「親の顔より見たダイマサンダー」「もっと親のサンダー見ろ」(某poke大会 感想・記録)
こないだ優勝した10パートナーズ制大会の記録です。
予選4ブロック×4人 参加者合計16人
ベストパートナー(BP): 水ウーラオス
ヒポポタス、カバルドン、ハピナス、ドレディア
ファイアロー、サザンドラ、ギルガルド、サンダー、ミミッキュ
選定理由
この中で一番先に決めたのはファイアロー&水ウーラオス。
INC(公式のダブルバトル大会)で、ファイアローがおいかぜ使ってアギルダーのいのちがけを通しやすくしたり、相手のゼルネアスにジオコンを積まれても即最速ザシアンに交代することで、ゼルネアスを抜いて突破できたりして便利だった。
INC後のシングルバトルでも、「役割論理仕様のザシアンにSがあれば最強じゃね?」という考えで、先発ファイアローでおいかぜ→とんぼで交代かブレバで退場、という動きが強かった。
⇒ファイアローでおいかぜまいてウーラオスのおうじゃのしるし水流連打で怯みゲーできる!!!!
ということで採用。
実際はウーラオスがメタられすぎて予選で出オチしかしなかったため決勝では一度も選出せずオブジェになった。
しかし、相手目線ではウーラオス対策を置かざるを得なかったらしくその点では十分役割を果たしたと言える。
次にヒポポタス&カバルドン。
知り合いのポケモンガチ勢に、「私ユニーク証ロコンたくさん捕まえたので良かったら一匹要りませんか? そちらは適当な孵化あまりとかでいいですよ」と言ったら、なぜか色証ヒポポタスが来た。
カバルドンの色違いは♀の方が価値があるため、♂は微妙らしい。
せっかくなのでヒポポタスをパートナーズにin。ヒポカバ揃えると並びが美しい。
カバルドンはHAせんせいの爪アタッカーで運用。アタッカーカバは色証ヒポの人が使っていたのを自分流にアレンジした。
カバは耐久攻撃ともに高種族値であり、Sは爪で補えばいいという考え。
カバルドンの技スペに足りないステロ、じわれ等をHB特化きせきヒポポタスに入れた。ヒポカバ並べれば相手目線どっちが起点作成役か分からないんじゃないかという狙いもあった。
カバの爪の発動率がヤバコイル&相手が補助型と思い込んでちょうはつを撃ち1ターン得するシーンが多く、最も活躍した。
ドレディア
催眠したかった
ハピナス
てんのめぐみで凍らせたかった
サザンドラ&ギルガルド
サザンドラは推しポケ。
通常のアタッカー型ではなく、天候始動型。
ファイアロー&ウーラオスが通せない場合のにほんばれ発動→脱出パックりゅうせいぐんでドレディアにつなぐ裏プラン。
まあこれも全然実現できなかった。ドレディアを選出出来るPTが全くなかったので…
ギルガルドをそっと添えてサザンガルド偽装。何気に唯一の鋼枠でもある。
サンダー
ウーラオスもドレディアも相手のサンダーに勝てないじゃないかと気づきサンダーの対策をサンダーですることにした。
↑パートナーズ選定段階でサンダー使用経験0なのにトチ狂ってるんか?
ミミッキュ
最後の最後まで迷った枠。
当初ゲンガーを入れて、タスキ道連れやこご風で色々妨害できるかなーと考えていたが、フェアリーが一匹もいないのと、ゲンガーなら自由枠で連れてこれるがなという理由でミミッキュにした。
予選感想
初戦…ウーラオス最初の出オチ。相手のPTにボーマンダとエースバーンがいたが、タスキで一発耐えて削り、裏のポケモンでまくればいいと思ってた。
初手ウーラオス-ボーマンダ対面、ボーマンダは人読みで特殊型とふんでいたが、ハチマキダブルウイングでタスキごと貫通され何も出来ずにウーラオス退場。
自由枠のアーゴヨンがかなりマンダを削るも、マンダ・エースバーン・マンムーでサンダーを追いつめられて負け。
二戦目…ウーラオス再び出オチ。相手のパートナーズにウーラオスよりS種族値が勝るポケモンが殆どおらず、HAにしても上を取れると思っていたら初手ダイマエースシルヴァディにぶちぶちにされた。
ダイマしたカバルドンが爪発動込みで三タテ。
以降ウーラオスは選出しないと決めた。
三戦目…自由枠レジエレキミラー。
初手カバルドン-バンギラス対面で、交代も想定してアイアンヘッド撃ったら相手のバンギは起点づくり型で居座っていた。
爪が発動したが怯まなかった。バンギの攻撃を一回受けてから倒した。
しかしこの爪で相手の思考がかき乱されたらしく、次に出てきたゴリランダーはドラムアタックを持っていたにも関わらずグラスラを撃ってきた。微妙に耐えて削り、裏のポケモンに託した。
こちらの裏はサンダーとミミッキュだったが、レジエレキを削り切れずに負け。
感想戦で、「なんでドラムアタックあったのにグラスラ? ドラムアタックならカバルドン落とせたのに」と聞くと、「爪発動して怯まされたり状態異常ひいたりしたらどうするんですかぁぁ!」と言われた。
この試合で大きな課題が2つ露呈した。
①ダイマを相手が切らなければ切りたくないという悪癖
こちらのサンダーがゴリランダーを倒したあと、サンダー-レジエレキ対面になった。
最後に残ったレジエレキがダイマするのは考えれば分かることなのに、ダイマ見てからこちらもダイマしようとして、結果レジエレキにダメージを与えることなくサンダーが落ちた。
②削れたポケモンを安直に捨てる悪癖
カバルドンがバンギの攻撃で削れたからといって、ゴリランダーが出てきても交代せずにそのまま居座ってしまった。自由枠レジエレキなのにカバルドンを残さないのは悪手。サンダーがいるのだからゴリランダーがはたきを持っていたとしても交代するのが安定行動だった。
決勝トーナメント感想
初戦…過去の大会で負けた相手とのリベンジマッチ。人読みを徹底的にし、イメトレを行った。
相手のパートナーズは全試合通して一番隙がなかった。
自由枠はエースバーン以外に刺さるASカプ・ブルルを選択しスカーフを持たせた。
見せあい時にマンムーが居たら絶対に初手に出してタネマシンガンをすると決めていた。相手のBPミロカロスもGF下のウッドハンマーで倒せる。
マンムーやミロカロスを倒してもその後積みエースのカイリューが来るだろうが、即カバルドンバックし砂でマルスケをつぶしてからダイアイスで倒す。
最後の一匹は迷ったが、直感でヒポポタスにした。
ミロカロス相手にはじわれ連打で耐久を許さず、物理耐久だけみればカバルドンより高いので、悪ウーラオス、エースバーン、カイリューと強力な物理アタッカー揃いで来られた時にカバルドンが過労死するのも防げる。
イメトレ通りの動きが出来て勝ち。
二戦目…運命力の申し子対決。
相手のパートナーズにはカントー三鳥、BPヨワシと攻撃的なメンツ+ナットレイ、トリトドンといった防御主体のメンツ。
自由枠は最速サンダー抜き調整のA特化珠チラチーノ。
私は初手ダイマされるのが苦手なうえダイマしたヨワシをタネマシンガンで削り切れるか分からなかったため、ヨワシを愛用している実況者の方に稽古試合をお願いしてダメ感確認。ダメージ計算ツールがあっても、ヨワシ使いが実際にどんな調整してるか分からんし。
そしてナットレイ対策。私のパートナーズに対してナットレイは必ず来る。チラチーノが居たらなおさら。型はHBでやどりぎ持ちしかありえないと断定。
チラチーノにうたうを仕込んだ。外れたとしても、ナットレイはまず交代先に撃つやどりぎを選択するはずなので、やどりぎ分しかダメージを喰らわない。
うたうで催眠するチャンスは二回ある。眠らせた後安全にサンダーに交代し焼くプランを立てた。
お相手の自由枠はウーラオスとカバルドンを対策したブルンゲル+ナットレイ&ミミッキュという選出だった。
初手チラチーノ-ミミッキュで、タネマシンガンを撃つがやはりナットレイに交代された。プランどおりうたうを選択しhit。
サンダーへ交代する際、向こうもミミッキュに交代。サンダー-ミミッキュ対面でミミッキュがつるぎのまいを使ったため、ここがダイマの切りどころと判断。
お互いのダイマックスが終わった後、相手がミミッキュを温存。出てきたブルンゲルが場にいる間にサンダーの体力を回復。
後はカバルドンをクッションにしつつチラチーノとサンダーでスイープした。
ダイマを相手が切らなければ切りたくないという悪癖を克服。
決勝…一番自由枠考察に時間を使った。
相手はペンドラー、インテレオンをパートナーズに入れており一見Gサンダーへつなぐバトンパに見える。
が、予選詳細を見るとバトンとは限らない、と思えた。
また、自由枠でカプ・コケコやカミツルギを選んだ形跡があり、こちらのパートナーズにぶっささっているため対策する必要があった。
地味にヌメルゴンとGヒヒダルマとキュワワーとボルトロスも面倒だった。
自由枠はHBアシレーヌを選択。
最初は、サンダーでペンドラーのダイアースを透かしながらバトン後に交代、エースとして出てくるであろうGサンダーにアシレーヌをぶつけて、うたう+のどスプレー→C1↑後にドレインキッスでちゅるちゅるする戦術をとることにしていた。
インテレオンの攻撃も元々のH/Dの高さでほぼ受けられる。
しかし、試運転でのどスプレーは技が命中しないと発動しないという仕様に気づく。これまでなきごえやほろびのうたとのコンボしか見ていなかったため、正確な仕様を知らなかったのである…
というわけでほろびのうたとうたうの二段構えにした。バトンや耐久にはほろび、それ以外で不利展開になりそうになったらうたうをキメる。
このアシレーヌを以て某奇術師と対戦したがその際、ランドのじしんを二耐えできないことを知る。
つまり、HBにしても物理ダイマ技は多分二耐えしない。
耐久を過信しないよう、のどスプレーからアッキの実に持ち物変更。HBアッキ/なみのり/ドレインキッス/ほろびのうた/うたうで決定。
うたかたのアリアでなくなみのりにしたのは、身代わりを貫通したくないのと、単純にグラフィックが好きだから。
(この型が決まるまで、じこあんじヤドランやこだわりハチマキマリルリ…と自由枠がだいぶ迷走した)
サンダーの型も悩んだ。
ウーラオスがいるためドサイドンは来ないと思うが万が一来たらアシレーヌが押し負ける可能性がある。
サンダーをあまごいウェザボ型にした。見せあい時にキュワワーが居てかつドサイドン不在の場合のみ、充電はねやすめ型にすることにした。
稽古試合を三人に頼んだ。
一人目はインテレオンとカミツルギ使い。カミツルギ入りにはギルガルドが必要と確信。
次にヌメルゴンとGヒヒダルマ使い。ミミッキュとアシレーヌが並んでいる場合ヌメルゴンは来ないと知る。
最後にバトンパ使いとバトン対策の復習レッスン。
稽古試合を経て決勝戦。
お相手自由枠はエンテイ。カミツルギ不在なのでギルガルドはベンチin。
キュワワー不在でドサイドンがいたためサンダーは予定通りの型。
ボルト対策にカバルドン確定。くさむすび持ちは切った。
ヌメルゴンはいたが稽古試合の通りミミッキュとアシレーヌを揃えているため無視。
カバルドン、アシレーヌ、サンダーを選出。
初手カバルドン-Gサンダー対面。経験則で初手からくるGサンダーはダイマエースでじゃくてんほけん持ちと判断した。※感想戦で持ち物聞いたら当たってた
即アシレーヌにバック。カバに撃ちたかったのか、アシレーヌにちょうはつが入った。
次ターン相手ダイマ。アッキ発動するもダイジェットで7割削れる。決してドレインキッスをうたないようになみのり。
ここでアシレーヌを捨てようかとも思ったが、削れたポケモンを安直に捨てるのはよくないと思い返した。自由枠エンテイなのだし。
サンダーに交代してダイジェットを受けた後ダイウォール、相手のダイマが終わったところでダイジェット。なみのり分もあったので突破。(アッキが発動しアシレーヌをナックルで落とせなくなったので、GサンダーのAが上がらなかったのはでかい)
その後エンテイを半分削ってサンダー退場。
アシレーヌにアイアンヘッドが入るも、HBなのが幸いし生存、激流込みのなみのりでエンテイを倒した。
最後はカバルドン-ボルトロス。
爪いわなだれで怯ませて1ターン得した。ボルトは物理型でくさむすびなしだった。そのままカバルドンが撃ち合って勝利。
総括
大会はメタゲームだが、普段のランクバトルにも通ずる気付きを得た。
予選ブロックではオポネントで二位通過という微妙な立ち位置だったけれど、決勝トーナメントでは悪癖二つを克服できた。
※予選、負け試合濃厚であってもなるべくオポネントで有利になるようにはしていたのでうまいこと二位通過出来た
PT練度を高めること、稽古試合で穴を見つけたり相手の思考・動きを予習したりすること…の重要性もよく分かった。
サンダーなど、相性補完だけ考えてパートナーズに使い慣れてない子を入れまくると練習に時間を取られる。逆に使いこなせるようになったのは良かった点。
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