76| 石山 水中の地 地中の天
私たちの本質は、意識であり、エネルギー。
エネルギーは、意識によって自在に、ただそうあるように動く。
いま、動き、流れることのできるひろがりを得て、いままで堰き止められてきた分も、懸命に流れ出そうと‥。
だから、詰まりも、ひっかかりも、顕在化されて、ときに、何層も、何層も、押し寄せてくるように、感じることも…。
流れている水(意識・エネルギー)には、過去も未来もなく、瞬間、瞬間、次の瞬間へと、瞬時に、その形態も様態をも変える。
だから、もしできるなら、どの瞬間にも、やさしい肯定を。自分を切り刻み、痛めつけている瞬間にも、どこかで、あたたかな肯定を。
それはただ、いま、そうで、そうだっただけだから。
その瞬間を、まるごと歩むから、次に。
その瞬間、あるからこそ、次の瞬間へと。
すべては、流れ、流れているから大丈夫。
流れているいまこの瞬間が、可能性をひらく場所。
信じて、一歩、前へ。
水中の地、地中の天。
全ての存在の内にあった世界が、いま、境なく重なり、重なりあう。
自分の中心。
自分を信じ続けることを、簡単に手放したり、しないこと。
自分に愛を贈ること。愛を、贈り続けること。
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