの道なわけですが、

じゃあマッチングアプリを始めるのにベストな年齢ってあるんかい??

と気になりますよね。


私は前述の記事で「マッチングアプリで危険をかいくぐるための見る目を養うには長い年月がかかる」ことを説いています。

ならば、マッチングアプリは早くに始めるほど有利なのかと言うと、実は早すぎも危険なのです。


まず、マッチングアプリにおける「最も早いデビュー」とは何歳なのか。

答えは「18歳」です。

マッチングアプリというのは、規約上18歳未満は利用できないようになっていて、身分証などで年齢確認をし、承認が下りてからメッセージのやりとりができるようになります。

※18歳未満の小中高生が交流し出会いまくるメッセージアプリやコミュニティサイト等も存在しますが、それらは正規の「マッチングアプリ」ではなく、基本的に直接会うことや連絡先交換は建前上禁止されているものがほとんどです。
このような場所は、インターネットでの人付き合いの右も左もわからないようなキッズや、キッズの経験の浅さに漬け込み利用しようとするカスのような大人で溢れかえっているため、私はこういうアプリやサイトのことを「無法地帯系」と呼んでいます。



一応、マッチングアプリは最速ならば18歳からデビューが可能なわけですが、私の個人的見解では、10代でのマッチングアプリ利用はあまりお勧めしません。

ちなみに筆者自身は、15歳から無法地帯系アプリに手を染め、高校卒業と共にマッチングアプリを始めたゴリゴリ10代からのネット出会い厨デビュー組です。故に、10代から20代にかけての出会える層の変化に見識があります。

※ネット出会い厨……マッチングアプリや出会い系サイトを駆使し、ネットで知り合った人と逢瀬を重ねまくる人を指す、私による造語。



まず10代の女性について、先に言っておくと、
男性からの広い意味での需要自体は普通にめっちゃくちゃあります。
というかマッチングアプリは基本的に女性が絶対的優位なので、女でさえあれば引く手数多です。
その前提に加えて、とりわけ若い10代の女性ともなれば、いいねにもマッチにも困ることはありません。

・いいね
……アプリにより名称は「いいかも」や「LIKE」の場合も。相手のプロフィールを見て、良いと思ったらこのアクションをする。

・マッチ
……双方が「いいね」をし合っている状態。基本的に、このマッチ状態になるとメッセージでのやりとりができるようになる。


このように需要自体はもちろんあるのですが、もしマッチングアプリを10代で始める貴方が「真剣な恋愛へ辿り着くことを目指している」のならば、私はこの年齢からのマッチングアプリ利用はあまり有益であるとは思いません。


なぜか。

年齢に下限があれど上限がないマッチングアプリにおいて、ほとんどのユーザー層は10代女性より遥か年上になります
「いや30代や40代の男なんて別に興味もないし絡まないわ」と考える10代女性がほとんどだと思いますが、それより若い20代の男性であっても半分くらいは社会に出て働いている層です。
社会人として真っ当に働く20代半ば過ぎの男で、つい数ヶ月前まで高校生だったような女性のプロフィールに食いつくやつは十中八九まともではありません。

もちろん理論上はお互いに大人ですから、本人達の意思で真剣交際ができる関係ではありますが、それでも大抵の人の感覚では、

「社会で数年働いてきた人間」と、「義務教育の延長のような高校生活を終えたばかりの人間」は話が合うわけがありません。

この社会に出始めてからの数年間というのは、人生において幼少期の次に新たな発見や出会いに恵まれて感性が磨かれる時期ではないかと思います。
その期間を隔てている10代後半と20代半ばには、実際の年数以上に価値観の差が生じています。



では、そんな話も価値観も合わない女性相手に声を掛けてくる男性は、何が目的でしょうか?


言うまでもなく、若い肉体です。


これ以外の何もありません。18歳になってすぐマッチングアプリを始める女性なんぞ、

肉体が若い上に、精神的にも青いが故に簡単に丸め込むことが出来る最高の遊び相手に他なりません。

それでもOK、遊びもwelcome!という人はこういった誘いに乗ってみてもまぁ良いとは思いますが、それでも経験値的に格差のある出会いは何かと危険が伴いますので、私はあまり勧めません。


10代女性がマッチングアプリで真剣な出会いを見つけるのは中々至難の業ですが、それでもなるべく勝算を立てるのであれば、自身と同じくマッチングアプリ始めたての10代か、せめて20〜21歳くらいの学生を狙うと良いでしょう。
これは比較的対等かつ純粋な出会いと捉えても差し支えないケースが割とあります。

※この若さの男性の中には、マッチングアプリでの遊び方を覚え始めてクソほど調子に乗っている輩も多いので、見極めは厳しめに行いましょう。



さらに、マッチングアプリはリアルでの出会いと異なり、相手の収入面やら学歴やらのスペックがあけすけに見えていることの多いツールなので、ついついそこに惹かれてしまう人もいるでしょう。

しかし残念ながら、心惹かれるようなハイスペックを持つ社会人男性が、真剣交際を目的に10代女性に近づくことは0.0001%くらいしかありません。

ある程度社会的地位もあるきちんとした成人男性が、「今付き合っている彼女なんだ」とついこの間まで学生服を着ていたような女性を人に紹介できるでしょうか?
少し賢い大人であれば、人に明かさずに楽しむ趣味の人員と、人に紹介するためのオフィシャルな人員は分けるべきだと知っています。
このような大人にとって10代の相手がどちらに振り分けられるかは明白でしょう。

もし10代女性がスペックの良い安定した交際相手を見つけたい場合には、できればマッチングアプリ以外のリアルで出会いを探しに行くか、同世代のこれから先に大成しそうな将来有望株を狙ってみましょう。

※リアルの出会いが100%安全ということはありません。しかしインターネットはその数倍の怖さがあると思っていいです。





ちなみに最も理想的なのは、

自分自身が22歳くらいになるのを待つことです。


この時期は若さと社会的経験値が絶妙なバランスとなる、マッチングアプリデビューに最適なタイミングかと思います。

とにかくネットでの出会いの世界には、未熟すぎるうちに飛び込まないことが大切です。

皆さま、よいマッチングライフを!

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