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21|点 -ten-
さやか
澄みきって清く、明るく心地よい
秋の季感を表すことば。
〈お茶会のご案内(開催概要)〉
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さやか
トップ画像で、点-ten-になっているのは、秋明菊(しゅうめいぎく)です。
・・・へ!?笑
いや。ただ遠目に撮影してみたら、点ぽくなっとった!というだけですが!
先日、骨董市でみつけた籠に、ドウダンツツジと水引草と共に秋明菊を。
わたしの場合、よく言えばダイナミックに、わるく言えば四方八方へ、勢いよく飛び出すかごとく・・・。よきもわるきも、十中八九、個性的な出立ちになります。
お茶に限らずですが、ときどき、裸ん坊の自分が、すみずみまでつまびらかに明らかにされているような、人間的正気(!)がゆらりと現れ、あえて開示・共有することへの気恥ずかしさと対峙し、かたまることがあります…。
お茶のことで言えば、わたしは、ことお花について、わりかしそれが強くあるように思います。
点(肚・中心)をわずかでも外れれば、“恥ずかしげもなく…。”という正体不明の、有象無象の声のもやに覆われかねず。
そんなときには、スッと肚の一点に戻ります。
下手な手にかかろうが、上手な手にかかろうが、お花はただ点としてそこに在り、出会うひと、存在たちになんらかの波紋を届けてくれるわけですから。
わたしもまた同様です。
そのことへの深い信頼があるなら、ただその草花、木枝、そして背景をみつめ、互いに触れあうだけなのかもしれません。
【動画(2分)】
『Extra×Edition(番外編)』という名のclass(場)。
もともとは、お抹茶がはじめての方にも、ただその一服の味わいや、体験に出会っていただければなぁ…との想いでスタートしましたが、参加いただく方々のさまざまな声をきかせていただく、貴重な場にもなっています。
▶︎ONE SCEAN@CHASHITSU (ある日の茶室)#10 点-ten-
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