〜福岡クロスカントリー日本選手権のこれまで(目標)と今年の結果について〜

こんにちは!福岡大学長距離ブロック2年の花谷そらです。今回は福岡クロスカントリー日本選手権のこれまでと今年の大会を走ってみての感想について書こうと思います。宜しければ最後まで読んで頂けると嬉しく思います。

まず,昨年についてです。私は高校2年生の頃からこの福岡クロスカントリーにU20の部で出場させて頂いており,2年生の頃は26′43″で199位,3年生の頃は25′42″で94位,そして昨年大学1年生の時にシニア10kmの部に出場し32′02″で84位と苦い思い出ばかりがあります。その中で2022年は良いスタートを切るためにこれまでの結果とは打って変わって得意とするレースにしたいと思っています。
今,スタートする1週間前にこのnoteを書いていますが目標を書いておきます。『30′ 20″』を自分の中の設定タイムとしています。実は,2年生の今現在よりも大学1年生の時に出した5000mのタイムの方が速く,昨年は持ちタイムからして30′50″ぐらいはいくだろうと勝手に予想していましたがそんなにクロスカントリーは甘くないことを痛感させられました。スタートのピストルと同時に選手が中距離のスタートじゃないか?ってくらいのスピードで駆け出していき1周目,2周目と周を追うごとにどんどん引き離されていき,終い(しまい)には優勝された同級生の選手とは約3分の差がついていました。クロスカントリーはトラックのタイムでは語ることのできない脚力,精神的強さが必須だなと感じました。私自身,キツくなったら諦めてしまったり力が前ではなく上に伝わってしまう傾向があるのでそこが改善されれば少しでもタイムを縮小できるのではないか,成長できる部分は明確で、あとはやるだけと身を染みて感じました。その為には,これまでは他の選手の力を借りながら走っていたのを単独で走れるようになることや距離を伸ばし更にはペースを上げることなどで大分変わると考え取り組んできました。とは言いつつ,いきなり強度を上げるのは難しく,徐々にではないと故障の原因となったり三日坊主のように長続きしないと思い最初は設定ペースを数秒上げたり, jogはゆっくり長くから始めようと小さなところからスタートしました。これらを1年かけてやってきたので今年のクロスカントリーでは昨年越えをすることは絶対条件で更には他の強い大学,実業団選手に先着したいと思っています。

そして,迎えた今日。朝は少し冷えていたけど昼になるにつれて太陽も出てきて最高の走り日和でした。アップをしているとニューイヤー駅伝や箱根駅伝等々に出場して好成績を残されている選手方を目の当たりにし、オーラを感じながら楽しく走っていました。アップのペースはみんな速いのかなって思ってたら人それぞれで,意外とゆっくりの選手が多いように思えました。スタート場所(招集所)ではしっかりマスクなど感染対策をしながら各選手が息を整えながらスタートの号砲を待っており,緊迫した雰囲気というよりは,笑顔で過ごしている方が多かったです。スタート5分前からスタート位置についてくださいとのコールがあり,私は2列目に並びました。よし!スタートと思い,1分前,30秒前,そして10秒前で構えていましたが,機械の不具合により1分遅れることになりました。そして,もう一度集中して位置についてよーいドン!とピストルがなった瞬間,全速力で位置取りが始まって前の方へ行っていましたが,段々と後ろからくる選手に抜かれていきました。レース中は4周目まで楽しく,去年より余裕をもって走れていました。最初の入りが3分ジャストで5km通過が15′08で,結果的に30′50″と前半と後半の差がありました。とは言っても昨年の自分のタイムと比べても強くはなってるかなと感じることができたレースで,何よりも走っている最中に楽しめたのがこれまでの自分と大きく変わっていた所でした。結果は41位でした。

初めに立てていた目標(30′20″)から30秒程足りなかった点の課題は普段のペース走でも後半ピッチが落ちて上に跳んでしまう傾向があるのでイーブンで押し切るように何度もそのペースに慣れて体に染み込ませることかなと1つ思いました。

来年はもっと成長した姿を見せます!
読んで頂いた方,ありがとうございました!
また,応援の程,よろしくお願いします


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