生きることを選択した今の私


自分の足に障害が残ったことで多くのことに気づかされた

私の当たり前がたった一日で大きく変わった。
飛び降りた日から変わったこと。
それは、寝返りを一人の力では打てなくなった。
眠る時に寝返りとは、とても重要な役割をしているのだと、できない状態になって初めて分かった。
こんな状態にならなければ、気にすることもなかったかもしれない。
2ヶ月間完全に寝たきり状態だった。

人間は失わないと気づかないとよく言うが、本当にその通りだった。
歩くこと、座ること、走ること、トイレに行くこと、お風呂に入ること。
全部、意識したことなかった。できて当たり前のことだったから。

それも幻想で、当たり前のことなんてこの世にはないのではないか?
当たり前の基準を決めているのは我々人間自身。
ならば如何様にも人間に都合の良い「当たり前」を生み出し定着させていく事は容易だろう。

つまりは、現世をおもろくするのも自分次第ということになる。
私の考える「おもろいワクワクする世界」それは、世界中が家族になること。
私は幼い頃、お向かいのおばちゃんによく遊んでもらっていたらしい。
血の繋がりとか、本当にどうでもいい。
大切なのはお互いを認め合って尊敬できる部分を見つけること。

みんな一つの生物だったんだから。

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