スピリチュアル歴について

最近ふと、自分に関係のあったスピリチュアル系の物事をいろいろ思い出した。

まず雑誌『My birthday』は入り口だったのだが、当時は中学生で全員プレゼントとかも切手の支払で300円とか安価で良心的だったと思う。行ったことはないが実店舗で『魔女っ子ハウス』だったか?そんな占い系とか御守りとかあったと記憶しているが、これも比較的良心価格で一番高くても4000円くらいだった記憶がある。中学生では買えない金額でしたね。

その『My birthday』編集長の後日談をネットで見ることができて、なかなか大変だったのだなということがわかった。当時、地方から「これから出版社に行く。東京に行く」というような自己肯定感が高いわがままな女の子が度々現れたとか。中には「自殺する」とかもあったらしく、編集長が自宅で説得した話には随分とご苦労があったことがわかった。

『My birthday』を卒業させられたことは、悲しかった。

次は『オーラの泉』だ。職場で話題になって。みんな女性は観ていたように思う。派遣でしたが、なんというか当時の友だちがすごくいいひとがいて、スピリチュアルにハマってしまって、その方は今思うと、完全にマスコミの戦略にハマってしまっていたと思います。

「HANAちゃん、私、オーラが見える人を知っていて、オーラの色を教えてもらえるよ。金額は2000円なんだけど、時間は20分掛かるけど、

自分のオーラの色わかるの、楽しみじゃない?」

と、いうお誘いがあり、その友だちもおそらくは誰かから誘われてオーラの色鑑定的なことをしたのだと思います。ほんとうにいいひとなんですよ。私も20分2000円ならいいかな?とか思ってしまったんですね。

ここでびっくらぽんなことが発生します。
そのオーラが見えるやつが「20分では見えないから、延長します」と言い出して、結果的に

4000円、支払いさせられました。。。それでオーラの色は

わかりません。しいていうならば、グレーということにしておきましょう、だと。。。

。。。なめられた。。。のだと思います。20分で2000円なら、その通りに仕事をするべきで、「わかりません」ならば、お金を支払わせるべきではなく、20分で終了させるのが誠実な仕事でしょう。この時の倍額支払は痛かったです。ちなみにこの鑑定の場所は、そのなんだかよくわからない人の自宅のマンションで、シングルマザーのようでした。『10分1000円か。普通は60分1000円だけど、子育てしながら10分1000円か』と思いました。その子は中学生の女の子で、母親がこの仕事をしていることを理解しているようでした。

おそらくは税務署が調査できないような仕事だと思います。丸儲けでしょう。。。

自宅でぼったくり。。。

そのあともスピリチュアルブームは続き、これも友だち経由の話だったと思うのですが「手相を500円で見てもらえるところがあるよ」というのがあり、行ったのですが、そこはほんとうに500円で10分くらい見てもらえました。なぜか本をプレゼントしてくれるのですね。その人の今の状態に合った本をあげる!という感じでした。普通に書店で販売している本だったのですが、全然500円で買えないやつで、ただ出版社が

ちょっと考えちゃうところで、読みませんでした。。。知るぞ人ぞ知る、あの方でした。。。たまにCMとか流しているところですね。。。

それで現在はYouTubeです。前のnoteに『スポークスマンに見える。。。』というのがあるという話を書きましたが、記憶が『見るな』と判断したのか、その人のYouTubeを見た時だけで眠れないんですよ。ほんとうに不思議で。他の方だとそんなことないんですが、その配信を見ると絶対に眠れないんです。数回確かめたのですが、やっぱりスポークスマンに見える人のYouTubeを見た時は絶対に眠れなくなりました。ほんとうに不思議としか言いようがないんです。ある種こういう拒否反応が出ると、私はばかなんですが、人体はすごいなと。

そこで、古本でそのスポークスマンの書籍を購入して読んでみたのですが、全体的には良い内容だったのですが、1箇所だけ「なんだよ、これ。。。」というのがあって。ちょっとオウム真理教の「修行するぞ!」を彷彿させるようなことが書いてあって、私は不自然だと判断しましたが、なにしろ1箇所だけだったので

普通に記憶を持っていない人には、脳内に入っていったと思います。まじめな人は道具を購入して、その行為をしているかもしれません。現実として健康には良いはずですが、量が多過ぎで大丈夫か?という感じです。

人生は落とし穴だらけで、いかにかわすかというのが一生の課題だと思います。

なんというか、会わなければいいというのが最低限のことかもしれません。できれば、個人情報も渡さない。渡してしまったとしても、反応しない。という感じがあります。経験値で書いているわけなんですが、

しあわせになりたい
    ↓
救われたい
    ↓
スピリチュアルが救いになる←わかる
    ↓
会うだけでお布施←わかる。金額による
    ↓
再び会いたくなる←ここからが問題
    ↓
会うことが生き甲斐になってしまう←!!!
    ↓
勧誘することがミッションになる←マズい。。。

それで、スピリチュアルが救いになる。から、勧誘することがミッションになる。をリピートすると、

時間とお金は返ってこない。になるんですよね。。。笑えない話です。

はっきり言いますと、まだ個人や団体で活動するのもグレーでしたが

神社を舞台に活動してしまうのは、どうかと思っています。まだ写真は許可を得ているならばいいと思いますが、動画とか?ツアー的なものとか?私はちょっと。。。と、思ってしまうのです。理由は

聖域だから!です。

神社にお金を支払うことは大事なことですが、

聖域を喰いものの舞台にしてどうする!

というのが、個人的な意見です。
私の考えなので、人の考えとは違います。
ただ、私は人に対しても、土地に対しても、誠実な態度で接して生きていきたいと思っています。

ただ、はじまりはうつくしい思想だったのだと考えています。漫画の風の谷のナウシカで宮崎駿氏が描いていたように『ある日、ひとりの男が「人を救いたい」と村に入っていった。その男は人々を支配していった』というようなコマを描いていたのですが、そんな感じなんだと思います。

あなたを救えるのは、あなただけだよ。
いちばん最初に理解することは、救いの手はないことに気づいて、自分の細胞や誕生や自分でわかっていなかった自分への感謝と、今までなんとか生きていることに感謝と、今まで嫌いだったとしても世話になったことへの感謝と、そんな感じで、理解できるようになってきたら、

世界が少しずつ変わってくると思うんだ。

明日、あなたはまた誕生する。

thank you!

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