モノを売るだけってダルいときない?
熊本で桃、すもも、デコポン、きんかんを育てる果物農家のハナウタカジツです。
出来た果物を右から左に動かしてるだけだとしたら、農家の醍醐味のダシをこぼしてしまくっている。
モノを売るだけってダルいときない?
果物は収穫した瞬間は食べ物ではないと思っています。それは食材です。
飲食店で調理されたり、自宅で皮をむいたりした時にはじめて食べ物になります。同じ食材でも作る人、食べる人が違えばそれはさまざま。手にしたその後を余白として食べる人に預けています。
その余白を埋めた部分を共有できるのがSNS。
*一方通行だったモノの流通が、直接やりとりすることが簡単になって、更にSNSでは食べた人同士もつながれる。
*機能としてのモノの消費から物語としてのコトの消費、それが今は食べた人すらもSNSで物語の語り手の一人となる物語への参加の時代になってきました。
インスタグラムで#ハナウタカジツと検索すれば、鼻唄が聞こえてきます。
今、ハナウタカジツの果物を使って作っている「熊本クラフトコーラ」もコーラの素、余白を預けた先が楽しみでならない。
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