好きなマンガ①
こんにちは。
皆さんは、マンガ好きですか?
僕は、小さい頃から、ずっと大好きです。
父が読書家で家にたくさん本があったのですが、
出張の帰りやなんかに時々買ってきて、読み終わったらくれたのがきっかけで、好きになりました。
一番はじめに読んだのは白土三平のカムイ伝!
そしてゴルゴ13…
さすがに幼すぎてよく理解はできなかったものの、マンガに親しむきっかけになり、良く読んでいるので、
誕生日とか何かのご褒美に、時々買ってもらえるようになりました。
1980年代はじめでしたので、ドラえもんとか、ゲゲゲの鬼太郎とか、DR.スランプとかですね。
まぁ夢中になってヒマさえあれば読んでました。
小学生のうちはジャンプ全盛期でしたので、毎週楽しみにして読んでいました。
さらにマガジン、サンデー、チャンピオン、キングなど少年誌を読み漁るようになり、中学に上がる頃には子供部屋がマンガで埋まるくらいの勢いになっていました。
近くの古本屋さんにたまたま行ったときに、
手塚治虫のブラックジャックに出会いました。
なんか怖そうだけどミステリアスな表紙に惹かれて、とりあえず一冊買って帰りました。
衝撃的でした。
めちゃめちゃ面白かった。
基本的に一話完結のわかりやすいストーリーなんですが、一編の短い映画を観たような余韻を感じるマンガは初めてでした。
笑いあり、涙あり、死生観や倫理観、人生とは何か、仕事とは何か、生命とは何か。
それまで生きている、生きていけるのが当たり前だとなんとなく思っていた自分がいましたが、戦争や紛争、事故やトラブルなどでもしかしたら自分もいつ死ぬかわからないのではないか、と気づかせてくれたのが、ブラックジャックでした。
また、取れるところからはめっちゃ取るけど、
どうしても払えない人には10円にまけてあげたり、風船で代わりにしてくれたり、優しさ溢れるブラックジャックの生きざまに憧れました。
今、振り返って、自分はどうか?
死を意識して生を生ききっているか?
他人に優しさを与えているか?
自分の損得で動いていないか?
困っている人を助けられているか?
偏見や差別的な判断をしていないか?
時々、自分のバイブルとしてブラックジャックを読み返します。
名前は知っているけど、まだ読んだことがないという方は、ぜひ一度読んでみてください。
古いマンガですが、古びていないマンガです。
追伸 当時手塚治虫は、少年マンガ家としては終わったとされ、連載が打ち切られたり単行本が売れなかったり虫プロが倒産したりと、非常に辛かった時期で、その苦悩の中で産み落とした作品です。
そんな背景も汲んで読むと、また違った感想もあるかもしれません。おすすめです。
⇒to be continued