ハンドボールにおける「広げる」

こんにちは。

今月のマガジンのテーマは「いろいろなスポーツで使う言葉」ということで
柔道における間合い、ラグビーにおけるスペースの話がありました。

ハンドボールでも、間合い、スペースは頻繁に出てくる言葉です。

DF/OFとの間合いや縦のスペース、横のスペース、裏のスペースと
いったように。

そして、今回は、ハンドボールの基本とも言われる
「DFを広げる」ということについて書いていこうと思います。

指導者がOF時によく口にするのが「しっかりとDFを広げて」という言葉です。

これはどういうことかと言うと、
「シュートを決めたいのならよりゴールに近づけばいい」と考える人も
いるかと思います。

たしかにそうです。真ん中に近づけば、ゴールも近いし、ゴールも広く見えます。

しかし、みんなが真ん中に近づけば近づく程、DFも分厚くなります。

なので、中に中に近づいていくと、ゴールが近くなるような気がしますが、
実際には守られてしまいます。

そこで、左バックと右バックはサイドライン際まで広がり、
DFを広げる動きをします。

点を取るためにあえてゴールから離れた位置を取ります。
サイドライン際まで広がれば、DFが真ん中に密集しにくくなり、
広がった間を攻めることができます。

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