【剣盾S14シングル最終651位】逃すなラプゴチルフーン!〜手ぶらのモグラちゃんを添えて〜
はじめまして。はなぞのと申します。
人生初のレート1900を超え、最終3桁を達成した記念に構築記事を書こうと思います。
【結果】
TN ノン
最終651位 / 最終レート1911
【構築経緯】
いつも受けループを使ってるのですが、頭を使う事に疲れ、気合を入れている分負けた時のショックが大きく、何も考えずに勝率が良くなる構築はないかと考えたところ「ゴチルゼルでハメたらええやん。」という考えに至り、このポケモンからスタートしました。
次にゴチルゼルでハメるには「相手の行動を制限させる」「耐久をあげる必要がある」の二つの要素が必要だと考え、どちらも叶える事ができる「スカーフすりかえ置き土産搭載のエルフーン」が適任だと感じ採用。
さらにエルフーンの2回の行動を保証する為、「初手から耐久をあげる必要がある」のでオーロラベールを貼れる「初手ダイマ光の粘土ラプラス」を採用。
他3体は選出誘導の為、入れているだけです。
全試合ラプラス、エルフーン、ゴチルゼルの3匹選出でした。
【コンセプト】
・ゴチルゼルでハメて勝つ
・ゴチルゼルでTODで勝つ
・殴らなくても勝てるルートも考えて立回る
【個体紹介】
ラプラス@光の粘土
特性:シェルアーマー
性格:控えめ
実数値:205-×-132(252)-146(220)-115-85(36)
技構成:泡沫のアリア、かみなり、フリーズドライ、滅びの歌
役割は初手ダイマで「オーロラベールを貼る事」が必須である一方、「ある程度の火力で相手に負荷をかける事」も必要と感じ特攻に努力値を振りました。素早さについてはゴチルゼルと同速にしており、残りは物理耐久に振り切ってます。
技について、ラプラスの基本技3つに加えて「居座られると嫌なポケモンを引かせる為」に「滅びの歌」を採用してます。
相手が居座りそうなら、「滅びの歌→ゴチルキャッチ→まもる→ラプラス引き」で殴らずとも1匹突破する動きなんかも可能です。
ダイウォールが打てる点もgood。
エルフーン@こだわりスカーフ
特性:いたずらごころ
性格:ずぶとい
実数値:167(252)-×-121(36)-97-123(220)-136
技構成:ムーンフォース、すりかえ、置き土産、こらえる
役割である「相手にスカーフを押し付ける事」と「置き土産で相手の能力を下げる(こちらの耐久を上げる)事」の2つをこなす必要がある為、壁下で「エースバーンの火球やサンダーのダイジェットを耐える(命の玉はすり替えするので考慮しなくて良い)」様に防御と特防に満遍なく努力値をふってます。
技構成は役割必須の「すり替え」、相手の能力ダウンと自主退場できる「置き土産」、すり替えた後に相手のダイマターンを枯らす「こらえる」、暇な時に打つ「ムーンフォース」を採用してます。ムーンフォースは全然撃たなかったので他の補助技でもいいかもしれません。
スカーフが読まれないので相手が最後の1匹の時(ラプラスが2体突破した時等)に「すり替え→相手は剣舞→降参」なんて事も何回かありました(主にミミッキュに対して皮をわざと残して立回ると相手はチャンスと思い剣舞連打してくる。)。
これぞ殴らずに勝つ方法。
ゴチルゼル@たべのこし
特性:かげふみ
性格:おだやか
実数値:177(252)-×-145(236)-115-146(20)-85
技構成:アシストパワー、身代わり、コスモパワー、まもる
どんなポケモンに対しても耐久を積み上げる必要がある為、防御と特防は満遍なく努力値を振ってます。後投げされないのに謎のダウンロード対策…
技構成は耐久上げの「コスパ」、殴る為の「アシパ」、宿木や毒毒回避、急所被弾を減らす為の「身代わり」、残飯での体力管理で「まもる」を採用。
当初は眠る型にしようと考えましたが、隙が生まれるのを嫌ったのと、残飯のエフェクトによるTOD勝利を狙いたかった為「残飯+守る型」にしました。
「壁+スカーフすり替え+置き土産」が決まればどのポケモンでも起点にでき、相手の技PPが枯れるまで居座る事ができます。
やる事は一つ、「キャッチしてハメる!」
ミミッキュ@ゴツゴツメット
特性:ばけのかわ
性格:いじっぱり
実数値:162(252)-156(252)-100-×-126(4)-116
技構成:じゃれつく、かげうち、のろい、トリックルーム
見せポケ①
前期までに成績を残した「ラプミミノラゴン」の調整を参考にしてます。
相手はこの強力なラプミミノラゴンを意識せざるを得ず、選出圧力になってたと思います。
また一番手にラプラスを出す事によって戦闘中もラプミミノラゴンを意識した立ち回りをされる事がよくありました。
一度も選出してないオバケちゃんです。
ウオノラゴン@いのちのたま
特性:がんじょうあご
性格:ゆうかん
実数値:197(252)-156(252)-168(4)-×-145-85
技構成:エラがみ、げきりん、かみくだく、みがわり
見せポケ②
前期までに成績を残した「ラプミミノラゴン」の調整を参考にしてます。
上記のミミッキュと並べてドヒドイデやナットレイを選出させる役割を担ってくれました。
もちろん一度も選出しておりません。
ドリュウズ@手ぶら
特性:かたやぶり
性格:ようき
実数値:186(4)-187(252)-80-×-85-154(252)
技構成:じしん、アイアンヘッド、こうそくスピン、つるぎのまい
見せポケ③
手ぶらで参加してきた陽気なモグラちゃんです。
ですがその役割はとても重要で、エルフーンの4倍弱点である毒タイプのポケモンを選出させない役割を担ってくれました。
もちろん一度も選出しておりません。
【立ち回り】
基本の動きは、
ラプラスで壁張り→エルフーンでスカーフすりかえ→置き土産→ゴチルキャッチ
で相手をはめて3タテor降参を貰ってました。
ただ、それだけではもちろん勝ち続ける事はできないので、壁を貼った後に早めにゴチルキャッチして数的有利か体力有利からのTODを狙ったり、
たまに滅びの歌やスカーフすり替えを絡めて相手の動きを縛って殴らずの勝利もありました。
【キツいポケモン】
・悪タイプのポケモン
いたずらごころもアシストパワーも通らないのでまず対面では勝てません。悪タイプ以外のポケモンをキャッチする事だけを考えて立ち回りTOD勝利を狙ってました。
・ゴーストタイプのポケモン
こちらはかげふみが通らないので、悪タイプの動きと同様に、ゴーストタイプ以外のポケモンをキャッチする事だけを考えて立ち回ってました。アシパは通るので数的不利をとっても積み切ってしまえばドラパルトやミミッキュとも打ち合えます。
その他にも「トンボルチェンで逃げられる」「挑発もち」なんかも重たかったですが全て「それ以外をキャッチしてはめる!」を常に考えてました。構築経緯では頭を使わない様にと言ってたのにめちゃくちゃ頭使いました。。。
【あと語り】
剣盾からランクバトルを始め念願の3桁達成がまさかこんな害悪な構築で達成できるなんて思ってませんでした。
対戦した方は本当に不愉快だったと思います。。。申し訳ございませんでした。
来シーズンからは真っ当な構築で勝ち続ければなと思います。
もし使ってみたい方がいましたらどうぞ。
一応ラプミミノラゴンでも戦える構築です。
相手に嫌われない事を願ってます。。。
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