ハンドメイド販売で使っちゃダメ!な言葉
ハンドメイド作家として活動している方、もしくはこれから活動しようと思っている方でNCNRという言葉はご存じでしょうか?
知ってる!って方も実際この言葉使ってる!って方もいると思います
ですが、私はこの言葉が好きではありません
まずNCNRとは?
『ノークレームノーリターン』という言葉の略です
クレームや返品はしないでねという意味で、主にフリマアプリやオークションなどで中古品や訳アリ品を出品する際に使う言葉ですね
おそらく本来は
『中古品だから使用感や傷があるのを考慮してね』
『そういった内容で文句言わないでね』
という意味合いだと思うのですが
ハンドメイド作家さんでもこのNCNRを使う人が結構いらっしゃいます
作家さん側の意図としては
『ハンドメイドだから既製品とは違うよ』
『大量生産じゃないから個体差があるよ』
『イメージと違うからって文句はなしね』
などの意味を含めてノークレームノーリターンという言葉で済ませていると思うのですが
買う側、お客さんからすると
『壊れていても責任取りません』
『否定的な意見は一切受け付けない』
『支払い後の事は知りません』
自分は悪くない、責任は一切取らない、お問い合わせめんどい、購入後のフォローはしない、などのマイナスのイメージで捉える人もいます
事実私も
(なんか威圧的だな、めんどくさい性格かもな、心配だな)
と勘ぐってしまうので基本この言葉使っている人からは買いたくありません
商品説明を丁寧にされててもこの一言で台無しになります
なので同じ内容でも
『NCNRでお願いします』ではなく
『お客さん都合での返品はお受けできない場合もあります』
など丁寧な言い方であれば少なくともめんどくさそう、性格気難しそうなどの印象を与えることはないですね
いろいろトラブルを経験してきた作家さんほど
このように予防線を張ってしまうのかもしれませんが
販売している以上は接客やお問い合わせ対応も大切な要素です
せっかくいい作品を作っているのにNCNRの言葉で購入に踏み切れないお客さんもいることをお忘れなく
作るだけでなくハンドメイド作家は接客業です
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