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【架空】空想高校野球 第n⁺3回選抜準決勝

この記事はフィクションです。※登場する団体、人物、名称などは架空であり、実在のものとは一切関係ありません。


▽準決勝
仙台中央(宮城)
00001 0010=2
10000 005x=6
大阪萌鳴(大阪)
(仙)早坂、菅原-遠藤
(大)紀之定、杉本、松田-福島
[本]泉野(大)

1-1の8回表、仙台中央は三連打で満塁とすると大阪萌鳴の2番手・杉本から犠飛で1点を勝ち越し。しかし1点止まり。8回裏、大阪萌鳴も安打、犠打野選、四球で満塁とし、杉本への代打・ばいが一二塁間を破って逆転、さらに続く泉野がレフトスタンドに本塁打を叩きこみ、選抜初出場での決勝進出を決めた。
ここまで接戦や序盤はリードされる展開の試合もあったが、しぶとい打線は日本海学園の笠巻や仙台中央の早坂などの好投手を試合終盤に攻略した。

西風大長崎(長崎)
42000 0101=8
00100 0100=2
芳城(埼玉)
(西)嵩下、岩永-中村
(芳)栗原、浅子、遊馬-岡安

芳城はエースの栗原が先発したがまさかの乱調。内野ゴロ失策で先頭打者を出すと、犠打野選、死球で満塁となると、暴投で自滅の先制点を与える。さらに不運な当たりの安打もあっていきなり4失点。2回も牽制悪送球などらしくないミスで失点。序盤の6失点が大きく響き、当たっていた打線も西風大長崎投手陣の前に5安打2得点にとどまり、選抜2連覇の夢が潰えた。
西風大長崎は初戦で神奈川国際、準々決勝で森ノ宮学園と今大会の優勝候補と見られた両校をどちらも破り、昨春の覇者もここで破った。その立役者はエース左腕の嵩下だけした。フォーク、スクリューボールを武器に要所を三振で切り抜ける投球術を見せて勝ち上がった。西風大長崎は初の決勝進出。

▽決勝
大阪萌鳴(大阪)-西風大長崎(長崎)

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